バルス



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    初公開日(参考)2018年04月
    分類

    長編小説

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    バルス (講談社文庫)

    2021年04月15日 バルス (講談社文庫)

    トップレベルの私立大学に通う百瀬陽一の就職戦線は冴えなかった。名の知れた大企業への就職に囚われていた陽一は、再チェレンジする為に就職留年を決める。留年のあいだ派遣会社を通じて世界最大のネット通販会社《スロット》の物流センターで 非正規労働者としてアルバイトをすることに。そこで見たのは、派遣労働の過酷な職場環境、さらに膨大な商品の運送業務に忙殺される大手総合物流企業の厳しい現場だった。 東京から各地方に向かう東北・東名・中央・常磐など主要高速道路で、ほぼ同時に宅配便を配送するトラックが走行中に荷台から出火し交通麻痺となる。格差社会への不満を抱えた集団「バルス」により犯行声明がマスコミに届き、次なる犯行予告が伝えられた。宅配会社は荷物の受け付けを中止、それに伴いネット通販会社の出荷も停止、あらゆる産業で事業が滞りはじめた。追い打ちをかけるように、バルスは予想を超えた要求をつきつけてきた!(「BOOK」データベースより)




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    バルスの総合評価:7.26/10点レビュー 19件。Dランク


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    No.19:
    (2pt)

    メッセージはありきたり

    著者のメッセージの内容は、立場によってはもっともだというのは理解できるが、特に目新しい内容ではない。
    そして、そのメッセージを登場人物に言わせるわけだが、何故かいろんな登場人物に同じ事を言わす。それが物語上、特に意味があるわけでもなく、ただくどいだけで、そのせいで話がなかなか進まない。
    犯人、動機には意外性もなくミステリー性も低い。
    バルスAmazon書評・レビュー:バルスより
    4062209845
    No.18:
    (5pt)

    ネット通販を利用している人に読んで欲しい小説です。

    アマゾン倉庫の内部を垣間見れる内容です。便利を求めるが故にその利便性の維持をしてくれている人がいる。社会全体からすると当たり前に思えてることが、消費者のニーズが増加するとその反動を維持する為に色々なところに影響をもたらす。水や電気といったインフラと同等にある物流を理解しやすい内容の小説です。同著者のラストワンマイルと合わせて拝読されることをおすすめします。
    バルスAmazon書評・レビュー:バルスより
    4062209845
    No.17:
    (5pt)

    物流のプロだからこそ書けたメッセージ性の強い小説

    配送中のトラックを狙ったテロ事件が起こり日本中がパニックに陥るというストーリーなのですが、運送業内部の描写やそこで働く人の不満など細かい部分が丁寧でリアリティがありました。物流業界の第一線で働いていた著者だからこそ書けた小説といえるでしょう。

    ミクロとマクロの視点から物流の問題点を浮き彫りにしたのはよかったですが、メッセージ性が先行していて登場人物の発言にやや作られた感があったのがもったいないところでした。ただ、物流業界に対しての著者の思いは十二分に伝わりましたし、読んでよかったと思う力作でした。
    バルスAmazon書評・レビュー:バルスより
    4062209845
    No.16:
    (4pt)

    経済の在り方が分かる

    政経の勉強をしているのでちょうど勉強になる。小説としての展開はサクサク進むわけではないけど、経済小説としては、時事的要素も含んでいるし、なによりこのコロナ禍だからこそますます読む価値があると思う。
    出版された2018年のときに読んでいたらもしかすると、少し現実味なく読んでいたかもしれないからだ。
    取り扱っている問題に関しては、これから私たちが年老いていく中、この日本で生きていく中、子々孫々にまで関わってくる。
    限界まで削ぎ落とす資本主義経済のやり方は、この先続く未来への私たちの首を自ら締めていっているのかもしれない。
    バルスAmazon書評・レビュー:バルスより
    4062209845
    No.15:
    (5pt)

    格差社会

    テロは確かに良くない。それは誰もが思っていることだが、テロを起こす側からすればそれは正義の闘いだからだ。格差是正とかマスコミは論調を出すが、その主張は論説委員は年長の人たち、記者も正社員が言っているので現実性に欠ける。この本では派遣労働者の現実、テロを起こす理由も派遣労働に対する反感を描き出している。格差社会と言われて何年か経つが、なかなか是正されない。「必要悪」とまでなっている。これは自民党と財界がタッグを組んでいるからだ。自民党から給与アップと派遣社員の正社員化を言っているが、財界が臍を曲げて進んでいない。この本を財界の人に読んでほしい。
    バルスAmazon書評・レビュー:バルスより
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