探偵事務所を開いている「俺」のもとを訪れるのは、やくざと、やくざよりタチの悪い悪徳刑事ばかり。

ありのままでいいなんて綺麗事だ。だって自分が変わらなきゃ何も変えられない。

「入村者はみな必ず幸福になる。

松木真桜→中学教師だったが、人間関係に悩み、塾講師に転身。指導者が教え子を殺害することは絶対に許せない。

女優　音無美紀子さん　大絶賛! 「かたくなに真実を隠し、愛する人のために尽くそうとする登場人物たちの心情に寄り添いながら、先の読めない展開にワクワクドキドキの連続でした。

堀田家の暮らす下町に〈日英テレビ〉のロケ隊がやってくる!? そして迎える、“大引っ越し大会”。

”悪人”は、生まれながらに”悪い”のか? 運命に抗う者に救いはあるか。 近未来の東京。

6年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、 メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。

愛する息子・優を病気で亡くした泰史と冬美は、子供のレンタルと売買をしている会社P.I.を紹介された。

偽りの終末世界で繰り広げられるリアルな"偽装"サスペンス! 「世界はゾンビに汚染された」 ゾンビの襲撃から逃れるため、真鍋和也と恋人の深雪たちは街外れのホームセンターに立て籠もっていた。

野村絹枝の背中に蠢く大蛇の刺青。

戦前期探偵小説文壇の生き証人として最晩年まで現役を貫き通し、書画や作詩にも才能を見せながら101歳の天寿をまっとうした渡辺啓助の作品集を全2巻に集成。

北関東のある町で、中学二年生の名倉祐一が転落死した。

取引先の接待でSMショーを観に連れて行かれた大手家具メーカー広報責任者唐沢江里子は、平凡な外見をした調教師に惹かれるものを感じていた。

みんなの顔が“のっぺらぼう”に見える―。息子がそう言ったとき、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。

宮崎県高千穂への新婚旅行中、新妻が高千穂線の車中で失踪した。

厳寒の北海道・百人浜。

ハロウィーンの夜、少女が殺された。彼女は死の直前、殺人を見たことがあると嘯いていた。

玄関のチャイムが鳴った時、まだ死体は寝袋に入れられ寝室の床の上に横たわっていた。

昭和53年、初夏。建設大臣の孫が誘拐された事件を追って雛見沢村を訪れた公安の新米警部・赤坂衛。

私立探偵・畝原の受けた依頼は、些細なマンションの苦情だった。

完璧なアリバイを用意した「犯人」よりも、さらに巧緻な罠を仕掛けた「人物」は誰か!?発端はグループ買いで得た宝くじの3000万円だった。

その夏はいつになく好天が続いた。だが、そんな平和を断ち切るように、緑濃い谷間の一画で他殺体が発見される。

探偵趣味を満喫させる好奇のまなざしが、都会の影に潜む秘密の悦楽を断罪する。半世紀を経て新装復活。

時刻表を駆使したアリバイ崩しと台湾現代史に刻まれた悲劇をめぐる人間ドラマが松本清張を彷彿とさせる傑作ミステリー。

1935年、千代延子爵家の次男・義正は、左翼運動に挫折し、父の宗平とともにパリへ渡った。

本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ 北楓高校で起きた生徒の連続自殺。

かつて、戦闘機で夜空を翔け昇り、月を撃ち落とそうとした大尉がいた。

市民楽団のヴァイオリニスト・宇田川匠は、同じ楽団の涌井朱音と懇意になり、ある夜、19世紀のメキシコで起きた「死者の日」の出来事を語り出した。

社長夫人殺害の容疑者となった浅倉は無実だと信じ、調査を始めた田辺。塾講師の夫が不審な死を遂げた背景を知ろうとする新妻。

「零崎一賊」―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一族。

未来がまだ輝きを保っていたころ、別の生き物になることを願って進化の素　「ロータス」を口にした少年たち。

チーフのカーニー以下、敏腕調査員オバノン、元ボクサーの黒人ヘスリップ、新人ラリーら、DKA=ダン・カーニー探偵事務所の面々が直面した様々な事件―令嬢を死に追いやった「メイフィールド事件」、ヒッピーのメッカで麻薬売人を追う「ページ通りの張りこみ」、大金と共に

十津川警部は帰宅途中の電車で若い女性から「お願いがある」と声をかけられた。

横浜・本牧にある楽器修理工房『響』店主の響子さんは、元天才ヴァイオリニスト。

死んだはずの養子に見張られていると主張し、戸締まりを厳重にする妻。夫との会話から見えてくる真実は……（「雪解け」）。

臆病で生真面目だけど、十一歳のごく普通の少年・田之上翔太。

「きみの名前が出ている」隣人に示された一冊の本、ヴェトナム戦時の米軍の残虐行為をあばくものだった。

稼業ひとすじ45年。

物語は21世紀のセビーリャの街角で始まる――。

恋人を交通事故で失って以来、北園舞子には、見るもの触れるものすべてが無意味に感じられた。

初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少し。

アメリカ経済の中心地・ニューヨーク証券取引所。

あるコンサルティング会社の男性社員が死体で発見された。同社では、一人の女性社員が行方不明となっていた。

きっかけは、携帯電話に送られてきた妻の浮気現場らしき画像。しかも発信元はなぜか妻自身の携帯電話だった―。

急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ!比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。

ある日、有名私立進学校の湘南台旭日高校に、学校を爆破するという強迫電話が入った。

吾輩はウジェーヌ・ヴァルモンである。

真珠の養殖で有名な志摩半島の英虞湾に、己の刑務所体験を書く人気作家、袴田啓二郎の他殺死体が浮かんだ。

高田絵里は恋人の大倉登志夫からの奇妙な頼みで、自宅を3日間だけ空けるため知人の女子大生二人と伊勢・鳥羽方面へ旅行に出かけた。

『相手の心を読む』ミニッツ能力者・相上櫻の前に難敵が現れた。『常に勝負に勝つ』という神のような少年・守垣内明芳。

「隼太ちゃん、あたしたち、また事件にめぐりあってしまったわ。」と、春菜が騒いだ。

百合ケ浜町が、突然濃い霧に覆われた。

作家の森川は17年前、たまたま見学した録音スタジオから歌手が失踪するという事件にでくわした。

「買いなさい。損はさせないから」話題騒然の表題作「ペルシャ猫の謎」。

巨大な複合施設〈Kヒルズ〉の夜警である栄田雄一郎は、深夜の巡回中にまるで幽霊のような少女と出会う。

倦怠と悔恨の中に結婚生活を送っている世の男性諸氏に伝授する、手軽で確実な解決法「離婚学入門」、推理小説ファンであるあなたに、最後の密室をお目にかけたい「密室学入門」―名手が贈る軽妙な連作『粋理学入門』、中編代表作「判事よ自らを裁け」等、巨星の傑作中短編を収

冬は海からやって来る。静かにそれを見ていたかった。

私立探偵マーロウは、ある弁護士からひとりの女を尾行し宿泊先を報告せよと依頼される。

目立った手柄もないのに、なぜか警視庁捜査一課に所属する和戸宋志。

コンビニ仮面、それは彩のクラスの女子に付けられたアダ名だった。

ハリウッドの寵児が放つ今年最驚のスリラー CIAと巨大IT企業〈ワールド・シェア〉社は、共同事業として最先端技術を駆使した犯罪者追跡システム〈フュージョン・イニシアティブ〉の実用化に向けて準備を進めていた。

“夜桜荘にいらっしゃい”―高校生の春馬の元に届いた一通の手紙。差出人は先月に亡くなった姉の葉子だった。

50時間起きて20時間眠る特殊体質のメイジ。

午前五時五十七分、小田原発東京行普通電車。いつもの通勤電車に乗り合わせる四人の男女。

おばあちゃん探偵フィリスが事件解決!! フィリスは元教師ばかりが集まる下宿のオーナー。

テレビで人気の女性アナウンサー草刈彩香が殺害された。

自分は何者なのか?いかなる種族の特徴も持たない孤独な少女ベル。

名門ケイヒル一族の当主グレースが、謎の遺言を残して亡くなった。

「耳なし芳一の話」「むじな」「ろくろ首」「雪女」…。

唯一無二の新鋭「一肇」が放つ、渾身の「問題作」! なるべく他人と会話をせずに生きる「黙視」を、自分のルールとして科している女子高生・幸乃木未尽(こうのぎ・みづく)。

人気漫画家・伊藤勢氏のカバー画でパワーアップ&リニューアル! 空海のミイラを巡る秘密教団の暗躍を三人のヒーローが迎え撃って読者を興奮の渦に巻き込んだ伝説の第一作から三十三年。

「玩具修理者」で第二回日本ホラー小説大賞を受賞しデビューした著者は、自身を「本質的にはSF作家」と称し、センス・オブ・ワンダーとロジックの世界をこよなく愛していた。

京都の舞妓が全裸で絞殺された。

すべてのものには終わりがくる。生命が終わり、死を迎えること―終焉。

短編を書かせては当代随一の名手の代表的短編集。奇抜な着想、軽妙なプロット、論より証拠、まず読んでいただきましょう。

次点から繰上当選した参議院議員の周辺で、次々と関係者が死んでいく。

広島市内の大学に通う観音崎栞は、実家のある宮島に戻っていた。

北アルプスの白馬岳から唐松岳に縦走中、不帰ノ嶮という難所で滑落死した青年・笹村雪彦。

昭和29年、夏。複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。

釜ヶ崎のドヤ街に暮らす僕に、奇妙な依頼が舞いこんだ。金持ちの奥さんの話を小説に書けば、三百万円もらえるというのだ。

聖母が死んだ。 薬物や性暴力によって心的外傷を負った女性たちのシェルター「新アグネス寮」で発生した火災。

観劇に訪れた正統なる吸血鬼の末裔フォン・クロロックとその娘で人間とのハーフであるエリカ。

寝る場所を求めて深夜の街をさまよっていた植草治夫は、オフィスビルに次々に女が入っていくのを見る。

長年仕えていた油屋をいわれのない疑いによって去ることになった喜助。

ストックホルム郊外で起きた一家惨殺事件。

上高地で有馬英継の刺殺体が発見された。安曇野で農業を営む二十歳の青年だ。

初めはよくある事件に思えた。まだ若い主婦の、突然の失踪。

父親が消えたと失踪人課に訴えにきた十二歳の少年の話を聞き、その家に出向いたパウダー警部補は異状に気づいた。

地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館“アフロディーテ”。

夫の秘密を知ってしまった祐子。

「日本に美術館を創りたい」。その夢を追いかけ、絵を一心に買い集めた男がいた。

反米デモの夜、ストックホルムの市バスで八人が銃殺された。大量殺人事件。