棟居刑事の復讐



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    初公開日(参考)1992年12月
    分類

    長編小説

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    棟居刑事の復讐 (角川文庫)

    1996年08月31日 棟居刑事の復讐 (角川文庫)

    警視庁捜査一課の横渡刑事は帰宅途中、暴漢に襲われた女性を助けようとして男と格闘し無念にも刃物で刺殺された。一方、襲われた女性も死体で発見される連続殺人事件が起きた。殉職の訃報を聞いた棟居刑事は激しい怒りを覚え、「仇はおれがとる」と亡き横渡の面影に復讐を誓う。そして、女性被害者の身辺を調査中、遺品から二八年前に起きた棄児事件を報道した古い新聞記事が見つかった…。燃える刑事魂が巨悪と対決する「棟居刑事シリーズ」第一弾。 (「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (4pt)

    安定した、おもしろさ。

    第一の殺人、第二の殺人と起こっていく中で、関係者の過去が暴かれ、事件解決の糸口になる。
    お約束の地方出張と他所轄との合同捜査で、事件を解決していきます。
    ドロドロしていない、安心して読める、安定のシリーズでした。
    棟居刑事の復讐 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棟居刑事の復讐 (角川文庫)より
    4041753376
    No.3:
    (3pt)

    中村雅俊が棟居刑事に扮するテレビをみて原作が読みたくなりました

    原作では28年前の新聞記事が、テレビでは32年前になってた。
    私のイメージでは棟居は佐藤浩市なんだが、
    以前は『人間の証明』の棟居で松田優作なんだけど、
    最近は東山も棟居やってるから、明智小五郎=天知茂みたいのはなくなった。
    棟居刑事の復讐 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棟居刑事の復讐 (角川文庫)より
    4041753376
    No.2:
    (3pt)

    人は、復讐されるもの

    幸せの記憶は短すぎ―
     棟居刑事を時に諫め、見守っていた先輩・横渡刑事が刺殺された。棟居は新たな「復讐」を自分に任じた。 棟居の行動は常に犯罪に対する怒りと虚無感に裏打ちされている。私怨の人だ。ともすれば共感の得がたい個人の負の感情が、かろうじて「正義」を保っているのは刑事という身分がそうさせるのではない。彼の支援が深い絶望と、かろうじて彼を支えている気持ち―横渡、その家族、かつて彼が失った妻子への想いが純粋だからであろう。「人間の証明」から受け継がれる情だ。我々は棟居の中に純化された情を見出すことで彼を初めて擁護できる。
     つまり正義とは我々の情であり共感であり甚だ心許ないものなのだと思う。
     事件が解決したあと、帰路で復讐者・棟居は休日の家族連れを多く目にする。―日常の幸せは失われた後、初めてそれがどんなに貴重であったかを知る。それが失われた後そのひとかけらでもあればどんなにか救われるか―
     あまりにも重すぎる独白、そして凍てつくような孤独があぶりだされた。復讐するものは満たされることはないし、得ることもない「証明」である。 名作の誉れ高い「人間の証明」に比べるとこじんまりとまとまった話だが昨今の奇をてらったミステリー、人前で服を脱ぐのもはばからないような私小説的小説に比して充分読むに値する。
    棟居刑事の復讐 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棟居刑事の復讐 (角川文庫)より
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    No.1:
    (2pt)

    「復讐」とは何だ

    暗い過去を振り捨て、栄耀栄華を掴もうとするその直前にあらわれた自分の過去を知るもの。彼女らを殺害することで現在を生き延びようとする。森村における犯罪者とは基本的に清張によって確立された過去の隠蔽を動機とするものである。必然的に彼の生涯を追うことでその犯罪の動機、人間関係がほぐれ、ばらばらに見えた犯罪が収斂してゆくというかたちをとるが、これがまさにパターン化したとき、大物はみな後ろめたいという森村の基本的人間観が出現する。当然、警察小説である以上、ある程度のパターンは許されるだろうが、本書の場合、「復讐」という語が犯罪者の摘発以上の意味を持ちえず(本人はもっと深みをもたせたかったのだろうが)、中途半端な感を否めない。また殺害された同僚の娘の位置もやはり不明確で、随所にものたりなさがある。しかし安定した作品である事は間違いなく、森村の標準作ではあろう。
    棟居刑事の復讐 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棟居刑事の復讐 (角川文庫)より
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