※この一覧は新刊,文庫問わず、サイトに登録されている書籍を元に検索されています。
「お返事がないので、またお手紙を差し上げます」熱狂的な女性ファンから次々届くファンレター、断っても断ってもしつこく講演を依頼してくる図書館司書…謎の覆面作家・西村香をめぐって起こる怪事件・珍事件の数々。
日本を代表するシャーロッキアンによる新訳全集。
トレントは一瞬だけその女を見て、ふり返ることはなかった。彼は不意に、その女が誰だか思いあたった…。
北海道での調査は簡単に終わったが、工藤はその夜、ホテルで三人の男に襲われて殺されかかる。
美奈子が考古学の試験を受けられなかったことから、一緒に古墳の発掘調査に参加することになった麻衣子。
さびしい原っぱにポツンとたっている、古いレンガづくりの時計屋敷。そびえたつ時計塔の屋根の上に、なにやらうごめく影が…。
老科学者のすばらしい発明が、ついに完成した。北見君が特別に見せてもらった発明品、それはすぐれた頭脳を持つロボット。
悪の華が咲き乱れる荒廃しきった高校へ転校した少年、逢川総二は、あの“極真”の達人だった!VS.中国拳法、ボクシング、少林寺拳法、柔道、空手、剣道。
東京からカラフトへ向かう「紅緑丸」の船上で発見された変死体(「人喰い船」)、山中を走るバスから消えた五人の乗客の謎(「人喰いバス」)、谷底から消えた墜落死体(「人喰い谷」)、密室から消えた凶器の謎(「人喰い倉」)―。
昭和二十年六月、沖縄の日本軍は懐滅、日本の敗戦はもはや決定的だった。
戦争の足音が迫る昭和十六年八月、青楓学院に学ぶ五人の日本・中国・アメリカの若者が、北アルプス・槍ヶ岳山頂に立った。
かつて存在し、そしてある日忽然と地上から消え失せてしまった国「日本」―自分が“契約”さえしなければ良かったのだ、と語り出す謎の男。
五つの時計/白い密室/早春に死す/愛に朽ちなん/道化師の檻/薔薇荘殺人事件/二ノ宮心中/悪魔はここに/不完全犯罪/急行出雲/の十編を収録。
フィラデルフィアから妻の待つサンフランシスコへ、義弟を連れサンダーバードで大陸横断五〇〇〇キロの旅に出たアレックス。
エリザベス女王の別邸での休暇が台無しだ―ティアラまでつけた女王そっくりの死体が、領内で発見されたのだ。
『連続殺人鬼の恐怖?現代の吸血鬼?』新聞の見出しを見た竜崎晶は驚愕した。「ビッグ・アップル・ヴァンパイア」。
妻を事故で失い札幌を離れ森林作業員となった男が、自衛隊演習場と隣接する夜明け前の森で救出した女性は、謎を残し病院から逃亡する。
室町幕府の権力を二分する、足利尊氏・高師直派と尊氏の実弟直義派との抗争は、もはや避けられない情勢となった。
「毀すこと、それがばさら」―六波羅探題を攻め滅ぼした足利高氏(尊氏)と、政事を自らつかさどる後醍醐帝との暗闘が風雲急を告げる中、「ばさら大名」佐々木道誉は数々の狼藉を働きながら、時代を、そして尊氏の心中を読んでいた。
グルメ・ガイドブック『ル・ギード』の覆面調査員で元パリ警視庁刑事のパンプルムース氏は、編集長に呼び出され、ある秘密任務につくことになった。
私怨の女テロリストが日本の地を踏んだとき、中東を巡る妖しく危険なゲームがスタートした!第2回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
吉本紀子の義母がカバン詰めの死体となって発見された!死の直前の義母・静枝の呟き、福井県秋津村役場からの葉書、静岡県浜松市で診察を受けた眼科医院…一見無関係な義母の言動をたどるうち、紀子は過去の忌まわしい事件と、ある男性の名を探りあてる。
デビュー作「陰の間」発表から三十年後の今、続編の執筆を始めた社会派の大作家、辺見俊悟に、正体不明の脅迫が始まった。
雪女に襲われて一人が死亡、一人が意識不明に!?現場の夜泣峠周辺を調べる京都府警は、資産家・波多野家の悲劇に辿りついた。
父の経営するバードショップにやって来た赤い口紅の女は、僕の五官を痙攣させる魔力を持っていた。
花咲村の惨劇を彷彿とさせる桜吹雪に彩られた殺人劇が、またも朝比奈耕作を襲った。
横浜で海外旅行添乗員、大阪で若妻、そして東京で元暴力団準構成員が連続して射殺された。
ぐおぉーんと、寂寥たる闇を震わせて、不気味な鐘の響きが山中を貫いた。
六年半前の月蝕の夜、美島夕海の姉・紗月が惨殺された!―夫の明日香井叶ではなく、双子の兄・響を伴い、鳴風荘を訪れた深雪。
伊勢湾に突き出た知多半島西岸に位置し、焼き物で名高い常滑市。
チンピラはナイフで娘の胸を刺し、店の売上げ金を奪った―ところが数分後、犯行がばれ、周囲の男達から袋叩きにあっている彼に手を差しのべてきたのは、殺したはずのその娘だった!おなじみ宇野警部と女子大生・永井夕子の名探偵コンビがカルト宗教を巡っての陰謀をあばく表題
川崎涼介は、廃墟となったビルの屋上から転落し、意識を失った。見知らぬ家で目覚めた涼介は自宅へと向かう。
白馬岳の山荘では週一回、売上金を麓の銀行員が徒歩で運び下ろすという。山頂でその話を小耳に挟んだ三人の若者がいた。
父親を殺された子供が描く異様な絵から事件の真相に迫る刑事がドンデン返しにあうサイコミステリー(表題作)、「裏窓遊び」と名づけた覗き行為に耽るOLが破滅に向かって歩みだす『残酷な視界』、三代にわたって家族を蝕もうとする叔父への殺意の高まりを描いた『肉食の食客
いくら元新聞記者で好奇心を抑えられないとはいえ、テスだって厄介事に関わる気はなかった。
東京発、新大阪ゆき『のぞみ47号』が、静岡・掛川間で行方を絶った。
米連邦準備制度理事会(FRB)前議長のチャールズ・ブラックは、国際会議出席のためスイスに到着するや突然、逮捕された。
MITからカリフォルニアの農事試験所に移ったクレアが最初に訪れた果樹園の名は、豊かな地下水系を持つ肥沃な土地を意味していた。
退屈な学会の講演にうんざりしていたアメリカの神経物理学者アルバート・モリスンは、ソ連の科学者ナターリャ・ボラノーワから意外な申し出を受けた。
物体ミクロ化実験への参加を拒否した神経物理学者モリスンは、誘拐同然にソ連の極秘研究所へ連行されてしまった。
紀元70年のローマ。内乱を制したウェスパシアヌス帝だが、なお各地に潜伏する謀反の残党がいた。
悲壮美漂う、荒涼たるダートムアの夕暮れ。
警察内部の暗闘に翻弄される悪徳警官クライン。狂おしく暴走する病んだ魂を悪夢のような文体で描破した異形の傑作。
女優・紅林ユリエが小杉隆一と作った劇団『紅神楽』は、推理劇を得意としている。座付き作者の小杉は大の推理マニアなのだ。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い」この一行に、大きな謎が仕組まれていたとは―。
有馬さんの西洋館にしのびこんだ鉄仮面の男。名探偵明智小五郎は、知らせをうけてかけつける。
東京タワーのてっぺんに、グニャグニャとからみつくタコ入道。鉄の輪をかさねたような、顔のないへんてこロボット。
古代研究所の一室でおこった奇怪な事件。しめきった研究室から、ひとりの大学生が消えた。
■スポンサードリンク
|
|
新刊小説はこちら 新刊の文庫はこちら 新刊から高評価のみ