ミッドナイト



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初公開日(参考)1990年12月
分類

長編小説

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ミッドナイト (文春文庫)

1990年12月31日 ミッドナイト (文春文庫)

カリフォルニア北部の美しい海辺の町ムーンライト・コーヴ、ここでコンピューター会社を経営する天才的頭脳の持主シャダックは、「新しい人類」による「新しい世界秩序」の樹立を夢みている。その彼にも予期できなかった変事が町を襲った。人間の手にかかったとは思えない不審な死体が、次々と発見されるのだ。傑作SFホラー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

ミッドナイトの総合評価:8.67/10点レビュー 6件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

予想通りの展開でした。

今度のクーンツは人間が野獣に変身するというモチーフを用いたSFホラー物。しかし、内容は意外に浅かった。

人物設定はいつものようにタフな主人公―FBI捜査官というベタな設定―に強い意志を持った女性―お決まりのように美人である―。それに加わるのが生命力豊かな少女と片手のみが動くという半身麻痺のヴェトナム退役軍人―この2人は設定としてはいいのだが、なぜか色付かない―で、彼らが力を合わせ、野獣の町となりゆくムーンライト・コーヴを救う話だが、物語があまりにも当たり前の方向に進んでいくのが面白くなく、しかもこれだけ当たり前に進むのに、680ページもの分量が必要なのか疑問。
ローマンという転換者の中にヒーローを設けたのは設定としては良かったが、なぜか魅力が無い。恐らく死ぬ間際まで負け犬根性が残っていたからだろう。もう少し工夫が欲しかったな。

▼以下、ネタバレ感想

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.5:
(5pt)

クーンツの最高傑作!

★SFホラー、との事で、確かに恐ろしい展開はありますが、感動も深いです。
★私はこの小説に随分やられまして、随分、クーンツをアレコレ読みましたが、結局、これが最も感動深かったです。
★登場人物の造形も、この小説、随分深いところへ刺さっていると思います。
★断捨離的に書棚三つ分を一つに減らす、と言う事をやりまして、随分減らしましたが、沢山買ったクーンツの中でこれだけは残しました。いつかまた、読み返してやろうと思っています(既に2回は読みましたから、次は3度目ですね)。ネタが分っていても読み返したくなる、SFホラーなんて、滅多にありません。これはその中の一冊。
ミッドナイト (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイト (文春文庫)より
4167527057
No.4:
(5pt)

なつかしいです

昔昔、とても衝撃を受けて忘れられない作品でした。 また読み返す事が出来てとても幸せでした。
ミッドナイト (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイト (文春文庫)より
4167527057
No.3:
(4pt)

偉大なるマンネリズム

奇妙な死亡事件がつづく海辺の町ムーンライト・コーヴ。そこでは、ハイテク企業のオーナー シャダックが警察を牛耳り、住民を、<新しい人類>に転換するムーンホーク計画を推進していた。が、その計画は、獣化し、人肉を喰らう退行者を生み出してしまうのだった。FBIの潜入捜査官サム・ブッカーは、外界から遮断された町で、事件の真相に迫っていくのだった ・・・ハイテク機器と人体の融合という完璧なB級ホラーのノリの作品。サム(生きる希望を失っている男)、テッサ(美人)、クリッシー(元気な女の子)、ハリー(ハンディキャップを背負っているが前向きなベトナム帰り)、そしてムース(賢い犬!)というステレオタイプの主役達。ピンチ、またピンチの連続なれど、最後に愛と正義が勝つことになっている予定調和なクーンツ作品なので安心(?)して楽しめる。サムが生きがいを取り戻す”気づき”のあたりは、「キター!」と言わざるおえない。ストーリーはいたって単純で、どこかで読んだことがあるような錯覚を与えるのだが、救いのない作品ばかりを読んでくると、たまにクーンツを手にとってしまう。偉大なるマンネリズム。本作の読後感は、これかなぁ ・・・解説にある映画化はどうなったんだろう?
ミッドナイト (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイト (文春文庫)より
4167527057
No.2:
(5pt)

クーンツ節全開です!

『バッド・プレース』は着想は良いものの、クーンツの死生観が前面に押し出されすぎ、全体的に重苦しい小説だった。しかし、本作は『ファントム』の様なクーンツ節MAXな爽快な後味を残す傑作SFホラーとなっている。カリフォルニアにある小さな町、ムーンライト・コーヴで次々に起こる不可思議な人々の死。そこには狂気の科学者の陰謀が隠されていた。人々の不審死を調べるため、町に潜入していたFBI捜査官サム・ブッカーは、その事件が狂気の科学者、トマス・シャダックによって変えられた、意のままの怪物に変身できる元人間の仕業であることを知ってゆく。やがて町の人間がシャダックによって次々と怪物と化してゆく中、サムは生き残った少数の人間たちと町からの脱出を試みるが・・・口下手ですみませんが、しかし本作は読んでみないとその凄さが解らない。600ページを越す大長編だが、機械と人間の結合、人を人では失くす科学の恐ろしさ、人間の持つ遺伝子の中に組み込まれた野生への渇望、そして数々の境遇から生きることに絶望した主人公サムの再生などなど・・・読み手を翻弄するクーンツのパワーを確認できる力作となっている。『ファントム』と合わせて是非読んでみてください。
ミッドナイト (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイト (文春文庫)より
4167527057
No.1:
(5pt)

クーンツ節全開です!

『バッド・プレース』は着想は良いものの、クーンツの死生観が前面に押し出されすぎ、全体的に重苦しい小説だった。

しかし、本作は『ファントム』の様なクーンツ節MAXな爽快な後味を残す傑作SFホラーとなっている。

カリフォルニアにある小さな町、ムーンライト・コーヴで次々に起こる不可思議な人々の死。

そこには狂気の科学者の陰謀が隠されていた。

人々の不審死を調べるため、町に潜入していたFBI捜査官サム・ブッカーは、その事件が狂気の科学者、トマス・シャダックによって変えられた、意のままの怪物に変身できる元人間の仕業であることを知ってゆく。

やがて町の人間がシャダックによって次々と怪物と化してゆく中、サムは生き残った少数の人間たちと町からの脱出を試みるが・・・

口下手ですみませんが、しかし本作は読んでみないとその凄さが解らない。

600ページを越す大長編だが、機械と人間の結合、人を人では失くす科学の恐ろしさ、人間の持つ遺伝子の中に組み込まれた野生への渇望、

そして数々の境遇から生きることに絶望した主人公サムの再生などなど・・・

読み手を翻弄するクーンツのパワーを確認できる力作となっている。

『ファントム』と合わせて是非読んでみてください。
ミッドナイト (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイト (文春文庫)より
4167527057



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