酔いどれ探偵



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    初公開日(参考)1963年01月
    分類

    長編小説

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    酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    2005年11月01日 酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    おれか?おれは何もかもうしなった私立探偵くずれの男だ。うしなうことのできるものは、もう命しか、残っていない―妻と親友の密通を知った私立探偵カート・キャノンは、二人を殴り殺そうとして探偵のライセンスを没収された。だが、絶望し、酒におぼれるキャノンの胸の奥底にはまだ、獲物を追って夜の街を駆ける猟犬の血が流れているのだ!“八七分署シリーズ”のエド・マクベインが別名義で描いた傑作連作短篇集。 (「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (5pt)

    堕ちたヒーローの素直になり切れない、割り切れない思いに心ひかれた

    忘れがたい過去を持ち身持ちを崩してすべてを忘れるべく酒に溺れる毎日だった主人公をそれでも、と頼けを求める人がいる。
    自分が失った「愛」これが彼の原動力でありそれ以外の巻き込まれがたは彼の本質(私がそう思ってるだけてるだけ)を表に出し切れていない
    一日で読みました、読み返しました、好きです
    酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)Amazon書評・レビュー:酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)より
    4150708517
    No.5:
    (5pt)

    落伍探偵物の先鞭をつけた連作集

    酔いどれの無免許探偵が色々な事件に巻き込まれる連作集。8篇収録。

    ハードボイルドの私立探偵に、裏ぶれたイメージが相応しいということで、酔っ払いや、無免許や、社会からの落伍者をキャラクターにして、活躍させる物が多いですが、このシリーズがその傾向の嚆矢だそうで、その先鞭だけあって、今読んでも古びていない、面白く読めました。タッカー・コウ(ドナルド・E・ウェストレイク)のミッチ・トビン・シリーズやローレンス・ブロックのマット・スカダー・シリーズにも少なからず影響を与えているかも。

    この手の作品が受ける理由ですが、現実の人生で嫌な目にあったり、はみ出したりしたいけど、そうすると苦労しそうなので、現実に我慢している人が、はみ出したり、落伍したりする夢を、フィクションのそういうキャラクターに自分の思いを仮託しているのではないかと思ったりもしますが、どうでしょうか(”およげたいやきくん”も歌詞で毎日同じで飽き飽きしているたいやきが店の主人と喧嘩して海に飛び込む、という部分が毎日同じ仕事をしているサラリーマンの心情を捉えて予想以上に売れたらしいので)。

    また、そのキャラクターだけではなく、推理小説としても結構が良く出来ているので、キャラクターだけで読ませるだけでなく、謎解き推理小説としも結構が良く出来ていて感心させられます。

    有名な話ですが、訳の都築さんの訳文が味わい深いという事で、シリーズが終わってからも続篇を期待する人が多かったので、版元で許可をとって、都築さんが独自にパスティーシュを続けて創作したそうで、そちらも今は「日本ハードボイルド全集6 都築道夫篇」で割と手にしやすくなっているので、興味のある方は是非。

    落伍探偵物の先鞭をつけた連作集。是非ご一読を。
    酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)Amazon書評・レビュー:酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)より
    4150708517
    No.4:
    (5pt)

    カートキャノン

    今読んでます。面白い!!
    酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)Amazon書評・レビュー:酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)より
    4150708517
    No.3:
    (4pt)

    心に傷を持つ元探偵が解決する事件

    男は、妻を親友に寝取られてしまいました。
    その行動がもとで、彼は私立探偵の資格を
    ことごとく失ってしまいました…

    もう資格もない男が解決する数々の事件。
    彼は確かにどーしようもない男。
    だけれども、事件には真剣に立ち向かいます。
    時に打ちひしがれることはあるけれども
    その事件は確実に解決させるのです。

    お察しの通り、この作品には
    彼の忌避すべき部分、かつて愛した妻が
    関わる作品が出てきます。
    決して彼にはプラスにはならない作品に
    仕上がっていますが
    これが妥当だとは思うんです。

    基本的に退廃的です。
    苦手な人は要注意。
    酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)Amazon書評・レビュー:酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)より
    4150708517
    No.2:
    (4pt)

    酔いどれのダーティー・ヒーロー

    「八七分署シリーズ」で有名なエド・マクベインがカート・キャノン名義で書いた通俗ハードボイルド作品。
     妻と親友の密通をきっかけに、酒におぼれた探偵、カート・キャノンが度胸と腕っ節で街のもめ事を解決する。

     この作品には、読者を驚愕させるプロットやトリックはない。かと言って、過激な暴力・性描写は少ない。
     さらに、今の目で見ると性・人種差別的と思わせる表現がある。

     しかし、訳者である筑紫氏のテンポ豊かな訳がすべての不満を打ち消すくらい作品のクオリティは実に高い。
     発表から50年近くたった今でも版を重ねられるのに納得できる。
     
     海外小説は訳が命!この作品は、その代表例であろう。
    酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)Amazon書評・レビュー:酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫 14-1)より
    4150708517



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