ラスト・タウン ―神の怒り―
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どろどろの愛憎伴う人間関係描写の好みはともかく、 物語の発端となった時点の技術水準は、 21世紀初頭現在のレベルとさほど変わらないように見えますが、 100年故障無く動く機械装置すら現状の技術では作れません。 それを最後には一気に... ... 絶句。アフォか?というのが率直な感想。 ここファンタジー的不思議パワーにしておいた方が、まだマシだったのでは。 科学的素養の無いヒトがSFモドキ書くとこうなります、の見本。 | ||||
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ウェイワードに嵌まったならここまで読んでも後悔は無いと思うが、ウェイワードのラストのサプライズで一つの完結とも捉えることが可能で、 必ずしも三冊セットで読む必要は無いと思われる。 間延びしているともさほど感じなかったが、後ろ二冊はギュッとまとめた方が物語の完成度としては高かったのかもしれない。 けれどもある程度の長さがあるからこそ、この最終巻でスリラーとしての緊張感は心拍が上がるほど高まっている。 ラストは秀逸。 軽い読み物くらいの気持ちで読むなら十二分の出来。 | ||||
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小心者なので読んでて鼓動早くなりました。 もう読んだのがだいぶ前なので結末はどうやって締められたかがおぼろげなのですが、もう一回読むのも悪くないかな?と思える程度には読んでて楽しめた記憶はあります。 全三部作です。 覚えている限りであらすじを簡単に書くと、「記憶なくした主人公が目覚め→定期的に殺戮が行われる街でそのターゲットにされるも逃げ延び→元は人間だったらしい驚異の身体能力を持つキモいモンスターと対峙」みたいな話だった気がしますが、順番が違うもしくは別の本の話も混じってる気がしなくもないですが…。 | ||||
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テスト期間でも手放せないぐらい面白いそうです。テストの点が悪かったらこの本のせいですよねw | ||||
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遂に最後の局面は残虐系ホラー映画の世界へと突入して行く傑作SFスリラー三部作の現時点での完結編です。いよいよクライマックスとなる最終巻を読み終えた率直な感想は、この種の作品では無理もないのですが、やはり処女作の衝撃を超えるサプライズはやって来なかったなという思いでしたね。まあ著者はまだまだ書き始めたばかりの新鋭ですから、もっともっとたくさん経験を積んだ上で真の意味での実力をつけてから、もう一度この困難な命題に挑戦して何年後かにぜひシリーズ再開を期待したいと願いますね。 新保安官イーサンが偽りの町パインズの住民達全員に真実を告げた事によって狂った独裁者ピルチャーが逆上して完全にブチ切れ、化け物アビーの侵入を防いでいた外界とのゲートが開け放たれてしまう。無防備な人々に化け物アビーの大群が情容赦なく襲い掛かる狂乱の地獄絵図が繰り広げられる中で、イーサンは一部の人々と逃走しながらピルチャーのいる施設へと向かうのだった。 前半の殺戮シーンは、まだ活字の世界だからこそ耐えられるのであって、もし映像だったら絶対に早送りして飛ばしたいと思う、もう正視に堪えない残虐な血みどろホラーその物ですね。でも何度も繰り返される内に悲しいけれども起こった事実は変えられないという諦めの境地になり、人間が嫌な事は忘れられる生き物である事に感謝したい気持ちになりますね。それから3部作の構成上、止むを得ず本書の序盤で怒涛のクライマックスが来た為に対する後半が随分と盛り上がりに欠けて間延びしてしまった感が否めないのは残念でしたね。動から静への変化や、非人間的な仕打ちに対して同じく狂乱の態度でリベンジする事にどうしてもうんざりして嫌気がさしてしまうのは道理で完全に理解できるのですが、それだけ熱意や興奮が静まり気分がすっかり冷めてしまうのですね。SFというのはミステリーとは違って何でも有りの世界ですから、それだけ結末のつけ方が非常に難しいのだなあと改めて思い知らされましたし、本書の流れは結局の所は予定調和に思えて(過去の大作SF映画を観終えた直後の虚脱感みたいな)何かもっと面白くできなかったかなあと心残りな気持ちになりましたね。本書の後半では人間愛がどんどんと高まって行って「許す」事の大切さを身に沁みて実感する流れとなりますが、でも物語が再開するとすればそこにはまた別の巨大な悪が存在しなければならないのは必然に思えますし、どんどんとハードルが高くなって行って何よりも今以上の気力と体力が必要となりそうですが、著者には十分に充電して頂いて何とかこの宙ぶらりんの結末に真のピリオドを打って欲しいと願いますね。 | ||||
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