探偵物語
- 探偵物語 (4)
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| ストーリーは面白く展開の先も読めないし、小西を含め面白いキャラクターも出てくる。でもやはり工藤俊作のキャラクター作りは松田優作に及ばなかった印象。 というかこの工藤俊作を脳内であの工藤俊作に変えた瞬間、途端に物語が得難い特徴を帯びるような気持ちすらする。 もちろん小説単体でも充分面白いのだが、この作品に関してはドラマに一歩も二歩も譲ってしまうのは仕方ないか。 しかしパパイラスの舟の復刊といい、今作と続編の刊行といい、創元社さんの粋な計らいは神がかってる。80周年復刊フェアで「激突」復刊したのに即品切れのまま放置してるハヤカワさん、聞いてますかあ? | ||||
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| なんか、古本が送られてきた。 | ||||
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| 1979年から1980年にかけて放送されたテレビドラマ『探偵物語』。俳優 松田優作の代表作の一つとも言われるこの作品に原案者がいた。ハードボイルドミステリーの評論家であり、翻訳家でもある小鷹信光氏だ。 ドラマ『探偵物語』は、好評だった『大都会』シリーズを日本テレビから他局に移す為に、松田優作と村川透監督を置き土産としたことから始まったとされている。複数の刑事達ではなく一匹狼を主人公とするに際し、企画段階で招聘された著者は、ハードボイルドとは、一人で生き抜く私立探偵とは、などについて膨大な文字数の企画原案を執筆した。ドラマの第12話「誘拐」に於ける「日本のハードボイルドの夜明けはいつ来るんでしょうかね、 小鷹信光さん」と言う松田優作のアドリブも有名だ。 さて、テレビドラマ放送開始と時期を同じくして徳間書店から刊行された本書は、著者の完全なオリジナルである。 特筆すべきはその文章の上手さだ。ハードボイルド小説としては最もポピュラーな、工藤探偵の第一人称の形式で綴られる物語。或る家出娘の捜索依頼を発端として、誘拐事件、暴力、カーチェイス、愛憎、殺人などの具材に疑惑を織り交ぜグイグイと読ませてくれる、非常に優れたエンターテインメント性の高い作品となっている。長年培ってきた文筆業としての技とミステリーに関する知識の面目躍如といったところだ。 因みに、本書に於ける工藤俊作はベスパに跨ることないし、黒丸のサングラスもソフトハットも身に着けてはいない。ましてや「工藤ちゃん」でもない。自分のルールに則り行動するハードボイルドの主人公。共通しているのは元サンフランシスコの警察官という裏設定くらいであり、ドラマとは全くの別物だ。ドラマのイメージで手にすると完全に裏切られてしまう様な、正統派のハードボイルドミステリーに仕上がっている。ではあるのだが、どうしても松田優作の顔が思い浮かんでしまうのは、仕方がないだろう。 徳間書店版は絶版となっていたため、20年近くの長い間幻の作品とされていた本書は、続編の出版を条件として1998年に幻冬社から加筆修正の上文庫化された。そのお陰で私もドラマ放送当時に一度立ち読みして以来の再読の機会を得たという訳だ。 なお、本書は小鷹氏の小説家としてのデビュー作である。如何に著者が「探偵物語」に力を注いでいたのかが分かるというものだ。 | ||||
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| 松田優作主演の伝説的テレビドラマの方が有名な作品。本書はその原作(原案)にあたる。私はテレビドラマを見たことがないので、それとは比較できない。本作品を読んで感じたのは、テレビドラマがどれほど伝説的であっても、本書は極めて優れたハードボイルド作品だということ。探偵の工藤のキャラクター設定は典型的なハードボイルドではあるが理想像である。そして、小説のテンポの良さからくるエンターテインメント性は癖になりそうだ。古い作品ではあるので、登場するガジェットーー公衆電話とか留守番電話のテープとかーーに古くささを感じてしまう。そこは時代の流れなので仕方がないが、むしろ感じ取るべきは、ハードボイルドという男の生きざまだろう。工藤探偵だけでなく、本作品に登場する男はみんなハードボイルドな生き方をしている。日本風にいえば武士道に通じるものがありそうだ。 作者の小鷹氏は残念ながら2015年に鬼籍に入られた。私がハードボイルドを読もうとしたきっかけもミステリマガジンで氏を知ったからなのであるが、評論や小説を読むにつれて、氏の偉大さを知ることになる。ハードボイルドに出会えて良かったと思う。 | ||||
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| 探偵物語好きにはうってつけです。 松田優作好きにもお勧めです。 | ||||
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