(短編集)

退職刑事

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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3,293回
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2
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16
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あらすじ

2002年08月31日 退職刑事 (1) (創元推理文庫)

かつては硬骨の刑事、今や恍惚の境に入りかけた父親に、現職刑事の息子が捜査中の事件を語ると、父親はたちまち真相を引き出す。国産《安楽椅子探偵小説》定番中の定番として揺るぎない地位を占める、名シリーズ第一集。収録作品 写真うつりのよい女/妻妾同居/狂い小町/ジャケット背広スーツ/昨日の敵/理想的犯人像/壜づめの密室(「BOOK」データベースより)

評判

退職刑事の評価:

6.50/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.50pt

退職刑事の総合評価:

8.08/10点 レビュー 12件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(8pt)

退職刑事の感想

安楽椅子探偵の究極の構成である対話形式のみの進行で語られる中で、惹き込まれる展開には個人的に大好物の部類に入る作品でした。本格好きにはこういう作品に好意を持つことが同様の作品の向上に繋がるのではないかと個人的には思います。
物語全体の面白さを追求するのも読書家としては当然であるかと思うのですが、ミステりーとしては謎とその解決に主眼を置くのが本質だと個人的には思うので、短編で中身の濃い本作は本来は9点を付けたいところですが、シリーズ物ということで次作以降により良作を期待する意味も含めて8点に抑えておきました。

本作を手にしたきっかけは西澤保彦さんの「パズラー」という短編集の中にある「贋作・退職刑事」だったのですが、良い意味で横の繋がりがより良い作品への周知に貢献してるということに読書家側から感謝します。

▼以下、ネタバレ感想

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mkaw11
HAAP6CBX
No.1
(5pt)

今一つでした

これでは第2巻以降を手に取ろうとは思いませんでした。

わたろう
0BCEGGR4

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10
(3pt)

もう十分かな

評論書『黄色い部屋はいかに改装されたか?』で、都筑道夫は「トリックよりロジックが大切だ」というようなことを言っている。そしてその実践例として、自らの『退職刑事』シリーズから「ジャケット背広スーツ」という作品を創った経緯を述べている。

それで興味をもち、本書を読んでみたわけだが…うーん、あまり面白くなかった。よく考えてみれば、わたしは『隅の老人』も『九マイルは遠すぎる』もあまり楽しめなかった記憶がある。トリックよりロジック、そしてロジックよりプロット、と考えるミステリファンなのだ。

都筑道夫はまた「名探偵は必要」という主張でも知られるが、本書ではあまりに登場人物がキャラ立ちしていなくて、魅力が感じられないことも残念だった。短編集だから仕方ないのか? でも名探偵が必要と言うなら、短編集であってもそれなりのキャラクターを創造してほしかった。

解説では、褒めているのか褒めていないのかよくわからない解説を法月綸太郎が書いている。要は手放しでは褒められないが、褒めるべきところがないでもない、ということだろう。シリーズは6冊まであるようだけれど、もういいかな、十分かなという気がしている。
退職刑事 (1) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 退職刑事 (1) (創元推理文庫)より
4488434029
No.9
(3pt)

もう十分かな

評論書『黄色い部屋はいかに改装されたか?』で、都筑道夫は「トリックよりロジックが大切だ」というようなことを言っている。そしてその実践例として、自らの『退職刑事』シリーズから「ジャケット背広スーツ」という作品を創った経緯を述べている。

それで興味をもち、本書を読んでみたわけだが…うーん、あまり面白くなかった。よく考えてみれば、わたしは『隅の老人』も『九マイルは遠すぎる』もあまり楽しめなかった記憶がある。トリックよりロジック、そしてロジックよりプロット、と考えるミステリファンなのだ。

都筑道夫はまた「名探偵は必要」という主張でも知られるが、本書ではあまりに登場人物がキャラ立ちしていなくて、魅力が感じられないことも残念だった。短編集だから仕方ないのか? でも名探偵が必要と言うなら、短編集であってもそれなりのキャラクターを創造してほしかった。

解説では、褒めているのか褒めていないのかよくわからない解説を法月綸太郎が書いている。要は手放しでは褒められないが、褒めるべきところがないでもない、ということだろう。シリーズは6冊まであるようだけれど、もういいかな、十分かなという気がしている。
退職刑事 (徳間文庫 103-1) Amazon書評・レビュー: 退職刑事 (徳間文庫 103-1)より
4195671132
No.8
(5pt)

都筑イズムが結実した傑作

作者が常に唱えていた、
・トリックよりもロジックを
・名探偵の復活を
等を念頭に書かれたものとしては、キリオン・スレイ・シリーズ(電子化してくれ~)と双璧をなす、出色の出来である。

子供の頃から何度となく繰り返し読んできて、いくつかはストーリーや結末を憶えてしまっている話もあって、ちょっと読む楽しみが減ってきたのが残念である。

それほど面白いシリーズだが、本当にそう思えるのは2巻目(もしくはせいぜい3巻目)くらいまでで、それ以降は惰性というか、ちょっとロジックにとらわれる余り、段々と面白味が無くなっていってしまう。多分作者としては当初はこんなに書き続けるつもりはなく、好評を受けて出版社に「書かされた」から(無理をしたの)であろう。こうなると作者も言うとおり、本来ウリであったはずの限られた設定(親子2人の会話で進行する)、ということも限界に拍車をかけることになっているのは皮肉なことですらある。

色々書いたが、2巻目までは間違いなく面白い小説(作品集)であることは保証できることを強調しておきたい。
退職刑事 (1) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 退職刑事 (1) (創元推理文庫)より
4488434029
No.7
(5pt)

都筑イズムが結実した傑作

作者が常に唱えていた、
・トリックよりもロジックを
・名探偵の復活を
等を念頭に書かれたものとしては、キリオン・スレイ・シリーズ(電子化してくれ~)と双璧をなす、出色の出来である。

子供の頃から何度となく繰り返し読んできて、いくつかはストーリーや結末を憶えてしまっている話もあって、ちょっと読む楽しみが減ってきたのが残念である。

それほど面白いシリーズだが、本当にそう思えるのは2巻目(もしくはせいぜい3巻目)くらいまでで、それ以降は惰性というか、ちょっとロジックにとらわれる余り、段々と面白味が無くなっていってしまう。多分作者としては当初はこんなに書き続けるつもりはなく、好評を受けて出版社に「書かされた」から(無理をしたの)であろう。こうなると作者も言うとおり、本来ウリであったはずの限られた設定(親子2人の会話で進行する)、ということも限界に拍車をかけることになっているのは皮肉なことですらある。

色々書いたが、2巻目までは間違いなく面白い小説(作品集)であることは保証できることを強調しておきたい。
退職刑事 (徳間文庫 103-1) Amazon書評・レビュー: 退職刑事 (徳間文庫 103-1)より
4195671132
No.6
(3pt)

退職刑事 (1)

かつては硬骨の刑事、今や恍惚の刑事になりかかった父親が、捜査一課の現職刑事である息子の家を頻々と訪れる。五人いる息子のうち、唯一同じ職業を選んだ末っ子から現場の匂いを感じ取りたいのだろう。その息子が目下捜査中の事件について話を始めると、父親はあれこれと突っ込みを入れ、あげく真相を引き出してしまうのだった……。記念すべき第1作「写真うつりのよい女」をはじめ、推理の過程が秀逸な「ジャケット背広スーツ」など、7編を収録。
退職刑事 (1) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 退職刑事 (1) (創元推理文庫)より
4488434029

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