(短編集)
実話蒐録集 暗黒怪談
- 怪談 (113)
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ホラー好きだし、なかでも怪談は特に好きなジャンルになる。 しかし無料コンテツンが多いジャンルでもあるの、 で商業出版ではかなり割を食っているであろう。 そんな中で竹書房の文庫にはいつも期待しているが、 本当に玉石混淆といった感じだ。 料金以上の満足感を得るものから、 ネットで無料の素人話を拾ったがマシだというものまで…。 この本は1話のボリュームがあって、まず読み応えがある。 そういう本は話自体がつまらないと最悪だが、 読み進めるたびにじんわりした怖さが出てきて、 読み手が徐々に本へ入っていける感覚が生まれてくる。 書店では立ち読みすればそのよさがわかるが、 ネット書店だとそういかないはずなので、 本レビューを参考にして欲しい。 | ||||
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ガチ怖というよりも、不思議、不気味な話が多かったですね。怪談ジャンキー向けではないかも。 コート あれがない イタリア映画 カブトムシ キスの思い出 キメラ たぬきでわなし ばあちゃんこわい ポンプ手 Yは危険かもしれません 蚊の多い家 モヤモヤボール 引忌 運動会の秘め事 影響 虚ろな貌 気を引きたくて 形状記憶 繋がった 腕ウォッチ 列柱 夜遊び 父の影を追う 被雷人 パパ起きて 薄らぐ人 高笑い 黒電話のすれ違い 虫爺 赤い頬 腐女子 畳童 山本、ごめん 左縛り 二十八話が収録されています。 「イタリア映画」「カブトムシ」「ばあちゃんこわい」「キメラ」「たぬきでわなし」「Yは危険かもしれません」 「虚ろな貌」「腕ウォッチ」「虫爺」「山本、ごめん」「左縛り」が個人的には好きな話。 今回の黒史郎氏の怪談には、人間の哀しさや切ない想いが紛れ込んでいる。 恨みや憎しみのなかにある、ひとしずくの涙の匂い。 黒史郎氏も本書のなかで書いているのだが、最近の取材は怪談蒐集には不向きな仕方になっているらしい。 怪談とはいえないかもしれない断片的な記憶。それでも収録したのは、黒史郎氏の考えあっての事なだろうな。 あとがきには共感するところがあり、心に残った。 そして、あとがきを読み終わって、誰かのつぶやきが聞こえたような気がした。 「死んで、楽になろうと思うなよ」 | ||||
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