動揺するな。涙を見せるな。

逃げるヒロイン、守るヒーロー。逃げ切れるか、最後まで。

かつて新聞社編集委員の残間が追いかけた、商社の違法武器輸出。

1910年、ホームズとワトスンがクトゥルーの古き神々と初めて対決してから30年後。

第1回『このミス』大賞優秀賞受賞作！ 湘南の海にうごめく国際的陰謀！ 青春を疾走するダイビングミステリー 話題作揃いの『このミス』大賞シリーズ中、最も異彩を放つ語り口と瑞々しい文章で選考委員を魅了した優秀賞受賞作。

1920(大正9)年、「新青年」は創刊された。その後、1950(昭和25)年に廃刊されるまで、400号を重ねた。

豊科の運送会社社長・福沢正澄が、刺殺死体となって発見された。

臨時の仕事で大西洋沿岸の地域にやってきた判事のデボラは、砂洲で男の射殺体を発見した。

第二次世界大戦で夫を失ったメープル・ビショップ。

二億五千万円の借金を抱える古橋に、麻薬生産地“黄金の三日月地帯”を支配する君主のネタが持ち込まれた。

連続殺人に挑むのはミステリー読みのプロたち――。

立志館大学を囲むように出現した「呪」と「殺」の落書き。それは次第に増殖し、ついには女子学生が正門前で刺殺体に。

現代に戻った天童純が、今まで自分の身に起こったことが全部夢だったのではないかと疑い始めたころ、純は六道珍皇寺に現れた小野篁によって平安時代に呼び戻され、再び鬼神たちとともに貴族との戦いに加わることになった。

富生が故郷の館山を離れ上京してから20年以上が経った。

カルチャースクールの再建を任された爽香は、トーク番組の司会で人気の高須雄太郎に講師を依頼。

不思議な能力を持つ娘おいちは、父・松庵のような医師になるべく、努力を重ねていた。

あの名探偵・神津恭介がバイクにはねられ、重傷を負って入院した。だが、思いのほか回復が早い。

時代の女神ともてはやされたAV女優が最後に見た風景は。

「数学」を使ってお悩みを解決するお店「数学屋」。

【シリーズ最新刊が文庫オリジナルで登場】 40年前の吹雪の夜、彼は忽然とシカゴの町から姿を消した……偶然のきっかけで、消えた黒人青年の叔母の依頼を受けたわたしは、昔の失踪事件を調べることになる。

22世紀のある巨大都市で、突如理解不能の残虐な連続殺人事件が発生した。

ロシアの超心理学センターで、戦災孤児の少女が日本の兄弟と石像を念写した。

浜松市に本拠をおく植田発動機のマリーナ課長・遠藤悟郎の新妻・恵梨子が新婚旅行先から失踪した。

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。

「文学は魔法も使えないの。

高嶋政伸、水野真紀主演のドラマ化原作! カメラマンの星井裕は、雑誌の特集の撮影で京都の老舗和菓子屋『若狭屋源月』を訪れた。

警察医の妻が忽然と姿を消した。手がかりは蒸気機関車の線路脇で発見された血染めの外套と肉切り用のナイフ。

1660年、王政復古直後のロンドン。

学校の体育館で発見された餓死死体。高層アパートの屋上には、墜落したとしか思えない全身打撲死体。

アレックスは、死体の発見現場にいた。

第二次世界大戦末期。英国軍パイロットのブライアンとジェイムズはドイツ上空で撃墜されてしまう。

長距離恋愛中の彼に会いにいくために空港に来たジュリアナは、やはり長距離恋愛中の彼女との婚約パーティーへ向かうところのマイケルと出会う。

「おれ、人、殺っちゃうかもしれねぇ……」 窓際新聞記者・岩田修一郎のもとにかかってきた一本の電話が、すべての始まりだった。

戦利品は、アイドル自慢の装飾品に彩られた身体の一部! 悪魔に魅入られた洗脳実験で、熱狂的な異常殺人者を世に放つ真意を暴け! カラオケバーの美人ママが変死体で見つかった。

不思議な魔法で生徒の心を掴んだ小学校教師の愛情溢れる教育法。その華麗なマジックの陰に隠された藤田先生の秘密とは。

冬の足音が近づく晩秋の浅草。

雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。

労働者を煽動した罪を着せられ、マックは捕われる。流刑囚として送られたのは植民地のヴァージニア。

猟区管理官ジョー・ピケットの留守電に、知人のファーカスから伝言が残されていた。

第８回『このミステリーがすごい！』大賞隠し玉、前作『オサキ江戸へ』に続くシリーズ第２弾！　古道具屋の手代・周吉と、食い意地の張った魔物オサキのコンビが、本所深川で起こる事件を解決していきます。

「二十歳までは生きられない」――という呪いをかけられてしまった長野の女子高生・澪(みお)。

三月三日、東京で七歳の少女鏑木美加が誘拐された。身代金一億五百万円を支払って解放されたが、犯人は逃走。

勤務先の美術館に宅配便が届く。差出人はひと月前、孤独の内に他界した父。

安い原料から、莫大な利益を生み出す砂糖。その魅惑的な甘い汁に、蟻のように吸いよせられる人間の群れ。

東京は下町。昭和の雰囲気が残る三ノ輪に、評判の食堂がある。

銃の力が支配する大西部。

厚木の山中で無惨に殺された亡き姉に生き写しの美女が、雑誌の挿し絵に描かれている!文芸誌の編集者・亜希子は、犯人を求めて絵の謎を追ううちに、OLだった姉の背後に潜む、恐ろしい闇に気づく。

ミレニアム・シリーズで知られる作家スティーグ・ラーソンは、 その生涯をかけて、ある事件を追い続けていた―― 1986年にスウェーデン全土を震撼させた首相暗殺事件。

純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらい美しい存在。

ロサンジェルスで上流階級の女相手のセックス・パートナーとして定職ももたず気ままな生活をしていた弦間康夫は、日本へ帰る飛行機の中で、若い女性と出会った。

スタンフォード校長は頭をかかえていた。

時は幕末、夜深まった横浜外国人居留地の一角・小倫敦。空き家から女の叫び声が響き、幽霊出没の噂が瞬く間に広まる。

京都で探偵事務所を開設したばかりの私に依頼人が二名。

“影”本郷康秀を誅殺した総兵衛一行は、上野、越後、越中を経て盛夏の加賀に入った。

室田署刑事課の新人・国吉まどかは、先輩で相棒の巡査部長・高橋竜太郎に「警視庁随一のグルメ刑事」と呼ばれるほどの食いしん坊で、ランチに全精力を傾けている。

藤堂浩志はソマリア沖にいた。国外で武力行使ができない防衛省は、苦肉の策として浩志たち傭兵を海賊対策に派遣したのだ。

従軍で精神を病んだダルースは一時的に妻アイリスと離れることを決意。

歌劇『トスカ』公演の真っ最中。プリマドンナが相手役のバリトン歌手を突き刺したそのナイフは、なぜか本物だった。

法医学教室の助教授・神ヒカルは、監察医務院で外国人グループの襲撃にみまわれる。

ベトナム解放三十周年記念番組の収録中、日本の女性タレントが行方不明になった。

「闇を愛する異形の物語」の蒐集者のために奉仕する。

金沢市郊外、銀鱗荘ホテルに眠っていた今は亡き女優・曾根繭子にまつわるコレクション。

いとこ達が命を落とした冬も過ぎ、春の足音が聞こえ始める頃。

五・一五事件の前日に来日した大スター、チャップリンの知られざる暗殺計画とは―粋と仁義を体現する伝説の夜盗たちが、昭和の帝都を駆け抜ける。

愛する妻と娘を交通事故で失ったパリ警視庁警視シャルコ。以来、頭の中でたえず話しかけてくる妻の声に悩まされていた。

時は元禄。生類憐みの令で知られる犬将軍・徳川綱吉の時代。

誰もが三百六十五日分の一日で終わる予定でいた六月六日。鏡家の三女、鏡佐奈は突然の大地震に遭遇する。

新妻梶浦沙知子は怯えていた。

光源氏の正妻・女三の宮の不義の子とされる薫大将と、源氏の孫にあたる匂の宮――源氏の亡き後、二人の貴公子の織りなす物語が『源氏物語』でも名高き「宇治十帖」である。

精神病院に収容された男が口にしたのはクトゥルーのルルイエ語だった。

会社社長が失踪。やがて現場から離れた海で溺死体となって発見されるが、その服には持ち主不明の指輪が…。

花々が咲き乱れる廃園となった遊園地。そこには、謎めいた青年が守る秘密の動物霊園があるという。

特異な霊感体質を持つ彼女と自分。

公園のブランコから女性の死体がぶらさがっているとの報を受け、ダイヤモンド警視は現場に急行した。

志郎が新居に決めたアパートの前には、猫が集まる不思議な空き地があった。

「ゴールデン・エレファント賞」第１回〈大賞〉受賞作！壮大なスケールでおくる、超弩級エンタテインメント・ストーリー!! 時は幕末。

彼女の哀しき「奇蹟」の連鎖は、偶然か、意図的か。

地球を離れ四百時間、惑星「ズヴゥフル5」の大学で出会った少女「耀奈」。その胸には真紅のネックレスが輝いていた…。

東野圭吾の隠れた初期傑作！ 学生街のビリヤード場で働く津村光平の知人で、脱サラした松木が何者かに殺された。

地球温暖化がもたらす最も深刻な問題は、感染症の多発である―地球上から撲滅されたはずの天然痘が青森に、空気感染する超エイズが隠岐諸島に、ペストが熊本に発生した。

月島伊央が巻き込まれた閉鎖空間での殺し合いは前哨戦に過ぎなかった!生き残ったプレイヤーの帰還によって、デスゲーム「コロシアム」は新たな局面を迎える。

平山夢明×黒史郎という実話恐怖譚最凶コンビが帰ってきた!『黒丸ゴシック』第2弾ここに降臨す!「僕ってけっこう殺されかけているんです」(あとがきより)という衝撃の告白をする著者が蒐集した実話は「孤独、愛情、執着、欲望、嫉妬、トラウマ。

不当な借金を背負い、銀行員という職も失い、残る道は死のみ―。

エリート集団であり、日本を代表する大企業である自動車業界。

文化文政の芝居町、江戸に悪の華を咲かせたふたりの鬼才がいた。『東海道四谷怪談』、『桜姫東文章』で名高い四世鶴屋南北。

野心家のコンピュータ・エンジニア桂木勲を襲う銀行オンライン妨害の罠。

女暴走族チームの総長だった三田村利香は喧嘩三昧だったが、敵対チームとの抗争に父親が巻き込まれて殺されると、生活を改め、刑事になった。

人気作家・北村が迷い込んだ麻薬パーティに参加予定の政界黒幕が、ホテルで不審な突然死。