デモクラシー
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国会という制度をやめ、 無作為に選んだ国民議員が立法を司れば… 荒唐無稽で穴もあると思いましたが “政治だって大きく変えてもいいじゃないか?“ というメッセージが興味深かったです | ||||
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民主主義の劣化を”選挙なしの民主主義”で超克するという思想は、多くの論者が唱えている。 全員参加型(アテナイ型)もそう。データドリヴン型(広汎データ収集+アルゴリズム)もそう。 本作で扱うランダム選出もそのバリエーションであり、これに乗っかる堂場瞬一氏の着眼点は悪くない。 だが、実際のストーリーで多く描かれるのは、ランダム選出が導くデモクラシーの変容や進歩や欠落ではない。議員による組織窃盗や傷害致傷。演説者への生卵命中。談合汚職。過重労働による官僚の自死。退任大臣の党員名簿他党への持ち出しと関連する職員の自死、等々。民意の反映や少数弱者の保護、中長期視点での国益実現など、デモクラシー変革の本質を抉る視点とは言い難くランダム選出と関連の見えないトピック&エピソードが続く。例によって、登場人物の造形も甘い。唯一、首相と対立する女性都知事M氏の策謀にはリアル感があるが、これは実在の都知事を想起させるから。 本作はランダム国民議会成立の4年後からストーリーが始まり、その4年後の改選(逆転)。そしてその4年後(再逆転)までを足早に描く。堂場作品によくある適当な問題提起で物語を始め、終末なしのオープンエンドで終了というパターンでは(一応は)ない。というところは評価したい。ともあれ、直近の大失敗大河3部作”小さき王たち”に比べれば100倍くらいマシなお話。堂場ファンの諸氏であれば、☆評価は4コくらいになるのだろう。 | ||||
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直接民主主義か議会制民主主義かをそれぞれのメリットとデメリットを示しながら描いた進取の作品である。 | ||||
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