青春の神話
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はっきり言います。 これはマンガの「伊賀のカバ丸」のぱくりですw 因みに伊賀のカバ丸とは何かというと、昭和の昔マーガレットという少女雑誌で大人気だった、亜月裕のヒット作です(こっちはこっちで相当面白い)。 でも、森村誠一さんが大真面目に書いています。特に忍者の時代考証は綿密に調べ上げている。 これが後の暗黒シリーズの時代小説の素となったんでしょうね。 そして最近の森村さんの時代小説には女性言葉や女性の会話がかなり排除されている(理由は不明)に対して、この頃(1986年)はまだ生き生きと女性の会話が登場するんです。 話は単純で、江戸時代初期に鈴鹿の山奥で代々受け疲れた伊賀忍者の家に生まれた長男で一人息子の主人公が日々の厳しい修行と未来の見えない人生に倦んでいた頃、許嫁と手に手を取り脱走を図る、その渦中で台風の竜巻に巻き込まれて現代にタイプスリップするというお話。 まだインターネットもスマホもなかった時代です。最初はちょっと古い感じがしますが、彼が野球部に入ってから話はぐんぐん面白くなります。もう野球好きな人なら一気読みでしょう。 最後がまた余韻を残すエンディングで....。 これはどこからどう読んでも続編を書くつもりの終わり方でしょう。なのに、この一作で終わっている。 森村さん、お願い! どうか令和に時代にあの二人を又タイムスリップさせて!設定上は無理がないと思う。 今度はネットとスマホで、二人両方が冒険の旅という訳です。 ああ、読んでみたい...。 | ||||
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