戦慄のシャドウファイア



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初公開日(参考)1989年04月
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長編小説

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戦慄のシャドウファイア〈下〉 (扶桑社ミステリー)

1989年04月30日 戦慄のシャドウファイア〈下〉 (扶桑社ミステリー)

不老不死を実現する野望に取りつかれた天才的遺伝子工学者、エリック・リーベンは自らに施した遺伝子工学的処置〈ワイルドカード〉によって死から蘇った。しかしその副作用は激烈だった。暴走する遺伝子は彼を怪物へと変容させた。額に角が盛り上がり、尻尾が生え、体に鱗が生じた。彼は地上に現れたこともない爬虫類の怪物へと変容していったのだ。だが、エリックは怪物と化しながらも、自分から離れていった妻への復讐の念に燃え、レイチェルを追う。また、情報局の高官シャープ、そして正義派の警官たちが三つ巴、四つ巴となって彼らを追いつづける。奸計により、指名手配されラスベカズへ向かって砂漠を移動するレイチェルに、もはや人間の姿をとどめなくなったエリックが襲いかかった―。鬼才クーンツがくりだすストーリーは最後まであなたを絶対に離さない。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

戦慄のシャドウファイアの総合評価:9.43/10点レビュー 7件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

モダン・ホラーのイメージ通り

ジェットコースターのような疾走感で今回も物語は駆け抜ける。しかも相手は正真正銘の怪物で自分が想像していたモダン・ホラーかくありきという形と合致しており、非常に小気味よい。

自己愛の塊、エリック・リーベンとレイチェルとの離婚調停の後から始まる本書はいきなりリーベンが走ってくる車に突っ込み、轢かれて死亡するというショッキングなシーンから始まる。ここから物語はクーンツ特有のなかなか本質を明かさない焦らした駆け引き(本当にじれったい!!)をしながら進み、まず主人公二人は追う立場で始まる。
そこでご対面とならずに今度は一路ラスベガスに向かい、主客一転して今度は追われる身になる。この辺りの構成の妙が実に巧い。アントン・シャープという悪徳役人を配することで、それがしかも主人公に恨みを持っているというあざとさで、主客を転じさせる手並みが実に鮮やかだ。
また脇役で出てくるフェルゼン・《石》・キール氏の造詣もまた印象的だ。これが結末において、ある人物の行動に必然性を与えている。

ただ、やはり良くも悪くもこのエンターテインメント色の濃さがハリウッド的でいささか軽めに感じるのも事実で、もうちょっとそれぞれの人物・エピソード・文体等、文学的深みがあってもいいのではないかと思われる。クーンツの面白さはトレヴェニアンの『夢果つる街』のそれとはやはり違うのだ。
『ウィスパーズ』の結末がとてつもなく衝撃的だっただけに今回は色々配された人物が一同に会す割にはあっさりしすぎていたという印象は拭えないので8点とする。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(5pt)

欲しかった一冊

欲しかった一冊、他の古本屋に注文予約していましたがなかなか手に入らなかったのを見つけて購入しました。程度もよく良品で満足しています。
戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594004261
No.5:
(4pt)

バカバカしい文学もまた良し

大変に残念なのはこの手のモダンホラーはすぐ書店で品切れか古本屋に強制移動。
わたしはクーンツもキングも好きですがやはり何事も温厚でおとなしい日本には馴染まないんでしょうか。
ネガティブな要素の中で本当の真理が隠されていると感じますけどね。
ケチつければいくらでも出来ます。
でもファンタジーに遊ぶ事も大切。そう思って読み終えました。
相も変わらず活字離れの世の中、こんな愚痴たたきたくもね。
戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594004261
No.4:
(5pt)

テンポの良さはクー様No.1

20Pで悪役が交通事故で死亡!でも死体は消える!!不死身の敵キタ━━(゚∀゚)━━!! !『ミスター・マーダー』 の10倍面白い。テンポの良さはクー様 No.1だろう。上下巻一気読み出来ます。上巻の三分の二ぐらいで、全ての謎が解明されたと思ったら、もちろん、そこから、どこに着地するか判らない新たな展開で、ワクワクします。これで犬が出てきたら完璧だったのに惜しい。犬が出てこない話の中ではクー様 のNo.1だろう。
戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594004261
No.3:
(5pt)

テンポの良さはクー様No.1

20Pで悪役が交通事故で死亡!
でも死体は消える!!
不死身の敵キタ━━(゚∀゚)━━!! !
『ミスター・マーダー』 の10倍面白い。
テンポの良さはクー様 No.1だろう。
上下巻一気読み出来ます。
上巻の三分の二ぐらいで、全ての謎が解明されたと思ったら、
もちろん、そこから、どこに着地するか判らない新たな展開で、
ワクワクします。
これで犬が出てきたら完璧だったのに惜しい。
犬が出てこない話の中ではクー様 のNo.1だろう。
戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594004261
No.2:
(5pt)

滅茶苦茶面白いですよ

クーンツは5冊ほどしか読んでいないのですが、初めて読んだ作品が
これでした。
私が読んだクーンツ作品では、これが一番面白かったですね。
なぜかって言えば、悪役が気持ち悪い。正義の味方のカッコイイ人、
情けない人などのキャラが面白い。
そして、最初から最後までハラハラドキドキしっぱなしで、特に後半のハラハラドキドキ感はかなりの物でした。
戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:戦慄のシャドウファイア〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594004261



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