アイスバウンド



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    初公開日(参考)1997年03月
    分類

    長編小説

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    アイスバウンド (文春文庫)

    1997年03月31日 アイスバウンド (文春文庫)

    水飢饉対策に氷山を曳行して溶かして使おう―壮大な計画のもとに予備基地を設営した遠征隊に思わぬ危難が襲う。海底爆発、津波、荒れ狂う嵐、そのうえ隊員八人をのせた氷山は勝手に漂流をはじめる。足もとの五十発のダイナマイトのまわりでは刻々と時限装置が秒をきざんでいる。絶体絶命の水面下にはロシアの情報収集潜水艦が。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    アイスバウンドの総合評価:5.75/10点レビュー 4件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    サービス精神旺盛であるがゆえに

    クーンツ初の本格冒険小説は、やはり他の作品と変わらず、実にクーンツらしかった。

    欧米の水不足を北極の氷山の欠片を持ってくることで解消しようという田中芳樹の冒険小説を髣髴とさせる大胆な設定を皮切りに、いきなりの海底地震によって寸断された氷山に取り残されたプロジェクト・チーム、彼らを襲うのは皮肉にも自らが仕掛けた爆弾だった。しかも途轍もない嵐によってあらゆる救助は不可能。そして正体不明の殺人鬼がメンバーの中にいる。
    どこまでも読者を飽きさせないこのサービス旺盛さ。あいかわらずメンバーの個性は類型的だが、読んでいる最中は気にならない。アリステア・マクリーンに敬意を表した作品だというが、私は彼の小説を読んでいないので正当な判断はつかないけれど、どうもその域には達していないように思われる。

    この過剰なるサービス精神が名作を残すのを妨げているように思われるのだが、どうだろうか?

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.3:
    (1pt)

    マクリーンファン、読んじゃダメだよ

    前半はかなり期待したのですが、艦内の登場人物は完全にイカれてます。
    さすがクーンツです。
    明らかに冒険ものと云う設定ですが、男女カップルの合間にかつて愛した元恋人が仲間に入っている事が判明。
    ストーリー進行につれて痴話喧嘩らしい描写もあり、迫力に欠けます。
    大概はこの手の冒険小説は仲間同士の結束があるのにそれも皆無。
    完璧にマイナス思考全開。
    ただし、自然描写は優れていたのが救いかも。クーンツはやはりサスペンスが良いですよ。無理しなさんな。
    アイスバウンド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:アイスバウンド (文春文庫)より
    4167254204
    No.2:
    (4pt)

    「レッド・オクトーバーを追え」級の面白さ!

    作者本人が言うように、人物描写はシンプルで、Tクランシーのようにテクニカルな描写を積み上げることはせず、プロットとスピード感を大事にしています。「レッド・オクトーバーを追え」も傑作でしたが、これも第1級のエンターテイメント、映画化が期待されます。残念ながら?こういったタイプの作品はこれ一作のみだそうで、別のペン・ネームで書いた古い作品「氷の監獄」の焼き直しです。年間1万通の、読者からの再版要求の中には脅迫まがいの手紙もあって、閉口しているそうですが、こんな面白いのが読めるなら、手紙を書こうかという気になりますよね。他の人も指摘していますが、主人公夫妻だけでももう少し深く描写していたら星5つでした。まるで、原作を読んでから浅い描写の映画を観るよう。
    アイスバウンド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:アイスバウンド (文春文庫)より
    4167254204
    No.1:
    (3pt)

    クーンツ発冒険小説

    クーンツが初めて書いた、そして本人曰く唯一の海洋冒険小説です。テンポ良く進むストーリー、適度な間隔で主人公たちを襲う危機また危機、というのはクーンツならではというか、見事です。ただ魅力的な人物に欠けるというのは、いつものクーンツらしくないかなという気はします。ので、星3つとさせていただきます。
    アイスバウンド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:アイスバウンド (文春文庫)より
    4167254204



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