犬の報酬
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堂場氏の作品らしくないと思いました。 堂場氏の作品は、地に足がついており、 リアルだと思っています。 下手をすると退屈なほど、 リアルさを地道に追うと思っています。 この作品は、ちょっと違うと思いました。 読んでいて、何度も、「そんなバカな。ありえない」と思いました。 企業の不正と政府の動き。 「ありえない」と思いながら、 「あったら怖い」 とも思いました。 ある意味、すごいと思いました。 | ||||
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堂場さんはスポーツ小説、警察小説はうまくワールドを構築して大枠から切り取った素晴らしい小説群を書く方で、雪虫、8年からほぼすべての作品を読んでいます。 それぞれのシリーズではみんな人間がいきいきしながら、複視眼的に書けているのに、どうして企業モノになるとどの人物にも共感できなくなるんだろう、といつも不思議に思います。 以前書かれていた製薬会社を舞台にした小説でもそうでしたが、今回も登場人物全員にリアリティがない。 それなりの規模の企業で働く方からは、新聞記者うぜぇ、自分ならこんな振る舞いは絶対しない、という後味の全く良くない感想しか出ないと思います。 読んでて気分が悪くなりました。終盤、少し面白くなりそうな場面があり、ここまで我慢して読んだ甲斐があった、と思いましたが、肩透かしでした。 星2つにしたのは、それでも堂場小説のファンだからのおまけです。1つでもいいと思うくらいです。 しかし、この小説って、なんなんですかね。エンタメ?経済小説?ミステリィ? あえて言えばミステリィなのかなぁ… なんでこういうジャンルの作品を書いちゃうんだろ。気分転換なのかもしれないですね。 | ||||
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自動運転システムの公道実証中に起きた事故を隠蔽しようとした企業側と社会正義として追及する新聞記者の探求、そして企業側の内部告発者が複雑に絡み合い、内通者が誰か早く知りたい気持ちが起こる。しかし、最後には、自動運転システムを巡る開発競争が大きな力によって制御されていることを知る必要がある。犬の報酬という題名ははじめは何のことか良く理解できなかったが、スパイということなのだと読み進めるうちにわかる。 | ||||
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満足しています | ||||
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経済・社会小説とミステリーがブレンドされた切り口。 トレンディな自動運転技術の開発を基軸に、大企業メーカーの内部事情と、内部告発を受けて動き回るマスコミを描いています。 企業倫理を問うと共に、マスコミの報道を越えた社会的制裁の影響に一石を投じています。 最近でも、マスコミ報道が過熱し、大企業を経営難に陥らせたり、そのひと言で政治家を脱落させ、タレント活動休止に陥らせたりと、過剰な社会的制裁が散見しています。 内部告発によるマスコミへのリークは思惑があるはずなので慎重に取り扱うべきだとも力説しています。 「ペンは銃よりも強し」という反面、「ペンの暴力」もあります。 本書は切れ味と後味がもう一つです。 企業側の主人公とマスコミ側の主人公が存在し、両方から案件をアプローチしていきます。 経済・社会小説ならば、読後のスッキリ感がほしい所です。 ミステリーとしては盛り上がりが少ないです。 | ||||
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