ハイスピード!
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ハイスピード!の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
蒸し暑い見知らぬ部屋で目が覚める。朦朧とした目で辺りを見回すと、血糊で真っ赤になったベッド、そして首を切り落とされた恋人の死体。「再生ボタンを押せ」とメモが貼るられたDVDを再生すれば、自分が恋人を惨殺する場面が映し出される。 このことをネタに見知らぬ誰かに脅迫され、不審な荷物の受け渡しを強制されるところから物語が始まる。自分を脅迫しているのは誰か。誰が信じられるのか。誰が敵なのか。何も分からないままストーリーは急ピッチで展開し、一気にクライマックスへと駆け上る。 そう言えば「スピード」と呼ばれた非合法のドラッグのことを聞いたことがある。それをやった時の感覚に通じるものがあるのかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ただ、終盤はジョギング程度に減速していくが、ここまで来てしまうと, 読み手の側の方が次を知りたい、という勢いがついているので、結局は<ハイスピード>のまま2日程で 読了。810円息つく暇もなく電車の中で十分楽しませてもらった。 この作家がうまいと思うのは、前作[ノンストップ]もそうだが、小説の最初から訳の解らんままに襲撃、追跡等が 繰り出され危機また危機が主人公を苦しめ倒すので、最終盤に<何故この男が巻き込まれたのか>という謎が 解き明かされた時に、冷静になれば<ちょっと首をひねりたくなる>理由づけであっても、読む側も主人公並に ヘトヘトになってそこまでたどり着いているので、<マア細かいことはいいか...>と観葉になってしまうこと.... それと、ある潜入捜査官絡みの話が(?)なのが惜しいところ。 ラスト数行、最近読んだ本の中では最高にカッコイイ終わり方でした。 私的には、早くあの[殺す警官](刑事が殺し屋!)の続編を読みたい! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サイモン・カーニックの六作目で、翻訳作品としては四作目に当たる。 主人公のタイラーが女性の惨殺死体の脇で目覚めた所から物語は始まり、まさにハイスピードでストーリーは展開する。謎が謎を呼び、タイラーに関わる人物が敵か味方か解らず、最後の最後まで気の抜けない面白い作品である。 新潮文庫の『殺す警官』、『覗く銃口』、文春文庫の『ノンストップ!』も面白かったが、この『ハイスピード!』も本当に面白い。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|