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- サイコホラー (16)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点10.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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はっきり云って最後にやられた。打ちのめされました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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愛は勝つ!正義は勝つ!で、全体的な安心感のあるモダンホラーの大御所ディーン・R・クーンツ初期の頃の作品。 【上巻】 本作品の主役は新進気鋭のシナリオライター。性格が良く恋に臆病な美人という如何にもなキャラクター設定だ。その彼女がゴリマッチョな男にストーカーされ、命の危険に晒されていくというお話。 何故、主人公を執拗につけ狙うのか。地方都市の名士であるストーカー男のアリバイは、立証され誰も信じてくれない系サスペンスへ。そこに現れたイケメン刑事。クーンツ節炸裂である。 すったもんだの挙句、ストーカー男を斃した主人公。愛の物語はクライマックスを迎えようとするが・・・ところがどっこい死んだはずのストーカー男再登場! 【下巻】 死んだはずのストーカ男再登場で、またまた美人主人公は、誰も信じてくれない状況に陥いる。 良い仲になり始めたイケメン刑事との間もぎくしゃく。そこで主人公は、生き返ったストーカー男の謎を解き明かすべくヤツの故郷に乗り込んでいく。気弱だった女性が、強さと逞しさを身に付けていく様は、いかにもアメリカ的。 徐々に明かされるストーカー男の正体。ミステリならば反則技だが、そこはそれホラーなもので・・・ 最終決戦はハラハラ感が少なめで、タイトルの意味が分かるような仕掛け。長い物語に付き合ったわりにそれに見合ったご褒美なしの読後感。 | ||||
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一度でもロサンゼルスを訪れたことがある者なら冒頭の描写が いかに的確にロスの表情を捉えたいることか分かるだろう。 朝焼け、青い空、ハイウェイ、ドライブイン、そ子で働くウェイトレスの安っぽいセクシーさ。 そしてこちらは経験したことはないが、ハリウッドのメジャーとして成功した美人脚本家の日常 選ばれたものとしての恍惚と不安。まるで映画を観るように伝わってくるこの文章は ホラー小説として基本をきちんと踏まえ、読む者の心に少しずつ恐怖を忍び込ませてくる。 | ||||
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これはネタバレしたらアカンな。 クーンツ論で誤魔化そう。 クーンツの小説はジャンルミックスなので、 どう展開するか判らないのが魅力。 恐怖の超常現象が起こったように見えて、 実はスーパーナチュラルが登場しない、 ただのサスペンスという落ちもありえます。 地震都市ロサンゼルスの活断層の正体が、 クトゥルーの邪神で、 不老不死の超能力者の人間達が、 <ゴジラ>を召喚して、 ビルを破壊しながら戦う。 という物語が、実はただのサスペンスという落ちも有り得ます。 恐怖のスーパーナチュラルの正体が、 普通の存在だというスケールダウンの面白さもあるのが、 クーンツの魅力である。 SFで宇宙人や超能力者が出て来たと思わせて、 実は普通の人間だったという落ちは許されない。 が、クーンツには何でもありです。 今回、脇役で、スティーヴン・キング のホラーを読んでいる人物が出て来るんだが、 そういうのもアリなのがクー様 である。 スティーヴン・キング の登場人物はクー様 の本なんか読まないよね? 読んでいる本があったのなら御教示願う。 | ||||
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序盤はミステリー形式で進むので、読みながらいろいろ推理をして楽しめます。 後半は完全なスリラーです。読者はもう種を知っている状態で、主人公が少しずつ真実に迫っていく課程が楽しめます。 ページ数は上下巻あわせても、半端ではなく多いですが、読みやすいので、あっという間に読めてしまうでしょう。 活字に飢えている人(入院している人とか、旅行に行く人とか)にプレゼントすると、喜ばれると思います。 | ||||
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クーンツに興味を持ったのはなんといっても「ベストセラー小説の書き方」から。彼の最初のほうの作品「悪魔は夜はばたく」を読んだら「こんなもんなのかな〜」とおもっていましたが、こちらは掛け値なしの面白さ。すべての伏線の集約させていく緻密さ。読書を引きつける一つの謎。なんといっても豊かな人物描写。最初は相容れなかった刑事コンビの一連の流れは泣きそうになりました。 海外小説特有の濡れ場の多さはご愛敬。誰もが結末を知りたくなる作品です。 | ||||
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