ストーカー
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全1件 1~1 1/1ページ
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スピルバーグの「激突」を思い起こさせるような設定でストーカーの恐怖を描いた本作において特筆されるべきことは本作が’73年に書かれた物であることだ。日本に「ストーカー」という言葉が上陸したのは恐らく’90年代初頭であろうからその先駆性は素晴らしい。 | ||||
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女に振られてストーカーになった普通のサイコさんが、 女の弟と夫を5000km追走する話。 夫を殺せば女は自分の元に帰ってくるという キチ○イの論理が哀れw 夫が30年間の人生で一度も喧嘩したことのない平和主義者なのは異色だが、 愛する妻を守る為に戦ってしまうという普通のパターンになるのは残念。 戦いに慣れてないので、土壇場でミスをする! 夫は狂ったストーカーを退治出来るのだろうか? で実は『闇の囁き』 の前日譚。 11歳のコリン少年が出てきます。 | ||||
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新居に向けて長いドライブに出発したアレックスと、義弟のコリン。正体不明の男につけまわされて、命を狙われることになる。 ・・・ 本書の発表(1973年)が、リチャード・マシスンの「激突!」(1971年)と近いからか、車を使った追跡劇という点で、とても似ている。もっとも、「激突!」と違って、追う男の正体が読者に、早々にわかってしまうので、不気味さ負けていると思うけど。カーチェイスはそれなりに緊迫感はあるものの、物語そのものは、あっさりとラストまで進んでしまう。 追う男が、追跡の途中で起こした事件で、追われるものが窮地に陥る、といったジェットコースター的展開を期待していたら、そこまで発展しなかった。 クーンツらしさといえば”愛”。”愛”があれば、面倒なシチュエーションは不要ということか。 | ||||
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クーンツ本人ならば、本書の主題は「愛」だと言うのかもしれない。『ベストセラー小説の書き方』におけるクーンツの「ジャンル小説」に対する抵抗は相当なものだ。ホラーやミステリーという「ジャンル」から抜け出したがっている氏は、テーマについてもジャンルに囚われない一般的(メインストリーム)なものと主張したがっている様子。 氏の方向性についてはともかく。本書の主題は「愛」は「愛」であっても、主人公とその妻の間の「愛」ではないだろう。妻の元恋人の持つ妻に対する一方的な愛。これが本書のテーマだ。これを除けば本書は一般的なスリラーに過ぎない。 その観点で本書を読むとき、自分に害をなそうと迫ってくる男が、妻の元恋人であるという事実をもう少しストーリーに組み込むべきだったかと思う。確かにそのような視点は「スリラー」に成りえず、あまりに個人的な話に堕す危険はある。しかしそのディテイルを盛り込んでこそ、本作のテーマがより現実的・具体的な世界におけるスリラーに繋がるのだと思う。 | ||||
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