■スポンサードリンク
バルス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
バルスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者のメッセージの内容は、立場によってはもっともだというのは理解できるが、特に目新しい内容ではない。 そして、そのメッセージを登場人物に言わせるわけだが、何故かいろんな登場人物に同じ事を言わす。それが物語上、特に意味があるわけでもなく、ただくどいだけで、そのせいで話がなかなか進まない。 犯人、動機には意外性もなくミステリー性も低い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アマゾン倉庫の内部を垣間見れる内容です。便利を求めるが故にその利便性の維持をしてくれている人がいる。社会全体からすると当たり前に思えてることが、消費者のニーズが増加するとその反動を維持する為に色々なところに影響をもたらす。水や電気といったインフラと同等にある物流を理解しやすい内容の小説です。同著者のラストワンマイルと合わせて拝読されることをおすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
配送中のトラックを狙ったテロ事件が起こり日本中がパニックに陥るというストーリーなのですが、運送業内部の描写やそこで働く人の不満など細かい部分が丁寧でリアリティがありました。物流業界の第一線で働いていた著者だからこそ書けた小説といえるでしょう。 ミクロとマクロの視点から物流の問題点を浮き彫りにしたのはよかったですが、メッセージ性が先行していて登場人物の発言にやや作られた感があったのがもったいないところでした。ただ、物流業界に対しての著者の思いは十二分に伝わりましたし、読んでよかったと思う力作でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
政経の勉強をしているのでちょうど勉強になる。小説としての展開はサクサク進むわけではないけど、経済小説としては、時事的要素も含んでいるし、なによりこのコロナ禍だからこそますます読む価値があると思う。 出版された2018年のときに読んでいたらもしかすると、少し現実味なく読んでいたかもしれないからだ。 取り扱っている問題に関しては、これから私たちが年老いていく中、この日本で生きていく中、子々孫々にまで関わってくる。 限界まで削ぎ落とす資本主義経済のやり方は、この先続く未来への私たちの首を自ら締めていっているのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テロは確かに良くない。それは誰もが思っていることだが、テロを起こす側からすればそれは正義の闘いだからだ。格差是正とかマスコミは論調を出すが、その主張は論説委員は年長の人たち、記者も正社員が言っているので現実性に欠ける。この本では派遣労働者の現実、テロを起こす理由も派遣労働に対する反感を描き出している。格差社会と言われて何年か経つが、なかなか是正されない。「必要悪」とまでなっている。これは自民党と財界がタッグを組んでいるからだ。自民党から給与アップと派遣社員の正社員化を言っているが、財界が臍を曲げて進んでいない。この本を財界の人に読んでほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やはり楡さんの作品は最高です。 通販業界の弱点を見抜いた作品で、思わず現実に起こっても不思議ではないなーと、感心と心配をしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
くしくも直前に読んだ楡氏の『ドッグファイト』と同じアマゾンをモデルにした作品の連続読書となった。 今回はアマゾンで働く非正規労働者が過酷な労働で体を壊し、会社を潰すために宅配便を時限発火の火災により機能マヒをもくろんだ事件だ。 ただの事件作品ではなく、日本の労働事情、正規・非正規の待遇と問題、日本の労働構造を問う内容だった。こうしてみると日頃アマゾンを始め多くの通販を気ままに使っている自分としても考えさせられることが多くあった。 一般文学通算2588作品目の感想。2021/11/04 14:35 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なによりもこの本をAmazonが取り扱っていることが面白い。そしてやはり、思っている以上に世の中は脆いのかもしれないと再確認した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
序盤は現場感があり面白いが、むしろ読むに値するのはそこだけ。あとは週刊誌記者を軸にデスクや倉庫勤務者とのやりとりがダラダラと続き、最後まで読んでも驚きのない展開。こきつかう会社が悪い、政治が悪い、って中学生の感想文みたいな内容だ。著者の作品は好きなのでいくつか読んだが、本当に業界の取材した?と疑いたくなるレベル。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
モデルは、アマゾン,ヤマト運輸だろうな、あり得る話を著者独特の語り口で、面白い・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高評価の意味が分かりません。多分皆さん騙されてるwww Amazomジャパンを模したと思われる企業と現代の就職や労働問題をテーマにしているのに 「中国人」が一人も登場しない。 外国人労働者は一切なし、中国サプライチェーンもなし、女性管理職も移民も少子化もゆとり世代も出て来ない。 ただただ男達の金銭欲と奴隷根性と正義感が溢れてるだけ。 そもそも何の目的もなしに私立大学の経済学部を選んだという自業自得だろう、 この主人公には同情の余地は一切ありません。 とんだ左翼小説に付き合わされていい迷惑。この作家の本は二度と読まない。 あと、 これは多分コロナ以前に書かれた物語でしょう、 この作家がもし親中の左翼派だとしたら彼は二度と経済小説は書けないだろう...。 (いい気味だ) 楡周作という | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
年収200万以下の仕事を死ぬまでやらなければならないとしたら、誰が未来に希望を持てるでしょうか。自己責任でかたずけてしまったら、少子化は止まらず、国は滅びます。30年後には、間違いなく1億にんを切つているでしょう。このままでは日本は自然消滅していくだけです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オチが相当早い段階で分かってしまうのは、ゆはり一捻り欲しい読者は物足りないのかな | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世界の巨大ネット通販会社とそこで働く派遣社員、いわゆる非正規労働者とその過酷さを題材とした社会派サスペンス。また、ネット通販の各となる物流や交通テロを絡めて、テロが起きると社会経済が停止するという警告ととれるストーリーにはノンフィクションとはいえ考えさせられる一冊です。テロの主犯格が微妙ですが、最後まで興味深く読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宅配テロによって配送インフラが破壊されるとどうなるか。便利で安いことを追求した現代社会に警鐘を鳴らす企業小説。 宅配ができないと、ネット通販だけでなく産地直送の飲食店や製造業の商品開発にも影響することが丁寧に描かれており、産業全体が機能不全に陥ることがよく分かった。 そんな宅配に着目してテロを起こすという発想が斬新だったし、その動機も安さや便利さを追求しすぎた現代社会の大きな問題だと思った。 配送料は無料で当たり前という考え方が浸透し、消費者が安い、早い、便利を追い求める限り企業はそれに応えなければ生き残れない。非正規労働者の需要を高めているのは消費者である。 という考え方は非常に共感できたが、現代の便利さと安さに慣れすぎて感覚が麻痺してしまっていると思う。 非正規労働者が置かれた境遇に同情を示す人間はごまんといるが、わが身の給料を削られてまで彼らを救おうなんて正社員がいるわけがないというのも同様で、もはや非正規労働者は社会の必要悪になっているという考え方を変えるのは容易ではない。 世界的外資系ネット通販や運送会社は「ドッグファイト」、電気自動車の技術に着目しているトヨトシ電装は「デッド・オア・アライブ」と、それぞれ登場しているが、今回は技術的な問題ではなく、日本の産業構造的問題、社会問題をとりあげている点がよかったと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
駄本。 1章2章くらいまでは面白かったものの、それ以降はひたすら物流と派遣の問題点の説明がくどくどくどくどと続く。全くおんなじの表現、文章も何度も登場して読んでてストレスたまった。オチも大したことがなく読んで損しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半はダラダラと、正規と派遣の格差など分かりきっている状況描写が続いて展開が遅く、読み物としてつまらない。登場人物が少なく、テロの犯人もすぐに分かってしまう。 Page-374「今夜、国会前に終結だ」 集結?? こんな中学生レベルのミスも読んでいて楽しめなかった理由の一つとなった。講談社の正規社員が校正してるのかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
…「試用期間」1年は長いな…。丁~度「安手の単純作業」で使いまわし易い期間だ… バブルの頃から「アメリカでは当たり前。むしろ転職できないのは無能」と言われて久しいが、転職へのハードル及び転職(ジョブホッパー)ネガティブイメージは、そうそうなくならない気がする が、面白く楽しく読みました 改めて、「バルス」って「いかにも滅びの呪文だよなあ」とw 当時初見の際「どんな言葉を言わすんだろう?」「あー…いかにも」がきちゃったら興ざめるよなー…と少々、危惧しながら見てたが、「これしかないでしょう」って響きで変に感動したのを思い出した | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネット通販に代表されるように、便利さ、効率性、そして価格を追求する現代社会とわれわれ消費者。そのような効率性・合理性追求の結果、非正規労働者が増え、結果として不利益を被っているのは我々消費者。そして搾取する側は従前と変わらず労働者の労働資本を搾取し利益を享受する。非正規労働者の戦いは、単に正規労働者とのパイを奪い合っているだけ・・・。 物流を狙ったテロ、という一種の事件モノの体裁をとっていますが、内容は硬派で現代社会に警鐘を鳴らそうとしています。惜しいのは、物流産業の仕組みや非正規雇用の仕組み、法律の内容等を解説するために登場人物のセリフがやたら説明口調なこと(登場人物にしゃべらさずに普通に解説してもよかったように思います)、またストーリー展開がややご都合主義なこと。 しかしそのような小説を、amazonを通してkindleで読むことに矛盾を感じるのは私だけでしょうか・・・。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!