遺言書を読み上げます 血統書付きの相続人
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弁護士が主人公ということで新川帆立さんの作品を連想させるところがありますが、新川さんの作品のヒロインは型破りすぎるきらいがあるところ、こちらはヒロインの性格も使われる手法も新川さんのヒロインより少し穏当かなという印象です。 著者は法律を学ばれているようで、内容は素人にとっては意表をつきながら分かりやすく、面白く読めました。 ただ、気になった表現が少しあります。 P38に「杠葉は、政子から戸籍謄本を受け取りながら」とあり、P39には「杠葉は、不動産登記を確認しながら聞いた」とあります。 不動産登記を、と書くと登記所(法務局)の登記を確認する意味になりますが、普通は原簿を見ることはできないのでここは依頼人が持参した「不動産登記簿謄本(登記簿謄本)」を確認しているはずです。 実務で「謄本」と口にした場合、戸籍の話であれば「戸籍謄本」不動産の話であれば「不動産登記簿謄本」を意味します。 P135には「当事者の話を伺うだけでなく、後で戸籍なども調べておかないと」とありますが、会話だとこういう表現になります。 著者は実務にはそれほど深く携わられてはいないのかもしれません。 | ||||
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厄介な相続の要求を受けた杠葉(ゆずりは)弁護士とそのパラリーガルの2人が、遺言書を依頼した人物の要求を満たすべく、最善の方法を考え抜いていくという話が4話掲載されています。 実のところ、それまで知らなかった作家の方の作品ということもあり、面白いのかな??と恐る恐る選んだ一冊でしたが、一言で言うと「予想を裏切り、期待に応える」本でした。 デジタル遺産については、今の時代にいかにもありそうな話。ストーカーが出てくる話もあり、ちょっとコワさを感じた部分も。 全体的には、本の帯に「脱法的」とあるように、もしかしたらちょっとズルイ方法なのかも、と思ったり。 特に最後の「第四話 断固拒否する相続人」は、帯に書いてあった通り「圧倒的」で読みごたえがありました。これは専門家でないと書けない緻密な解決策なのでしょうね。 難しかったけれど、楽しんで読めた本でした。 | ||||
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たまたま書店に立ち寄って文庫本を漁っていたら,この本が目に留まり,気になったので購入しました. 今日が発売日だったとは…運がいいです. どの話も依頼をあっと驚く方法で解決していて,とてもワクワクしました. 特に第三話は「ぼくら…」シリーズを思い出させるような,仲間たちと協力して敵をやっつける爽快感があり,とてもお気に入りです. | ||||
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