幻の旗の下に
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楽しみました。 スポーツが好きです。 そして、スポーツの裏にある政治やビジネスの不純さも現実だと思います。 1940年の東京オリンピック返上の代替大会の東亜競技大会のお話でした。 純粋にスポーツを見る人たちと、政治やビジネスの目で見る人たち。 戦争に突入していく難しさを知っている私たちには、喉が詰まるようなエピソードもありました。 同時に、戦争の代わりにスポーツをしていたら… なんていう青臭い理想論も言ってみたくなりました。 面白かったです。 ありがとうございました。 | ||||
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1940年東京オリンピックを返上して、新たなスポーツ大会を開催するために奔走した日本人とハワイの日系人野球チームをその大会に遠征させるため、苦悩するチームマネージャーとの友情とそれを成功させた達成感は何とも言いがたい。ただ、その後、太平洋戦争が勃発して、日系人が虐待を受けることになることは気にかかる。 | ||||
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80年以上前の主人公の思考や発想、語彙と文体が、ここ数年来の堂場警察の登場人物とクリソツで延々と展開するのは興ざめ。プロの表現者としてあり得ない。本原稿に、スマホの操作や渋谷/目黒あたりのB級ランチの話を書き加えれば、あっと言う間に堂場版現代小説に早変わり。 本作は石崎保/澤山隆という2名を軸に展開していくが、この名前が鳴沢了でも高城賢吾でも全く違和感がない。直近の堂場小説のことだから、物語中、本人か祖先かは別として唐突に大友鉄/村野秋生あたりが出てくるのでは。と警戒したくらいだ。 史実をどこまで入れているのかも定かでないが、盛り込まれているエピソードもうすっぺらいつまんないものばかり。山にも谷にもなってないでしょ。今作は考証資料不足のため風景や街角、風俗の描写ができず、それ以外のモノを増量したのだろうか。そこまでして長尺にしたいの?という感じ。かなり後半で出てくるチーム分割活動案など、最初から誰でも気がつく話だろう。 残念で残念な作品。 PS.本書帯に「知られざる歴史を浮かび上がらせる圧巻の交渉小説!」とあるのだが、そういう内容はまったくない。この惹句は同じ”旗”つながりで文学史に残る傑作『ポーツマスの旗/吉村昭』のものが誤って印刷されたのだろう。 | ||||
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堂場氏のスポーツものは好きだが、その他のものは余り好まない。テーマはスポーツの大会だが、本書は「招致」の話だったから、自分には合わなかった 先日のオリンピックの無理矢理開催を見た後では「開催してしまえばこっちの勝ち」ってのが苦々しく思えてしまった事は否めない そらね、祭りだからガンガン報道されてりゃ何となしに目には入ってくるし、ふと見てしまえばその時楽しむ事はあるだろうと思う。…が、楽しんでもその時楽しむだけで「消費」しただけだったなあ…と 大した人気もないが層と歴史が薄いメダルを取り易い競技を強化して、難易度高いだけで見栄えしない技を規定時間内に詰め込むだけ詰め込む そして圧倒的スターの不在 一番面白いのが「選手村レポート」っちゃなんだろう… …ちなみに、今も昔も野球小説は好きなんだが、野球が全てで一番!のおっさん的かつ体育会的思考にはどうしてもついていけない… 程々に読みました | ||||
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