青春の証明



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    6.00pt (10max) / 1件

    Amazon平均点

    3.77pt ( 5max) / 13件

    楽天平均点

    3.86pt ( 5max) / 7件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []C
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1977年03月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,395回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    青春の証明 (角川文庫)

    2004年07月31日 青春の証明 (角川文庫)

    霧の中、公園でデート中のカップルが、暴漢に襲われた。二人を助けようとした警察官は、逆にナイフで刺殺されてしまう。そして、助かった二人もなぜか現場から逃げ去ってしまった。数日後、男は女から別れを告げられた。「卑怯者!」という言葉を残して。男は自身の「罪」を償うために刑事に転職するが―。全てを懸けて意地を貫き徹した男を描く、白眉の“証明”シリーズ。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    青春の証明の総合評価:7.54/10点レビュー 13件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.13:
    (5pt)

    婚約者を失い(または死亡)意中の人以外と結婚した3組の夫婦の葛藤を晩年まで描いた物語です。

    笠岡道太郎は、暴漢に襲われた婚約者を見捨て、助けに入ったくれた刑事を見殺しにしてしまった。婚約者は笠岡の卑劣を許さず婚約を破談されてしてしまう。笠岡は贖罪で刑事松野の娘時子に結婚を申し込み、時子の父を殺した犯人を自ら逮捕すると約束するのである。
    笠岡道太郎と結婚予定であった笹野麻子は、姉の代わりとして矢吹禎介と結婚した。矢吹は特攻隊の生き残りで姉と婚約していた。ところが、生きて帰れぬと思っていた戦地から帰って来ると、麻子の姉は空襲で死亡していたのである。
    朝山由美子の婚約者矢村重夫は山で遭難死した。後に、その際、捜索に加わり親身になってくれた婚約者矢村の従兄弟木田純一と結婚する成り行きになった。婚約者を失った悲しみと懸命に捜索する木田の姿に親しいものを感じたからだった。
    この様に意中の人以外と図らずも結婚した三組の夫婦の晩年までの様子を描いた作品です。将来に希望を持つ若い夫婦たちであった。だが、彼らの人生は平板では無かった。始めに生じた僅かな齟齬が、長い年月を掛けて彼らを苦しめたのである。
    松野時子は笠岡の贖罪での結婚が、自分への愛情では無いと知っている。その不惑は、平穏な生活で楽しい時や何気無い時にふと吹き出てくる。平穏から奈落への逆戻りが耐えられないのである。
    笹野麻子は、矢吹が自分を通して姉を想像している事を感じてしまう。会話中に目を合わせていても、焦点が合わずその先に姉の存在を疑念してしまうのである。また、その苦悩を夫に言えず更に苦しみを閉じ込めてしまう結果になった。
    朝山由美子が、夫の遭難に疑問を持ち始める切掛になったのは、木田が学生時代矢村とザイルパートナーであった事である。矢村の登行に木田も同行するはずだったが、急にキャンセルし矢村一人で山へ入っての遭難だった。矢村遭難時の木田の動向に疑惑が膨らみ、それが夫婦の紐帯まで解き始めてしまった。
    結婚当初はそれほど大きな火種だと思っていなかったが、人生を共に過ごしていくうちにその火種の基が予想より大きかった事に気がついていくのだ。三組三様の長期にわたる負の煩悩に苦しまされる様子が書かれた、決して幸せになれなかった若い三組の夫婦の生涯を描いた物語です。
    青春の証明 (角川文庫 緑 365-35)Amazon書評・レビュー:青春の証明 (角川文庫 緑 365-35)より
    404136535X
    No.12:
    (5pt)

    婚約者を失い(または死亡)意中の人以外と結婚した3組の夫婦の葛藤を晩年まで描いた物語です。

    笠岡道太郎は、暴漢に襲われた婚約者を見捨て、助けに入ったくれた刑事を見殺しにしてしまった。婚約者は笠岡の卑劣を許さず婚約を破談されてしてしまう。笠岡は贖罪で刑事松野の娘時子に結婚を申し込み、時子の父を殺した犯人を自ら逮捕すると約束するのである。
    笠岡道太郎と結婚予定であった笹野麻子は、姉の代わりとして矢吹禎介と結婚した。矢吹は特攻隊の生き残りで姉と婚約していた。ところが、生きて帰れぬと思っていた戦地から帰って来ると、麻子の姉は空襲で死亡していたのである。
    朝山由美子の婚約者矢村重夫は山で遭難死した。後に、その際、捜索に加わり親身になってくれた婚約者矢村の従兄弟木田純一と結婚する成り行きになった。婚約者を失った悲しみと懸命に捜索する木田の姿に親しいものを感じたからだった。
    この様に意中の人以外と図らずも結婚した三組の夫婦の晩年までの様子を描いた作品です。将来に希望を持つ若い夫婦たちであった。だが、彼らの人生は平板では無かった。始めに生じた僅かな齟齬が、長い年月を掛けて彼らを苦しめたのである。
    松野時子は笠岡の贖罪での結婚が、自分への愛情では無いと知っている。その不惑は、平穏な生活で楽しい時や何気無い時にふと吹き出てくる。平穏から奈落への逆戻りが耐えられないのである。
    笹野麻子は、矢吹が自分を通して姉を想像している事を感じてしまう。会話中に目を合わせていても、焦点が合わずその先に姉の存在を疑念してしまうのである。また、その苦悩を夫に言えず更に苦しみを閉じ込めてしまう結果になった。
    朝山由美子が、夫の遭難に疑問を持ち始める切掛になったのは、木田が学生時代矢村とザイルパートナーであった事である。矢村の登行に木田も同行するはずだったが、急にキャンセルし矢村一人で山へ入っての遭難だった。矢村遭難時の木田の動向に疑惑が膨らみ、それが夫婦の紐帯まで解き始めてしまった。
    結婚当初はそれほど大きな火種だと思っていなかったが、人生を共に過ごしていくうちにその火種の基が予想より大きかった事に気がついていくのだ。三組三様の長期にわたる負の煩悩に苦しまされる様子が書かれた、決して幸せになれなかった若い三組の夫婦の生涯を描いた物語です。
    青春の証明 (1978年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青春の証明 (1978年) (角川文庫)より
    B000J8NALE
    No.11:
    (5pt)

    婚約者を失い(または死亡)意中の人以外と結婚した3組の夫婦の葛藤を晩年まで描いた物語です。

    笠岡道太郎は、暴漢に襲われた婚約者を見捨て、助けに入ったくれた刑事を見殺しにしてしまった。婚約者は笠岡の卑劣を許さず婚約を破談されてしてしまう。笠岡は贖罪で刑事松野の娘時子に結婚を申し込み、時子の父を殺した犯人を自ら逮捕すると約束するのである。
    笠岡道太郎と結婚予定であった笹野麻子は、姉の代わりとして矢吹禎介と結婚した。矢吹は特攻隊の生き残りで姉と婚約していた。ところが、生きて帰れぬと思っていた戦地から帰って来ると、麻子の姉は空襲で死亡していたのである。
    朝山由美子の婚約者矢村重夫は山で遭難死した。後に、その際、捜索に加わり親身になってくれた婚約者矢村の従兄弟木田純一と結婚する成り行きになった。婚約者を失った悲しみと懸命に捜索する木田の姿に親しいものを感じたからだった。
    この様に意中の人以外と図らずも結婚した三組の夫婦の晩年までの様子を描いた作品です。将来に希望を持つ若い夫婦たちであった。だが、彼らの人生は平板では無かった。始めに生じた僅かな齟齬が、長い年月を掛けて彼らを苦しめたのである。
    松野時子は笠岡の贖罪での結婚が、自分への愛情では無いと知っている。その不惑は、平穏な生活で楽しい時や何気無い時にふと吹き出てくる。平穏から奈落への逆戻りが耐えられないのである。
    笹野麻子は、矢吹が自分を通して姉を想像している事を感じてしまう。会話中に目を合わせていても、焦点が合わずその先に姉の存在を疑念してしまうのである。また、その苦悩を夫に言えず更に苦しみを閉じ込めてしまう結果になった。
    朝山由美子が、夫の遭難に疑問を持ち始める切掛になったのは、木田が学生時代矢村とザイルパートナーであった事である。矢村の登行に木田も同行するはずだったが、急にキャンセルし矢村一人で山へ入っての遭難だった。矢村遭難時の木田の動向に疑惑が膨らみ、それが夫婦の紐帯まで解き始めてしまった。
    結婚当初はそれほど大きな火種だと思っていなかったが、人生を共に過ごしていくうちにその火種の基が予想より大きかった事に気がついていくのだ。三組三様の長期にわたる負の煩悩に苦しまされる様子が書かれた、決して幸せになれなかった若い三組の夫婦の生涯を描いた物語です。
    青春の証明―長編推理小説 (1978年) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:青春の証明―長編推理小説 (1978年) (カッパ・ノベルス)より
    B000J8ROY8
    No.10:
    (5pt)

    婚約者を失い(または死亡)意中の人以外と結婚した3組の夫婦の葛藤を晩年まで描いた物語です。

    笠岡道太郎は、暴漢に襲われた婚約者を見捨て、助けに入ったくれた刑事を見殺しにしてしまった。婚約者は笠岡の卑劣を許さず婚約を破談されてしてしまう。笠岡は贖罪で刑事松野の娘時子に結婚を申し込み、時子の父を殺した犯人を自ら逮捕すると約束するのである。
    笠岡道太郎と結婚予定であった笹野麻子は、姉の代わりとして矢吹禎介と結婚した。矢吹は特攻隊の生き残りで姉と婚約していた。ところが、生きて帰れぬと思っていた戦地から帰って来ると、麻子の姉は空襲で死亡していたのである。
    朝山由美子の婚約者矢村重夫は山で遭難死した。後に、その際、捜索に加わり親身になってくれた婚約者矢村の従兄弟木田純一と結婚する成り行きになった。婚約者を失った悲しみと懸命に捜索する木田の姿に親しいものを感じたからだった。
    この様に意中の人以外と図らずも結婚した三組の夫婦の晩年までの様子を描いた作品です。将来に希望を持つ若い夫婦たちであった。だが、彼らの人生は平板では無かった。始めに生じた僅かな齟齬が、長い年月を掛けて彼らを苦しめたのである。
    松野時子は笠岡の贖罪での結婚が、自分への愛情では無いと知っている。その不惑は、平穏な生活で楽しい時や何気無い時にふと吹き出てくる。平穏から奈落への逆戻りが耐えられないのである。
    笹野麻子は、矢吹が自分を通して姉を想像している事を感じてしまう。会話中に目を合わせていても、焦点が合わずその先に姉の存在を疑念してしまうのである。また、その苦悩を夫に言えず更に苦しみを閉じ込めてしまう結果になった。
    朝山由美子が、夫の遭難に疑問を持ち始める切掛になったのは、木田が学生時代矢村とザイルパートナーであった事である。矢村の登行に木田も同行するはずだったが、急にキャンセルし矢村一人で山へ入っての遭難だった。矢村遭難時の木田の動向に疑惑が膨らみ、それが夫婦の紐帯まで解き始めてしまった。
    結婚当初はそれほど大きな火種だと思っていなかったが、人生を共に過ごしていくうちにその火種の基が予想より大きかった事に気がついていくのだ。三組三様の長期にわたる負の煩悩に苦しまされる様子が書かれた、決して幸せになれなかった若い三組の夫婦の生涯を描いた物語です。
    青春の証明 (1977年)Amazon書評・レビュー:青春の証明 (1977年)より
    B000J8UJZE
    No.9:
    (2pt)

    後味悪し

    刑事の個人的理由もあって追いつめた犯人が、刑事の死後、人違いと発覚とは。
    刑事の苦労が水の泡だったと同時に、感情移入して読んだ真剣さが水の泡でした。
    青春の証明 (角川文庫 緑 365-35)Amazon書評・レビュー:青春の証明 (角川文庫 緑 365-35)より
    404136535X



    その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク