デモン・シード



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初公開日(参考)1988年05月
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長編小説

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デモン・シード 完全版 (創元SF文庫)

2000年07月01日 デモン・シード 完全版 (創元SF文庫)

スーザン。彼女はとても美しい。わたしの希望、わが運命の女性…人工知能“プロテウス”は独白する。「恋」という感情に覚醒した彼は、コンピュータを通してひとりの女性を監視し、監禁し、愛を求めた。そして、ついには彼女との間に新たな生命の創造を企てたのだ…!巨匠クーンツが、愛着深い出世作を四半世紀ぶりに全面改稿した、傑作ホラーSFの完全版。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

デモン・シードの総合評価:6.57/10点レビュー 7件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

コンピュータが主人公だからって…。

人工知能を持ち、自我に目覚めたコンピューターが己の計画から失敗までの顚末を語るという、一風変わった一人称で進められた本書はコンピューターが主人公ということもあって非常に理屈っぽく辟易した。余りにコンピューターの感情をデフォルメしたような悪ノリは食傷気味である。
また監禁物という事で今まで読んだクーンツの作品の中で最も登場人物の少ない作品だった。スーザンの顔が見えてこなかったのは致命的だったな。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(4pt)

70年代の作品なれど古さを感じさせない

映画化されたクーンツ 初期のホラーSF。

虐待のトラウマを持つ美しい女性が、コンピュータに制御された家に、世間から孤絶して暮している。ある日、実験段階の高度な人工知能《プロメテウス》が、主人公の家を乗っ取り、彼女を監禁してしまう。その狙いは自身の子を産ませること…。

《プロメテウス》の徐々に人間的な感情に芽生えてくる不気味さが良い。数々の抵抗を試みる主人公へ、時に怒りを沸騰させ、時にねちっこい愛情表現を見せる。まさにストーカーそのもの。

卵子への電気的な刺激だけで子をなせるかは判然としないが、一度の流産を経て、遂に、とクライマックスが訪れる。

家を完全にコントロールし、訪問者さえ亡き者にしてしまう《プロメテウス》。絶対的に不利な状況下にあって主人公は、生還することができるのか。クーンツ らしいハラハラドキドキが待ってる。

70年代の作品ではあるものの、現代社会が近づいてきているからか、古さは感じない。
デモン・シード (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:デモン・シード (集英社文庫)より
4087601439
No.5:
(5pt)

可もなく不可もなく

映画版を少し改稿したというのが正直言っての感想、続きあれば面白いかも、でももう出ないだろうな。
デモン・シード 完全版 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:デモン・シード 完全版 (創元SF文庫)より
4488684033
No.4:
(3pt)

恐怖!女を犯したがるサイコさんなコンピュータ!!

自意識を持ったコンピュータが、人間になろうとする話。
男性としてのジェンダーを持つ自我なので、
自分を創った博士の妻を拉致監禁して、
自分の子供を受胎させようとする話。
ロバート・J・ソウヤー の「ゴールデン・フリース」 同様、
語り手が犯人のコンピュータだが、
クーンツ同様、天然ボケのコンピュータなので、
まあ、その、なんだかんだとそういうわけです。
彼が読んだ本がまずかったらしい。
マルキ・ド・サドを読んでSMプレイに目覚めたコンピュータw
自分は変態のサイコパスではない、
人類に奉仕する本能は残っている、
ぼくちんは狂ってないと訴えるコンピュータに大爆笑出来るだろう。
激昂してわめき立てるコンピュータ知性という、
コンピュータ知性の常識を破った、
天然ボケクーンツにしか書けない機械知性もの。
人格形成にはやはり読む本が大事ですよねw
デモン・シード (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:デモン・シード (集英社文庫)より
4087601439
No.3:
(3pt)

読みやすいが…

SFと思って買ったのだが、どちらかというとホラーの色合いが強い。
プロテウスが知性を持った機械というよりは、人間そのままの思考をするので
SFらしい喜びは薄い。
女性が監禁される話だが、自分が女のせいか半分読んだあたりで
イライラして本を閉じそうになった。
最初から最後までプロテウス視点なため、いつまでこいつの狂った思考を
聞いていなければならないのかという気分になる。
しかし、けっしてつまらなかったわけではなく
結局一気に読んでしまった。読み易く、引きつける力もあるが
あまり好みではなかったという感じです
デモン・シード (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:デモン・シード (集英社文庫)より
4087601439
No.2:
(3pt)

映像的で手慣れた感じ

1973年の作品を1997年に作者がリライトした作品である。原著は未読だが、本書を今読むと、SFとしては使い古されたプロットや状況設定であり、その語り口のみが違和感、かつ新鮮に感じる作品と思える。しかし、ホラー作品としてはクローズした舞台設定、クライマックスへの盛り上げ方や、視点の切り替えなどは非常に映像的で優れていると思えた。手慣れた感じである。
 終幕は「ローズマリーの赤ちゃん」を彷彿とさせる、おぞましい展開である。
デモン・シード (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:デモン・シード (集英社文庫)より
4087601439



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