碧の十字架
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非常に緻密で良くできた物語の展開に読み応えがある作品となっています。 深夜のコンビニ強盗事件、その夜に起きたある轢き逃げ事件、いずれも別々に起こった事件で何の繋がりもなさそうなところから、物語は意外な展開で進んでいきます。 轢き逃げ事件から結びついた記憶喪失の女性と銀行員・南雲の同棲生活の中で、この物語の鍵を握る展開が繰り広げられます。 この辺りの過程は森村氏得意のストーリー立てで読者に興味を抱かせます。単なる刑事物の推理小説ではありません。 やがて、犯人らの順送りされた殺人とこの書の題名に掲げられた十字架の意味が分かってきますが、最後の最後「入れ替わった過去」でとんでもないことに・・・。 この最後に書かれている事で、この作品の善し悪しが読者の方にどのように感じられるでしょうかね。私はこの意外な結末に???が頭に浮かびました。 | ||||
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コンビニ強盗殺人事件、記憶を失った若い女性、その女性を保護した男性の妹の失踪、これらと並行して明らかになる殺人事件、全くバラバラに見える事件がやがて一本の線に繋がって謎が解けていきます。 森村氏の長編作品としては短めで、テンポが良く小気味よいストーリー展開もあり、一気に読むことができます。やや、偶然が過ぎるのではないかと思わせる部分もないではありませんが、丁寧で無理のない謎解きもあって、この程度までなら有りかなという印象でした。 ただ、牛尾刑事はじめ刑事さん達はともかく、他の登場人物に人間的魅力を感じるような人がおらず、感情移入しにくいのが少し残念でした。 | ||||
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