沃野の刑事



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    初公開日(参考)2022年06月
    分類

    長編小説

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    沃野の刑事 (講談社文庫)

    2022年06月15日 沃野の刑事 (講談社文庫)

    富む日本、惑う警察。 この国は、守る価値があるのか――。 1970年。大阪万博を控え、高度経済成長で沸き立つ日本。捜査一課と公安一課を対立させたある事件以降、袂を分かった刑事の高峰と公安の海老沢は、それぞれ理事官に出世し、国と市民を守ってきた。だが、かつてふたりの親友だった週刊誌編集長の息子の自殺をきっかけに、再び互いの線が交わっていく。単なる自殺と思われたが、独自に調べを進めるうち、日本全土を揺るがすスキャンダルの存在が、徐々に明るみに出る。尊重すべきは国家なのか、それとも名もなき個人なのか。「警察の正義」を巡り、苦悩してきた高峰と海老沢の答えは――。 戦後警察の光と闇を炙り出す一大叙事詩、待望の第三幕!(「BOOK」データベースより)




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    沃野の刑事の総合評価:6.00/10点レビュー 5件。Dランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.5:
    (4pt)

    懐かしさを感じました

    昭和の刑事の物語。
    昭和生まれの自分にとっては懐かしく思う部分がありました。
    そして、2人目の死者が出る部分まで一気に読みました。

    しかし、そこからは、なんだか理屈っぽくて、よくわからなくなりました。かつ、どうなってもいいような感じもしました。

    ちょっと、読後感は良くなかったです。
    沃野の刑事 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:沃野の刑事 (講談社文庫)より
    4065278163
    No.4:
    (5pt)

    刑事もの大好き

    面白そうなので、ゆっくりと読みます
    沃野の刑事 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:沃野の刑事 (講談社文庫)より
    4065278163
    No.3:
    (4pt)

    自殺から汚職の捜査が進むが、人それぞれの正義が交錯する

    昔の友人の息子が自殺した。その原因を探る二人の警察官は捜査一課と公安という立場が違う。本来の業務でない自殺の原因を探るうちに防衛関連の汚職が浮き上がる。関係者は元警察キャリアで今は代議士。なんとか証拠をつかみ立件しようとするが、関係者が自殺して逃げられそうになる。正義を貫きとうそうとする警察官は検察に証拠を渡して捜査を託す。いつの時代も政治家を罰する難しさを感じるが、スカッとする爽快感を得たいものである。
    沃野の刑事 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:沃野の刑事 (講談社文庫)より
    4065278163
    No.2:
    (1pt)

    どこまで墜ちるか堂場瞬一。

    近年、ゴミ小説を連発する堂場瞬一の最新作。

    時代考証の甘さ、デタラメさはすでに指摘されているが、そもそも今作は、小説としての体をなしていない。

    主要登場人物の人物造形が、まったくダメ。読む中で、誰が誰なのか、わからなくなる。というか、駄作が明らかなので、どうでもよくなる。

    戦後の混乱、安保、学生運動、疑獄、ハイジャックと大舞台を並べているが、堂場の紡ぐストーリーは、あまりに脆弱でチープ。

    これだけの材料を並び立てておいて、ここまで酷い子供の寝言にもならないようなお話を作れるのは、現代文壇において堂場瞬一、この人以外あるまい。

    全く、読むに値しない。

    出版自体が資源の無駄。☆は0個が正当な評価。
    沃野の刑事 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:沃野の刑事 (講談社文庫)より
    4065278163
    No.1:
    (1pt)

    金返せと言いたいw

    この著者は基本的に好きで、警察モノは殆ど全て読んでいるのだが、最近多作が過ぎてか濫作気味のようで、この作品も調査不足によるミスと根本的な認識不足が目につく。
    軽いところだと、例えば出だしとも言うべき8頁に「国家公務員1種の試験を突破し」という記載があるが、所謂キャリア試験の正式名称は、1960年から1984年までは「上級職甲種試験」であり、「1種」に制度変更されたのは1985年だから、この小説の舞台である1970年に「国家公務員1種」という試験は存在しない。つーか、堂場先生は1963年生なのだから、制度変更直後に大学を卒業した筈だけど・・・まぁ、キャリア試験受けようなんて全く考えてもみなかったレベルの学生だったんだろうな。この位はご愛敬だが、出だしでこんなミスやらかされると興を殺がれるのは間違いない。
    調査不足というか常識レベルの知識が欠けていることが伺えるのが、アメリカの航空機メーカーが自衛隊に納入している主力戦闘機の名称を「R4」としているところ。
    戦後の米軍(従って自衛隊)の航空機の正式名称には、A(Attack 攻撃機)、B(Bomber  爆撃機)、C(Transport 輸送機)等、基本的にその航空機に課せられた任務種別毎に定められた基本任務記号が付されている。
    戦闘機の基本任務記号はF(Fighter)で、従って航空自衛隊の主力戦闘機の正式名称が「R4」ということは有り得ない。因みに「R」は偵察機(Reconnaissance)に用いられる基本任務記号であり、R4という機種が存在するとすれば、それは偵察機であって戦闘機ではない。
    この程度は軍事知識の中でも基本中の基本で、このミスのお粗末さは「国家1種」の比ではない。
    一番酷いのが、主人公クラスの幹部警察官に、70年安保の際、圧倒的な装備を備えた機動隊側が実力でデモ隊を抑え込む方針を採用したことを批判させている点で、これはもう当時のことを何も知らないとしか言いようがないレベル。
    そもそも動隊の装備が充実し始めたのは、1967年の羽田事件以降のことで、同年10月8日の第一次羽田事件では、学生側の重軽傷者が僅か17人であったのに対し、警察官840人、一般人5人が重軽傷を負っている(逮捕者は58人)。
    これは投石に対し有効な防御手段である大盾が装備されていなかったためで、警察側の重軽傷者のうち700人以上が投石による負傷であった。なお羽田事件から1971年末までの間に、警察は新左翼による暴動鎮圧のため、殉職者6名、負傷者約1万9000名という膨大な犠牲を払っている。
    当時の佐藤栄作首相は、羽田事件の直後警視庁の機動隊を巡閲したが、多数の負傷した警察官の痛々しい姿を見て、「君たちはこんな目に遭っていたのか」と呟いたそうで、そこから機動隊の装備に多額の予算が計上され、漸く今では見慣れた大楯等が装備されるようになった。
    1970年当時の幹部警察官であれば、暴動鎮圧にあたった警察官、つまり自分たちの仲間が新左翼の暴動を鎮圧するためどれほどの犠牲を払わされていたかは十分過ぎる程認識しており、従って70年安保の際の機動隊の対応を批判すること等(生ぬる過ぎる、というなら別だが)有り得ない。
    他にもベテラン刑事が公園で被疑者を問い詰めた挙句逃げられ目の前で飛び降り自殺されるとか(そもそも刑事が公共の場所で被疑者を問い詰めること自体あり得ない)、もうストーリーが崩壊しているとしか思えないレベル。
    ということで、少なくとも新刊で金払って買うほどの価値はない。
    沃野の刑事 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:沃野の刑事 (講談社文庫)より
    4065278163



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