限界国家
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コメントの評価がよかったので購入しましたが300ページには収まりきらない内容なのか文字が小さいです。 B6判程度で1ページ19行で1列42文字程度です。眼の良い人なら問題はない。 全部というより1/4も読んでいませんので内容があまり理解できていませんので勝手に★3つにしました。 作者には申し訳ありません。 | ||||
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内容のいちいちが腑に落ちる。 この国は既得権益を持った過半数の「老人」に牛耳られている。 そして高齢化が加速し、その状態が激化する。 つまり救いなし! なんつー未来だ。 最後に「世界に出て戦おう」という学生ベンチャー起業家が登場して、やや救われる。 だが、それで救われるのはごく一部の人間だけだろう。 大多数の日本人は、泥船に乗って沈むのを待つだけだ。 まあ、それもいいかもしれない。みかんの収穫の仕事とか浄化槽の点検員なんて仕事はIT化・機械化しようがないので、そんな仕事をしながら田舎でのんびり暮らせばいいかもしれない。 人口3000万人くらいになれば仕事なんかいくらでもあるから、田舎でタダの家に住んでのんびり生きるってのも良いなぁ。田んぼと畑で自給自足。時々、イノシシなんか獲っちゃったりしてさ。 実際、すでにそうやって暮らしている人も多数いる。 ただ、小説の筋として弱いのは、前嶋会長は有名なシンクタンクの会長でありながら、なぜLACというコンサルタント会社に未来予想のレポート作成を依頼したのか? 自前でできるのでは? またプロローグで前嶋会長が「日本にはびこる老害」に言及していながら、エンディング近くで学生起業家にそのことを指摘されて激高するのか? 充分にわかってたことでは? もう一つ細かいことを言えばP.66で西川口は中国人の街になってしまい、繁体字の看板だらけになったとあるが、それなら「繁体字」ではなく「簡体字」では?台湾人が多ければ繁体字でしょうが。 ともかく若い人は読んだ方が良い。高校生~20代くらいまで。 | ||||
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小説という体をとっているが、登場人物達が筆者の代わりに日本社会や経済の問題点をひたすら述べている。 その内容は賛否両論もあるだろうし、専門的に正しいのかどうか、見解はあるだろう。さらに小説の体をとっているので、間違った事を書いてもフィクションであると逃げることができる。まさに書き散らかしてると言える。 小説としては登場人物はほとんど個性もなく、特に主人公の女性コンサルタントなんて、これでコンサルタントできるのかというくらい社会にも経済にも、経営にも疎い。 未来の技術の代表として描かれているメタバースやNFTが既に下火になっている現在ではいささか説得力を欠く部分もあるが、少子高齢化を放置して、高齢者の高齢者による高齢者のための政治というのは全くその通り。 小説としても問題提起部分に比重がかかり過ぎている上、様々な分野の問題点を書いているので焦点がぼやけている。一部、ソリューションがほんの少しだけなので、読んでいてもカタルシスがない。 この小説の良し悪しは別として、シルバー民主主義のひとつのソリューションとして平均寿命から現在の年齢を引いた数字が投票数となる余命投票権については言及してほしかった。 | ||||
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楡さんの書籍はほとんど読んでいます。 ネタバレになるとまずいのであまり書けませんが依頼者の最後はちょっとかな | ||||
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小説の体裁ですが、ビジネス書を読んでいるかのようでした。外資系コンサル会社のコンサルタントたちが、あるクライアントからの依頼を受けて20-30年後の日本の将来像を予想するというプロジェクトに着手し、その過程で日本に巣食う問題点の数々が明らかになっていくというもの。データをもとにしたフィクションとありますが、人口予測をはじめ中身はかなり具体的で信憑性が高そうです(メタバースとNFTのブームが去ってしまいましたが)。コンサル業界に身を置く立場からすると、いくつかツッコミどころはあります。そもそも大手コンサルなら1億円に満たないプロジェクトはやりませんから個人からの依頼は受けませんし、こんなに筋の悪いプロジェクトも受けないでしょう。しかし、これを差し引いても中身は素晴らしいです。登場人物の口をついて出るのは、日本の課題や諸悪の根源、業界の暴露話的な話で同意することばかりです。自動運転やテクノロジーが変えうる未来像もイメージできます。 | ||||
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