タイガー田中
- サスペンス (775)
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| ダニエル・クレイグ版007映画5部作は名作だった。 あの結末だけが不満だがエンドロール後の、James Bond Will Return、には狂喜した。 マチルドの息子か?、と邪推している。 閑話休題。 26作目映画製作開始までの007ロスを満たす軽い気持ちで松岡圭祐さんの本作を読んだが、アクション小説として日本の最高水準にあると思った。 主人公の冷酷ぶりには引いてしまったが、一世を風靡した日本のアクション小説の第一人者は大藪春彦さんだった時代があった。 松岡さんが大藪春彦賞を受賞したことがあるのは納得。 イオン・プロダクションは本作英訳版を読んで(未訳だが)、全部または一部を脚色して映画化して欲しくなった。 (ネタバレご容赦) 映画版のブロフェルドが随分しまらない最期だったが、本作のジェームズ・ボンドとの一騎打ちの結末は、これぞ悪役の末路、と呼んで(読んで)、相応しいものだった。 レイモンド・ ベンスン(ベンソン)の、赤い刺青の男、も007が来日したが、同じ来日版でも本作のほうが遥かに楽しめし、読み応えあった。イアン・フレミング原作版を楽しんだ読者なら、疑問点がほとんど全て解消される丁寧な解釈に感動すら覚えるはずだ。 大変楽しい読書の時間を持てることは断定できた。 不満点は二つ。 1967年当時の浜美枝さんは魅力的だったので、キッシー鈴木のあの未来はあんまりだ。 タイガー、斗蘭、ボンド、と登場人物達はとても魅力的なのに、危機からの脱出が都合良すぎた。 毎回、助けがタイミング良すぎた。 フレミング原作版は、ボンドの内面を描写しながら、あくまで徒手空拳で、危機一髪から抜け出す状況が描かれていたのて、読者自身もボンドと共にアクションに没頭できたものだ。 「死ぬのは奴らだ」の海中シーン然り、「ダイヤモンドは永遠に」の銃撃戦然り、「ドクターノオ」の空調間脱出シーン然り、「サンダーボール作戦」の海中戦然り、「女王陛下の007」のスキー脱出とボブスレーシーン然り。 万一、松岡さんが007パスティーシュ第3作を執筆されるなら、徒手空拳のアクション・シーンに注力していただきたいと思いました。 | ||||
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| 初のジェームス・ボンドの日本編は終わっでいなかった。日本の公安警察官タイガー田中とその娘斗蘭ともにボンドは悪の組織「スペクター」との決着をつける。ストーリーテラー松岡圭祐が新たなる007シリーズを書き上げた。 | ||||
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| 松岡圭介の本はほぼ読破してるが、今回の作品は...時代が違うからなのか? | ||||
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| かつて井上一夫氏が贋作を出そうと企てたが大人の事情で出せなかったというエピソードを読んだことがある。 あれから半世紀過ぎてついに日本人作家の手によるジェームズ・ボンドが世に出るのかと思うと感慨深い。 エイミスやガードナーは別にしてそれ以降もいろんな作家による贋作が出版されていて読んではみたものの消化試合をこなしてるような気持にしかなれなかった。 この本は007というより松岡さんの本だと思って読めば期待を外すことはないと思う。メインは女性キャラクターでアクションシーンもふんだんだ。 お気に入りの作家も鬼籍に入り、店頭で新作に心躍らせることもなくなった人間にとってこのタイトルを本屋で見つけたときのあの瞬間は星の価値がある。 ジェフリー・ディーヴァーよりは面白かったのは正直な感想です。 | ||||
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| JKや高校事変と違い時代背景が古いのが影響してか物語に入りづらい感じがあった | ||||
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