コールド・ファイア
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
コールド・ファイアの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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今回の導入部はかつてのクーンツ作品の中でも群を抜く素晴らしさだろう。「命綱(ライフライン)」というキーワードが頭に捻出されると自らの意志とは別の意志が働いて、どんな方法をとってでもそこに失われる命があるならば駆けつけ、救出する男、こんな設定、見たことがない。これが非常に魅力的で一気に物語世界に没入させられた。 | ||||
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上下合わせてのレビュー 前半は非常に面白かった。遠く離れた場所での事件・事故を察知して、被害を少しでも食い止めようとする主人公。 なぜ察知できるのか自分でもわからないが、やらねばいけないという使命感のみで奮闘する姿はかっこいいです。 が、後半非常に小さくまとまってしまった。小さな町で主人公とヒロインだけで話が進み、そのまま終わってしまった。 もう少しダイナミックなエンディングにしてほしかったなー | ||||
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「コールド・ファイア」は誤解を恐れず言えば上巻だけ読んでみるのもいいかもしれない。 下巻は我慢して何年か後にとか・・。 できるだけ想像を膨らまして読んでみる楽しみ方もある。 上巻のヤマである飛行機のシーンだが、やはり飛行機を書かせたら欧米作家の方が上手いと思わされた。 臨場感が半端ではなく、「ここに居合わせなくて良かった」と感じるものがある。 不思議な話として、男女のラブストリーとして、今まで読んだことがなかったパターンを求める小説好きに勧めたい。 | ||||
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下巻では風車のシーンから始まりますがこの運びはやはりクーンツでないと語れないと思いました。 話が二転三転しますがこのあたりは日本人作家にはない感覚と海外作品が好きな人にお勧めです。 もちろんオチも破天荒なものではありませんからそこはクーンツを信じて最後まで読み通せます。 巻末の宮部みゆき氏の解説はクーンツとキングの比較論になっていますが読んでみればますます両者に愛着が湧いてきます。 | ||||
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小説の内容に関しては、上巻のレビューで皆さんが書かれているので、巻末の解説について書きます。巻末の解説が宮部みゆきさんによるクーンツ、キングの比較論になっています。(20ページあります。) クーンツの作品を読みながら「キングだったらこう書くだろうな」みたいなことを考えていましたが、宮部さんもやっぱり同じようなことを考えるんだなと思いました。 クーンツの過去の作品にも触れていてそちらも読んでみたくなりました。 | ||||
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全能の神が存在するのなら、 この世に不幸が存在するのは許せん! と神への怒りが滾った傑作。 神が助けないのなら、俺が助ける! と殺人事件や交通事故で人が死にそうな危機を予知し、 無報酬で救助活動に勤しむ男が主人公。 アヴェンジャーエンジェルものだが、 ミッションマンとしての権力は持たず、 公僕としてではなくて、一個人として戦い続けるのがかっちょええ! 他人の危機を予知すると主人公はそこへ向かうのだが、 現場に着いて、事件が発生する直前にならないと、 救助対象は判らない。 あと、2・3分早く現場に着いていたなら、 もっと多くの人を救えたと泣く主人公。 マスゴミに取材される前に、 ファーストネームだけを感謝する人々に教えて現場から消える主人公だが、 謎の英雄の存在に気づくマスゴミは当然現れる。 全米どころか、外国でも活動している謎の英雄。 正体は知られたくなさそうだが、 何故か偽名はほとんど使わず、 ファースト・ネームといえども本名を語る理由は? 無報酬の救助活動ばかりしていて、 この英雄の収入源は何だ? 細かい謎の提示と解決が抜群のストーリー展開で語られる。 英雄には聖痕が発生することもあった。 天使どころか、まさか、イエス・キリスト? シャイニングな主人公を追跡する記者は、 この世のものではないダークな化け物にも遭遇する。 主人公と化け物の正体は? SFになるかと思ったが、 ホラーで終わる。 完全にシャイニングかと思うと、そうではなく、 主人公は、女子供の敵には、必要以上に攻撃をかける。 既に死んでいる変態ロリコン男の死体に、 ショットガンをぶち込み続ける。 助けられた者が主人公の形相に恐怖することもしばしばある。 ロリコンは五回人生をやり直しても、更生できるわけがない。 ケダモノと呼んだらケダモノに失礼だ。 ロリコンは殺されて当然と言い切る主人公。 子供を助けることが多いが、 老人を助ける時もある。 全ての動機の謎が解明される箇所は見事。 予知能力なのか神のお告げなのか、 超能力者なのか天使なのかキリストなのか悪魔なのかは曖昧。 そこは読者が好きなように解釈すべきだろう。 | ||||
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