鷹の惑い
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全体的に違和感なくストーリー展開されています。 ただ没入感にはやや乏しく、淡々と物語が進行しているように感じます。 | ||||
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梱包も商品も良い状態でした。 | ||||
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堂場瞬一氏<日本の警察シリーズ>の5番目となる本作だが時代の積み重ねがストーリーに重みを与えているとは思えない不思議な作品。(〇〇の刑事で3作/S20,S27,S45。鷹の▽▽で2作/H1,H12) 今作で描かれるのは、2000年12月から2001年の2月まで。この設定は、60-70年代の学生運動/極左テロから、30~40年経過後。という意味合い。例によって、2000年頃に起きた事件やスポーツイベントの結果、ケータイやネットの普及、鉄道の磁気カード決済の利用など、堂場氏なりの頑張りで、いろいろな時代色アイテムが散りばめられているが、相変わらずリアリティがない。当時の匂いや風をさっぱり感じないのが残念。堂場氏にとっての2001年は作家としてのデビューイヤー。初の警察小説となる『雪虫』(鳴沢了29歳!)もこの年の12月刊であり、このあたりから職業作家として時代を眺めてきているはずなのに、解像度の低さは相も変わらず。読者に今回は頑張ったのかな。と思われてはプロとして負け。(松本清張氏だと、どの時代でもどの街でも、自在に書いちゃうんだけどなぁ~。比較対象悪すぎますか?そうですか。) 肝心のストーリー。冒頭の身柄護送中の容疑者の自死と元代議士秘書の殺害事件が、捜査の進展によって結びついていく。そしてその背景には、大きな大きな・・・・・・・・がありました。というお話。 小説家は神であって、すべてのストーリーはマッチポンプです。と言われれば、それまで。 このプロットで370ページまで引っ張る堂場氏の力技は、見事といえば見事。敬服します。 今作は、お話の展開が遅く、グダグダ感を感じるか、濃密な話と受け取るかは読者次第だが、前述の通り、頑張っている感はあるから、堂場ファンにとっては、充分すぎる合格作なのかもしれない。 PS。最終盤の取り調べで追及される被疑者犯行時のロングドライブ。使用車両のナンバーまで解ってるのに、どうしてNシステムを参照しなかったのだろう?2001年といったら、”N”は、バリバリに稼働中。本作で何度も言及されるオウム事件でも大活躍だったんだけど。 | ||||
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極左のメンバーの自殺と一見関係もなさそうな殺人事件が、警察内部のイノベーションに反対する勢力の仕業だった。警察内部の犯行を摘発するのに通常ではあり得ない捜査一課と公安の刑事が協力するというのがなんとなく清々しい気持ちになる。 | ||||
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