エンドレスピーク はるかな嶺



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初公開日(参考)1996年10月
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長編小説

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エンドレス ピーク 上: 森村誠一山岳ミステリー傑作セレクション (光文社文庫)

2015年12月08日 エンドレス ピーク 上: 森村誠一山岳ミステリー傑作セレクション (光文社文庫)

太平洋戦争勃発直前の昭和十六年の夏、日本・中国・アメリカの五人の若者が槍ヶ岳の頂上に立った。いつの日か平和が戻ったらこの山頂で再会しようと五つの石を持ち帰る。だが、彼らはそれぞれ、零戦パイロット、陸軍特攻空挺隊員、対外宣伝放送アナウンサー、抗日レジスタンス、米軍語学兵の道を歩む。戦争に引き裂かれた二度と帰らぬ青春の日々を描く傑作大河ロマン。(「BOOK」データベースより)




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No.2:
(5pt)

渾身の傑作でしょう。

5人の若者のフィクションをからませて、 特攻隊の真実、沖縄の犠牲、石井部隊の所業、大和の最後、原子爆弾、 太平洋戦争の惨劇に、わずかな希望も飲み込まれていく様を描いた渾身の傑作。 戦争は二度と起こしてはならないという祈りまでがひしと伝わってくる。 場面のめまぐるしい展開と変化に引き込まれる読みやすい作品。 僕も含め、戦争を知らない世代に残さなければいけない一冊だと思う。
エンドレスピーク〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:エンドレスピーク〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
433407328X
No.1:
(5pt)

心に残るだけではない。

戦争というフィクションの中で進められる5人の若者の運命というノンフィクションの話。 教科書には載らない戦争があり、よく「二度と繰り返してはならない。 」というが、初めて心からそう思えた作品だった。 決して私の記憶にはないはずなのにその光景がまざまざと浮かびあがってきた。  今五人と同じ年齢を過ごす私は、この作品に出会えてとてもありがたく思った。 彼らの友情を見本、理想としたいと思った。 そう思えるものはなかなかないと思う。
エンドレスピーク〈下〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:エンドレスピーク〈下〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073298



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