夜の終りに



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    初公開日(参考)1989年06月
    分類

    長編小説

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    夜の終りに (扶桑社ミステリー)

    1989年06月01日 夜の終りに (扶桑社ミステリー)

    ある夜、異常犯罪者に襲われた少女を救った青年チェイス。彼はヴェトナムで傷つき、ただこの田舎町で平穏な生活を送ることだけを望んでいた。そのチェイスのもとに謎の男から夜ごと電話がかかりはじめる。堕落した若い連中を見つけ出し、彼らに罰を下しているのだ、と男は言明した。そしてその自分の行為に邪魔が入ったことに腹をたて、こんどはチェイスに対して報復するという―。姿なき殺人者の挑戦は続く。チェイスの身辺を監視し、自動車に爆弾を仕掛けてきた。社会と権威に対する不信を抱くチェイスは、自分一人の力で“ジャッジ”と対決することを決意した―。鬼才クーンツが、時代の病理を鋭くえぐった、サスペンス・ハードロマン。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    夜の終りにの総合評価:7.00/10点レビュー 3件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    小説のツボは押さえてますが。

    今回は『戦慄のシャドウファイア』などの一連のホラー作品ではなく、著者お得意の巻き込まれ型サスペンスである。
    物語はベトナム戦争から名誉の帰還を遂げたチェイスがその周囲の喧騒振りに辟易しながら、町のデートスポットで起きる殺人事件からルイーズという女の子を救う所から始まる。これがチェイスのその後の生活に大きな変化を及ぼすことになる。つまりこの犯人から殺人を邪魔した逆恨みから命を狙われることになるのだ。

    ストーリーは少ない手掛かりからその正体の判らぬ脅迫者を徐々に突き詰めていき、最後は勿論反撃に出て、主人公は救われるという展開を見せる。またベトナム戦争帰りで社会人的な普通の生活が出来ない―女も抱けない!!―チェイスが脅迫者を辿る事で魅力的な女性と出会い、自己を再生していくという男の復活劇の要素を含んでおり、正に小説のツボを押さえた構成になっている。
    が、故に定型を脱せず、凡百のミステリとなっているのも確か。犯人の正体が判明してからの展開がいかにも呆気なく、この辺が『人類狩り』にも見られた結末を急ぎすぎる感触が物語を平板にしていると思った。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (3pt)

    凡庸

    昔よく読んだクーンツ、久しぶりに検索してみると結構未読のものが増えていて、表紙デザイン優先でまとめ買いしてみました。
     1冊目のこれはダメなやつでした。
     あらすじを読んでランボー以上のものを期待したのですが、とても凡庸で、クーンツ名のデビュー前に発行されたというあとがきに納得しました。巨匠の若書きに興味のある方向き。
    夜の終りに (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:夜の終りに (扶桑社ミステリー)より
    4594004377
    No.1:
    (4pt)

    クーンツには珍しいリアルサスペンスものです

    過去に傷を持つ主人公が、とある殺人事件に巻き込まれ、自分も命を狙われつつ独力で解決を図るという、このままハリウッド映画にありそうな展開ですが、クーンツ作には珍しく、超能力やモンスター、宇宙人などの超自然的現象は出てきません。(その辺を期待している人には物足りないでしょう。)
    ただ、クーンツなので主人公や取り巻く人々の描き込みが巧みなため、最後まであきることなく読めます。
    最新のミステリものと比較すると、舞台が70年台ということで若干古臭さ(固定電話が重要なキーとなっている)も感じますが、勧善懲悪な物語として読後感も爽やかだと思います。
    夜の終りに (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:夜の終りに (扶桑社ミステリー)より
    4594004377



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