続シャーロック・ホームズ対伊藤博文



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    初公開日(参考)2024年06月
    分類

    長編小説

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    続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (角川文庫)

    2024年06月13日 続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (角川文庫)

    シャーロック・ホームズは探偵業を引退し、ロンドンを離れて一人で養蜂を行っていた。久々に会ったワトソン博士と話をしていると、伊藤博文が満州で独立運動家の何者かに暗殺されたという報せが届く。 ロンドンに戻って伊藤博文”惜別の会”の招待状を受け取ったホームズのもとに怪しい女が現れ、「伊藤博文を殺した真犯人の存在」をほのめかす文章が彫られた仏像を渡して姿を消していった――。 全米ベストセラー待望の続編!(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (4pt)

    作者の着想

    着想が凄い
    続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (角川文庫)より
    4041150892
    No.1:
    (4pt)

    反独プロパガンダまでなぞる必要はなかったのでは?

    正編は傑作だったが、続編も高いレベルにある。伊藤博文暗殺から第1次大戦前夜までのシャーロック・ホームズとワトソン、それに暗殺さたはずの伊藤公の物語となる。最後は、「最後の挨拶」のシーンで終わり、原作との整合性をつけている。
    ただ、問題は「最後の挨拶」との折り合いをつけてしまったことだろう。「最後の挨拶」の作品設定は1914年、第1次大戦前夜である。けれども、「最後の挨拶」の発表は、1917年。すでに対ドイツ戦争が塹壕戦の泥沼化した時代である。ゆえに、作品は反独プロパガンダの色彩を帯びている。その延長線上で、この続編も反ドイツ色が強くなっている。日本におけるドイツの工作員は、まるで仮面ライダーに出てくるショッカーか何かのような、とんでもな人たちだ。ここが、気持ち悪い。
    史実をまともに振り返るなら、1914年の第1次大戦前夜、イギリスとドイツの関係はそんなに悪くなかった。ドイツは大艦隊計画を進めていたが、すでに植民地獲得の場もない時代、大艦隊の使い途はしれていた。イギリスは、ことさらにはドイツの大海艦隊を意識していなかった。第1次大戦の原因はバルカン半島を巡る権益争いだが、イギリスはバルカン半島に権益を持たない。ゆえにドイツと戦う必要もなく、傍観者となり、戦争の休戦調停者になりえたにもかかわらず、ドイツに宣戦布告してしまう。現代では、戦争好きのチャーチルにひきずられての参戦と解明されていて、イギリス国民の反独感情が対独戦を選択させたわけではない。となると、「最後の挨拶」のありようは、あまりにその時代とそぐわない。
    もちろん、「最後の挨拶」との整合性を持たせるためには、反独でいくしかないだろうが、ほかに選択肢がなかったのか。そこが残念。正編と同じくロシアを使う手もあったのになあ。いや、アメリカでもよかったか。
    続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (角川文庫)より
    4041150892



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