(短編集)
灰色の階段 ラストラインØ
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本作は岩倉刑事の初出動から後期の仕事ぶりを軸に全6話で構成されている。 各作品の出来は、それぞれでほどほど。短編の名手とは言い難い堂場氏だが想定内の出来ではあるということで「やや満足」。☆は3個。今回、これに☆を1個追加したのは、本書には、著者あとがきとして「岩倉剛の作り方」が収録されているから。これが興味深い。 ここでは、小説の登場人物を「どこまで本人(著者)に寄せるか」問題が提起されている。 この問題への著者の回答は、「できるだけ自分とかけ離れた設定にしている」というもの。 あれ、そうなの?というのが私の感想。もちろん堂場氏ご本人のひととなりなどは、全く知らんから、その対比などできる訳はないのだが、堂場作品の登場人物は、老若、男女に関わらず、いつも昭和のオッサン(堂場氏本人?)で、それが堂場作品の安全安心なマンネリエンターテイメントとして読者にひろく受容されている。というのが私の見解。まあ、読者にとっては、お話が楽しければそれで良いので、これらは、どうでもいい話なのかもしれないが、少なくとも堂場作品の登場人物は、みな似てるように思える。 さて、あとがきには、岩倉剛というパーソナリティをどのように考え設定したのかについても詳細があり、それらもまた興味深い。なるほどと思えるものもあれば、この設定は全く生かされてない。いや、興ざめでは?と思えるものもあるが、その判断は読者それぞれのお楽しみ。一読終えたところで、昔に読んだ旧作も含め、もう一度読み直すモチベーションにつながる読者もいるだろう。 PS.堂場本を☆4個にするのはたぶん5年ぶりくらい。これが最後の好評価にならないといいけど(笑)。 | ||||
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刊行順からしてそうなのかもしれないがシリーズ最初に読むべきものではないかな。振り返って読んだら味わい深いでしょう。シリーズ最初に読んだらちょっと苦笑 ただアナザーなど他のシリーズの登場人物もさらりと登場しているのでこの作家への取っ掛かりとしてはいいかも。短編集で通勤の合間に読むなら良し | ||||
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先に発刊されたラストラインを読んでからこの作品を読んで岩倉刑事の謎がいくつか解消され、そうだったのかと思えて気分が晴々とした。また、部下を指導することの難しさを痛感させられ、どの社会においても人の育成の重要さを感じることができる。 | ||||
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まあ、読んだ読んだ,堂場瞬一さん物。 今,仕事先の本好きさんに出会って鳴沢了から週一で会うので、いまは高城のシリーズ3冊ずつお貸ししてます。まだまだ有るのですが、購入されないのでごめんなさい。 ところが、今はKindle版なので,お貸しできなくなりそうです。殆どの但し,刑事物は、読みました。後何読もうか?の時にガンさん、嬉しかった。凄くあ〜成程そうだったのかと,納得した所も有りました。そうそう,堂場瞬一さんの作品には、知ってる人出てくれるので、嬉しい。是非、鳴沢了をよろしく。 | ||||
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