泉
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いつ購入したのかも覚えていないジャケ買いの積読本が見つかったので、とりあえず読んでみました。 その後Amazonのレビューを見ていささか驚きました。何故こんな低評価なんだろう?十分読み応えのある面白い作品だったのに。 思うに東京創元社はおしなべて売り方が下手です。私はおそらく帯の惹句でタニス・リーのようなファンタジーを想像して購入したのだと思いますが、実際にはファンタジー的な設定は状況のための背景にすぎません。さらに、ミステリーとして読ませるのも、この作品の本質ではないでしょう。 本書は自然環境が過酷になった状況下で、ファナティックな思想に救いを求めること—とりわけ狂信者が自分の正当化のためにあえて狂信することを選ぶような、我々の日常世界でも諸々の問題を引き起こしている思想の有り様がどのように成り立つのかが、社会という大きな括りではなく、個人の問題として描かれています。ただ、展開はあくまでエンタテインメントのそれで、決して堅苦しい話ではありません。 それでもライトな読みやすいエンタメ小説を求める人には向かないでしょう。が、それは作品の責任では決してないです。 | ||||
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読み進められない。 読解力不足なのか、枝葉が多くて筋が見えない。膨大な文章を掻き分けて進む体力がなかった。 | ||||
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イギリス全土で雨が降らず旱魃が続く中、雨が降り、水の恩恵に預かる「泉」に住まう女性ルースが主人公です。 過去のことで女性は精神を病み、監視されながら泉で暮らしています。 非常に鬱々とした雰囲気で進み、また現在の視線から過去の視線に曖昧に移り変わり、正直読むのに疲れます。 イギリス小説らしい、知的な表現も。 過去どんなことがあったのか、初めにわかりやすく提示するのではなく、じっくりとルースの回想から過去が紐解かれながら、中後半になって初めて最大の過去の謎が提示されます。 そこまでの過程の中で各登場人物や「泉」によるルースの苦悩(周辺地域からの敵意や夫との不仲、精神を病んでいく様)が描かれていきます 最大の過去の謎にたどり着くまでがかなり鬱々しており、正直それにたどり着くまでに体力を使い果たしてしまい その過去に対して気持ちが動かず、またその真相を暴く過程自体も対して文字数が割かれておらずインパクトに欠けるものでした。 過去の謎に対する謎解きのような過程も、この登場人物が怪しいかな?と読者に思わせるような工夫も乏しく、 結局のところ精神を病んだ女性の視点で物語を書くのがうまいなという印象しか受けませんでした 太宰治あたりが好きな人なら楽しめるのかな・・・? | ||||
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