棟居刑事の黙示録



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    初公開日(参考)1998年11月
    分類

    長編小説

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    棟居刑事の黙示録 (中公文庫)

    2017年10月20日 棟居刑事の黙示録 (中公文庫)

    元暴力団組長の九鬼直正は、ひょんなことから中学生の重光ゆかりと知り合う。いじめを受けていたゆかりは、九鬼のアドバイスでいじめっ子らに立ち向かう。ある日、いじめっ子集団の中心人物・箱田真貴枝が行方不明になり、数日後、丹沢山中で死体となって見つかった。いじめの報復ではと疑われたゆかりを心配する母親は、九鬼に警護を依頼。ゆかりのため、九鬼は真犯人を探す。一方、政財界の黒幕・大友勇介が殺された事件の真相を追う棟居刑事。二つの事件は、次第にひとつに繋がって――。(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (3pt)

    定食・・・!?

    定食・・・と書きましたが久々の森村誠一サンです。「棟居刑事の黙示録」。中高生の頃、ちょっと背伸びをして読んでいた森村小説。わたしのイメージはやっぱり「サラリーマン(悲哀)小説」。森村氏ご当人のサラリーマン時代の経験を活かした独特の「ドロドロ感」が、何となく大人の社会はこんなんか・・・というヴァーチャル・リアリティをもって迫ってきたような記憶があります。

    本作品はそういう意味ではサラリーマンは脇役。「棟居刑事の・・」とありますが刑事サンのキャラが特別立っている訳でもなく。少女の殺人事件・大物政界ゴロの殺人事件が微妙に絡み合いつつ、ついに接点が、という著者得意のミステリ仕立て。2つの殺人事件が「繋がる」キッカケの下りは「え〜??」と思っちゃいましたが、後は無難な仕上がり。読んでいていつもの安心感!?がありました。
    棟居刑事の黙示録 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:棟居刑事の黙示録 (中公文庫)より
    4122064678
    No.1:
    (5pt)

    大切なものを失う予感

    巧妙に組み立てられた社会派推理だ。

    犯人は?動機は?犯行方法は?警察の証拠固めは?

    といった、推理内容と平行して、一人の初老の男の生き様が描かれる。

    男はかつては凄腕の暴力団組長だった。

    そのため、とにかく強い。その身のこなしの鮮やかさに目を見張る。

    その強い男が、ある女子中学生と親しくなり、彼女を守る。

    男にとって、彼女の存在が生き甲斐となり、命懸けで守ろうとする。

    しかし、多感な女子中学生と、初老の男との、心理的な別れの日は近い。

    男は生き甲斐を失う日に備えて、何をなすのか?

    多くの、会社人間の喪失感を描いてきた著者が、初老の男の喪失感の予感を描く。

    物語はスリリングだ。

    加えて、初老の男の生き様が描かれるのが面白い。
    棟居刑事の黙示録 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:棟居刑事の黙示録 (中公文庫)より
    4122064678



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