かぎろいの島
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
かぎろいの島の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エブリスタのホラー大賞は玉石混交ピンキリなのだが、これはピンの方。「エブリスタのホラー大賞の中で面白いのある?」と聞かれたらとりあえず勧めときたい位には面白かった、他が色々酷すぎるってのは差し引くとして。 いわゆる因習島を舞台にした呪われた一族のホラー。ありがちといえばありがちな題材だが、読みやすい文体で特にひっかかりなくするする読める。逆に言えば物足りない、万人向けに薄められてる感じがした。プロフィールを調べた所、著者はホラーアンソロジーで活躍している人らしい。単著はこれが初。 どうりでこなれているなあと感心半分がっかり半分、有望な新人の誕生に立ち会いたかったのでちょっと残念。 夜になると蠟燭を灯す家々の情景描写などは、ノスタルジックな美しさに溢れていて良いものの、白家の人々が一部除いてほぼ空気なのや、佳人の父親の割腹自殺の動機付けがなかったのは残念。単に視覚的な派手さ狙っただけで割腹自体に意味なかったの?母親は何で酉男と浮気した?無理矢理? 上記の内情がわからんまんま、終盤駆け足で終わってしまいぽかーんと置いてけぼり。佳人の心情変化とあのラストが上手く結び付いてないというか、みのりと体を重ねるかどうかしてればもっと説得力感じられたのかな。 因習島(村)における権力強化と秘密保持の為の近親相姦はもはや鉄板ネタなので、それに関してはごく早い段階で予想付いたし、真相が判明した時の驚きや意外性は皆無。 個人的にエピローグは蛇足。兄の時にも感じたが、あの閉鎖的な島から一歩も出ず生まれ育ったにしては順応早すぎて都合がいい。 そもそも家族ぐるみで洗脳教育施されたのなら、幼少期に外部の人間と接触でもしない限り、外に出る発想自体浮かばなそうだけど。 瑕疵はあるもののラストに余韻を感じられる力作のホラーだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラー小説を初めて読みましたが、すごく面白かったです! もちろん怖いですが、終盤で謎がどんどん解き明かされるのですっきりしました。 読み終えた後は、「こういった風習が残る島って過去には実在するのかもしれない」という気持ちになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あらすじがあまりにも好みだったので購入しました。暑くなるとこういった類の物語が読みたくなりますよね。まあ年中欲してますが。 シンプルな文体でありながら情景がイメージし易く、とても読みやすかったです。本編も予想通り好きな要素が詰め込まれていて最後まで楽しんで読むことができました。期待を裏切られることはないと思います。 あとがきも読みましたが、この作者さんとはなかなか気が合いそうなのでいつかお話を聞いてみたいですね。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|