ファンハウス



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    初公開日(参考)1990年08月
    分類

    長編小説

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    ファンハウス (扶桑社ミステリー)

    1990年08月31日 ファンハウス (扶桑社ミステリー)

    ファンハウスのオーナー、コンラッドは赤ん坊を溺愛していた。異形に生まれついた赤ん坊でも、彼には最愛の息子だった。だが行く末を悲観した妻のエレンが、こともあろうに我が子を殺してしまった。コンラッドは憤怒の果てに、エレンを叩き出した。―いつかエレンにおれと同じ絶望と哀しみを味わわせてやる。いずれエレンに子どもができるだろう。その子をおれが殺してやるのだ…。カーニバルで全国を回りながら、コンラッドはエレンの子どもが現われるのを待ち続けた。何年も何年も待ち、そしてついに、その日はやってきた。エレンの娘エイミーが何も知らずにカーニバルを訪れたのだ。ファンハウスに悲鳴が渦巻き復讐劇の幕は切って落とされた。クーンツ異色ホラーサスペンス登場。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt

    ファンハウスの総合評価:6.50/10点レビュー 6件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (3pt)

    なんとも残念な纏め方です。

    クーンツは時々やらかしてしまう。
    やらかすというのは今まで魅力的な謎で引っ張っておきながらその実、真相や動機付け、理由などが何とも簡単に片付けられ興趣を殺がれる場合と、冒頭で魅力的な設定を提示していながら核心へ引っ張るだけ引っ張って実に呆気なく終わってしまう場合。
    今回は後者。

    赤ん坊を妻に殺され、数年後に元妻の子供を必ず嬲り殺しにすると誓うフリーク・ショーのボス。そしてそのカーニバルがついにやって来る―このワクワクする設定によくぞクーンツ、思い付いたなぁと感心した。また悪しき子供を産み、殺害したトラウマを持つエレンの、実の娘・息子を抱きしめたいほど可愛がりたいのにそれが出来ない葛藤などドラマも用意され、そして一方、サーカスの方では行く街ごとに第2の息子による性欲を爆発させた殺戮ショーが繰り返される模様も描かれている。単純な設定を魅力的なエピソードを加えて厚みを持たせていく筆達者ぶりに感心した…のに。

    最後は、何とも簡単に終わってしまう。結局母と娘の確執は解消されたのか、それさえも解らずに敵が死ぬことで物語は幕を閉じ、大味な感じが残されるのだ。ああ、読み捨て小説の典型だな、こりゃ。


    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (4pt)

    醜い化け物より美女の方が怖い傑作ホラー

    例によって魅力的な悪役の男が素晴しい!って言うか、発端の過去の事件では、美女のヒロインの方が悪としか思えないw映画「ファンハウス惨劇の館」の原作ではなくて、ノベライズである。映画部分はこの本の第三部にしか過ぎない。キャラの因縁を深くした第一部と第二部の書き込みが素晴しい。映画とは別物と考えた方がいいだろう。脇役も、女と車とスポーツの事しか考えてないボーイフレンドとか、美人で頭が良いから大都会に行けば大金GETよ!と妄想する親友とか、若者を揶揄してる視点が素晴しい。渋い知的なおっさん向けのホラーである。醜いフリークスより、美女の初代ヒロインの方が怖い傑作ホラー。
    ファンハウス (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:ファンハウス (扶桑社ミステリー)より
    4594006310
    No.4:
    (4pt)

    醜い化け物より美女の方が怖い傑作ホラー

    例によって魅力的な悪役の男が素晴しい!
    って言うか、発端の過去の事件では、
    美女のヒロインの方が悪としか思えないw
    映画「ファンハウス惨劇の館」の原作ではなくて、
    ノベライズである。
    映画部分はこの本の第三部にしか過ぎない。
    キャラの因縁を深くした第一部と第二部の書き込みが素晴しい。
    映画とは別物と考えた方がいいだろう。
    脇役も、女と車とスポーツの事しか考えてないボーイフレンドとか、
    美人で頭が良いから大都会に行けば大金GETよ!
    と妄想する親友とか、
    若者を揶揄してる視点が素晴しい。
    渋い知的なおっさん向けのホラーである。
    醜いフリークスより、
    美女の初代ヒロインの方が怖い傑作ホラー。
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    4594006310
    No.3:
    (3pt)

    トビー・フーパー

    「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパーが映画化している作品。キング先生のよりは、クーンツ先生のほうが、映画にしやすい?と思えるのは文を読みながら頭のなかで映像化しやすいからでしょうかね。
     でも、これに関しては映画の方が面白いと思いました。
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    4594006310
    No.2:
    (3pt)

    今一歩かな・・・

    日本人にはあまりなじみのない話です。周期的にやってくるサーカスの一団。それを待つ子供達が絡まってだんだんと悪夢のようなストーリーになって行きます。きっと、他の作者が書けばそれなりに面白かったのでしょうが、クーンツが書くと、他が良すぎて比べてしまい、今一歩になってしまいます。もう少し長くてもよいかも
    ファンハウス (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:ファンハウス (扶桑社ミステリー)より
    4594006310
    No.1:
    (4pt)

    bitter fruit?

    本作はKoontzがOwen West名義で1981年に発表した作品であり、同名映画の脚本(Larry Block作)を元に書いたKoontzにしては珍しいノベライゼーション作品です。映画(Tobe Hooper監督作)も視覚的に面白いセットと素晴らしい音楽の御蔭で上出来なホラーに仕上がっていますが、実はこの映画は本書の第三部『The Funhouse』の部分だけのものであり、登場人物の<過去>が全くと言っていいほど描かれていないので、本書は映画を既に見ている方にも十分お勧め出来るものです。悩める女子高生Amy Harperが主人公の本書は内容的に言うと、キリスト教的背景を持つ(一風変わった)恋愛小説であり、(映画と切り離しても十分に)楽しめる作品だと思います。Koontzがこのノベライゼーションを手掛けるに至った背景は彼自身が1990年代に書き足した<あとがき>に詳細に記されているので、ファンの方はそちらもお見逃しなく。
    ファンハウス (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:ファンハウス (扶桑社ミステリー)より
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