元職員
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さすがは吉田修一。外れなしの秀作です。 | ||||
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元職員というタイトルが非常に気になりました。 読んでみてなるほど。 人間この立場になったら同じようなことをやってしまうかもしれません。 すぐに読めちゃう本です。 | ||||
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バンコクを訪れた主人公は、そこで出会った日本人青年から、美しい娼婦を紹介される。 べたつく熱気の中、ワケあり主人公と娼婦の乾いた交情が描かれた作品なのだが、安易な友情や恋愛物語に昇華しないのが吉田修一流だろうか。アジアの旅で感じる、かの地からも見た日本人に対する突き刺さるような冷ややかな視線が、細やかな動作の中に上手く表現されている。 すったもんだの挙句、これまでの出来事にツバを吐きかけるような、独特の歪みが印象的だ。 まったく好感の持てない主人公なのだが、ラストの高笑いは、痛快ですらある。 | ||||
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主人公がクズすぎて。 公金使い込み、日本での不倫、買春、情緒不安定。何なのこいつ。 前半ではずいぶん年下の武志に正論言われてタジタジオロオロしてたくせに、弟にボコられたら頭のネジが飛んだのか急にキレだしてしまいには開き直って笑いだしたり、怖いです。 卒業旅行での火だるまエピソードは本筋になんの関係もないし、なんで二回も同じような文で書いたんだろう。屋台のいけすかない日本人夫婦の話も二回目はもっとサラッとでいいんじゃ?と、変なところばっかり気になってしまった。 唯一、中盤の武志の言葉に込められたメッセージには少し思うところもあったけど、この人の作品は伝えたいことを登場人物が直接言っちゃうよね。それで薄っぺらくなっちゃうのが惜しい。 タイには行ったことはないけれど、とりあえずねっとりしてることだけは印象に残りました。 | ||||
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犯罪モノなどの新しい作風を試していた吉田修一だが、本作では純文学寄りのアプローチに戻っている。 とある事情からタイを訪れた主人公が、過去をフラッシュバックさせつつ、非日常を過ごすといった筋。漠然とした白昼夢のような世界観にプラスしてミステリー的な要素も加味されており、初期の傑作「パレード」には及ばないものの、最近の作品の中ではよい方の作品だと思う。 | ||||
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