エンド・ハウスの怪事件
- 名探偵 (559)
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見事な本格ミステリです。解決はシンプルきわまりないのに、真正面からころっと騙されてしまいます。 作者には『アクロイド殺害事件』『オリエント急行殺人事件』など、大技を使った超有名作がありますが、こういうあまり目立たない作品の方が、真価を発揮しているように思います。場外ホームランじゃなく、さりげないヒットに職人芸がにじみでるように。それ、クリスティはアベレージ・ヒッターですから。 名探偵ポワロと知り合ったエンド・ハウスの女主人、ニック。彼女は何者かに命を狙われているらしい。だが誰が?なぜ?やがてポワロの目の前で惨劇が・・・。舞台となる屋敷「エンド・ハウス」の描写がほとんどなく、雰囲気に乏しいため、星ひとつ減らしていますが、国内本格にすれた人にこそ見直して欲しい名作です。 文章が平易でたいへんわかりやすいので、翻訳ものはちょっと・・・という人でもすらすら読めます。ミステリの入門編としてもお勧めです。 どうぞ読んで下さい。そして「ミステリの女王」の腕前を、心ゆくまで満喫して下さい。(注:この作品は、ハヤカワ文庫では『邪悪の家』、新潮文庫では『エンド・ハウス殺人事件』という題名で訳されています) | ||||
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