イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子



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    初公開日(参考)2024年07月
    分類

    長編小説

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    イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)

    2024年07月05日 イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)

    大学受験に失敗し、東京の実家を出て秋田医科大学に進学した南雲瞬平。ある出来事をきっかけに、大学卒業後は博士課程に進み、法医学教室に所属している。秋田県内で発見された異状死体の法医解剖は全てここで行われる。上司の上杉永久子教授は自殺研究の第一人者だ。抜群の解剖技術と観察眼を持ち、死者と死者を見送る者への敬意を尊重する一方、その想いが先走り、周囲を振り回すこともたびたびだった。 年末、運び込まれてきたのは二体の焼死体だった。高齢で寝たきりの妻とその夫とみられる。無理心中事案と思われていたが、上杉は両者の臓器に似たようなポリープがあることに着目、警察にある指示を出した。これにより、意外な事実が明らかになり――。 一家の食中毒事案、生後二か月の乳児の死亡事案、夏祭りでの毒物混入事案、そして、南雲の過去に起きたある人物の死にまつわる衝撃的な出来事。常識に縛られない上杉と、執刀医を目指す南雲のコンビが事件の真相に迫る。 現役解剖技官が描く、司法解剖のリアル。そして、自然豊かな秋田の風物や風景。圧倒的な描写力で、私たちの隣にある「死」について深く考えさせられる、新たな領域に踏み込む法医学ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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    イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子の総合評価:9.60/10点レビュー 5件。Bランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (5pt)

    とても良い作品と思いました

    法医学者の女性教授が、不審な亡くなり方をした人たちの遺体を解剖し、豊富な知識と鋭い勘で、死の真相に迫ってゆく経緯を、教授のアシスタントを務める大学院生の視点から描いています。作者も法医学者で、遺体の解剖を多数していますから当然のことでしょうが、遺体の解剖の描写は緻密でリアルです。けれども、これを読むのを好まれない方もおられるかもしれませんね。
     5つの短編が収録されていますが、どのストーリーもそれなりによくできていると思いました。第四話だけは、遺体の解剖とはちょっと違う話で、大学院生とその友人との出会いと交際と別れを描いていますが、多くの方々もレビューで言っておられるように、特に感動的で素晴らしいと思いました。
     それから、Amazonではないのですが、文章が稚拙だというレビューがありました。文章の評価の仕方は人によってさまさまですから、このレビューも決して間違ってはいないでしょう。ですが、私はとても上手だと思いましたし、この作品の舞台となっている秋田県の風物などもよく描かれているとも思いましたので、ずいぶん厳しい評価をする方がおられるなと驚きました。
     ただ一つ、苦言を呈します。会話で秋田県の方言がたびたび出てきまして、難しい表現はだいたい、あとでフォローする形で説明されていますが、p.24「まめでらが(元気ですか)」、p.29「じっぱり(たくさん)」、p.39「しかだねぇ(すみません、申し訳ない)」、p.173「あべ(行こう)」、p.175「こごさへだど(ここに入れたと?)」、p.220「アバ(ここでは、妻)」なども、普通ではちょっとわからず、説明が必要ではないでしょうか。この点は、作者も編集者も、もっと配慮すべきであったと思います。
    (注)カッコ内は私がネットで調べて入れましたが、すぐにはわからなかったものもありました。また、前の方に説明があったのを、私が読み落としている可能性もないわけではありません。
     ですが、このようなものが多数あれば減点せざるをえませんが、それほど多数ではありませんし、全体的にはとても良い作品だと思いましたので、星5つとしたいと思います。
    イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)より
    4094073663
    No.4:
    (4pt)

    映像化してほしい

    新聞に著者の記事が載っていたので、興味を持ち購入。
    自分にとっては身近な秋田の風景が文字で描かれており、読み進めやすかった。
    県外や秋田でも中央から県南人ではない人には、少し訛りの強い会話は、ニュアンスが伝わらないと思うけど、これは故郷を舞台にしたサスペンスだから、地域おこしにもなるかなと。
    ぜひ映像化してもらいたいです。
    イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)より
    4094073663
    No.3:
    (5pt)

    簡潔な文章に好感

    現役解剖技官が描くリアル法医学ミステリー、という副題と「同郷」の作家である点につられて読んでみた。技巧を排除した文体が心地よい。デコラティブな表現は皆無だが、
    解剖技官として、淡々と解剖現場を再現する箇所は臨場感がある。
     文章を書くときに「ハエと結婚してはダメ」と教えている本があった。
     高級なレストランに一匹のハエがいる光景は、なかなかのインパクトがあり、今後の進展に期待が持てるが「微に入り細を穿つ」ように描くと、読者は興覚めとなってしまう、という教訓。
     主人公の友人の死に苦悩する描写は共感を呼ぶ。
    イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)より
    4094073663
    No.2:
    (5pt)

    おもしろかった!

    医療系ミステリーが好きな人は読んでください!
    ただ、慣れないうちは秋田弁のキャラが読みにくかったかな…
    イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)より
    4094073663
    No.1:
    (5pt)

    リアルな描写

    続編を期待します。
    イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫)より
    4094073663



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