雷鳴の館



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初公開日(参考)1989年11月
分類

長編小説

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雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)

1989年11月01日 雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)

スーザンは見知らぬ病院のベッドで目覚めた。医者が言うには、彼女は休暇中に交通事故に遇い、このオレゴン州の田舎の病院に運びこまれ、三週間も意識を失っていたのだという―。しかし、彼女にはそんな記憶はなかった。と同時にこれまで自分がたずさわっていた仕事の内容、同僚の名前が思い出せない。なぜか彼女には、そこだけ記憶がないのだ。そして、彼女は病院の中で信じられないものを見た。大学時代にボーイフレンドを殺した男たちが、当時の若い姿のまま患者として入院しているのだ。その上死んだはずの男たちまでがスーザンの目の前に現れた。これは狂気か?幻覚か?その後もぞくぞくと怪異現象は起こる。そしてスーザンが最後に発見したのは信じられないような事実だった。人気沸騰の鬼才クーンツが放つ、異色の大型ロマンス&サスペンス・ホラー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

雷鳴の館の総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

クーンツ作品で一番怖い作品かも!?

今回のクーンツ作品は怖かった!!
誰もが胸の奥底に抱いている若き日、もしくは幼き日の恐怖体験を完膚なきまでにこれでもかこれでもかと畳み掛けるように主人公に叩きつけるその様は、もしこれが自分にも身に覚えのある恐怖体験へと擬えさせられ、こちらも仮想体験を余儀なくされた。
結末的にはとてつもない設定を用いた島田荘司もかくやと云った本格ミステリ的などんでん返しがあったが、それよりも全495ページ中440ページまで悪夢が繰り返される物語運びが強烈で今回のクーンツは本当にハッピー・エンドで終わるのかと別な意味でもハラハラさせられた。

とにかく恐怖体験に持って行き方が今回はすごかった。今までのクーンツならばじわじわと予兆を畳み掛け、いい加減その物ズバリを出してくれよっ!!といったじれったさがあったのだが、今回は普通に振舞っていた中、ああ、今日は何事もなく過ぎていくのかという安堵感を与えた瞬間、ズドンと主人公を恐怖のどん底に陥れる手際が本当に見事で、背筋がゾクッと来た。最後の最後まで結局スーザンに安息が訪れない辺りも今までと違ったが、最後の1行はやはりクーンツらしいというべきか。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(4pt)

島田荘司に匹敵する大スケールのトリックが炸裂!

まさに究極のエニグマ。
ベタなタイトルで幽霊やゾンビが出て来て、
ホラーでしかありえないと思うと、
島田荘司に匹敵する大スケールのトリックで、
超常現象を科学的合理的に説明し、
実はミステリだったと判る話。
これを超える大スケールのトリックは、
ジェイムズ・P・ホーガン ぐらいにしか書けないだろう。
「星を継ぐもの」 ではなくて、
SFと思わせて実はというアレと同じ。
ネタバレしてないよね。
この作品はネタバレ厳禁である。
雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)より
4594005098
No.1:
(3pt)

クーンツの初期作

リー・ニコルズ名義で発表された作品。昏睡状態で病院に運び込まれた女性が、悪夢を経験する……という話。死んだはずの人間が、病院のスタッフとなって彼女に襲いかかるのだが、それが現実か狂気かわからない。いちおう合理的なオチがつくものの、ミステリとしてのアクロバティックな解決は期待しない方がいいかも。ページをめくらせる力はあるので、何も考えずに展開を楽しむには悪い本ではない。ちなみにタイトルは、彼女がむかし悪夢を経験した洞窟の通称(西洋館じゃないのかよ!)。
雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:雷鳴の館 (扶桑社ミステリー)より
4594005098



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