喪失



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初公開日(参考)2006年12月
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長編小説

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喪失 (徳間文庫)

2011年03月04日 喪失 (徳間文庫)

デカは畳の上で死ねなくても、正義の上で死ぬのだ…先輩の教えを体するように警視庁捜査一課の若手刑事が殉職した。コンビニ強盗に立ち向かい、店員を守っての死だった。その通夜の席に現れた美しい女。警察官の誇りのために死んだ男と謎めいた女の関係、そして浮かび上がる残酷な事件の真相とは(「後朝の通夜」)…“喪失”をテーマに描き抜いた切々たるミステリー集、初文庫化。 (「BOOK」データベースより)




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喪失の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(4pt)

染み入る話

ロマンチック・ミステリーと説明書きにありますが、どちらかというと「男のロマン」ではないかと思います。
特に表題作、「喪失」の最後の1行にそう感じました(笑)

ロマンチックでクラシカル。
昭和の男の女々しさが、胸に染み入る短編集です。
喪失 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:喪失 (トクマ・ノベルズ)より
4198508550
No.1:
(5pt)

男の悲哀

非常に密度の濃い、七篇の短編集。
それぞれは、深い哀愁を伴い、心を大きく揺さぶられる。

最初に配置されている「永遠の至福」を読むのは、当初から、読むのが辛い。
棟居刑事が満開の桜並木の京都・哲学の道を、故人の妻と娘を回想しながら進む。
これまでの経緯でお分かりの様に、二人は、凶悪犯罪に巻き込まれ、無惨な死を遂げている。
ここで、棟居が買い求めた、桜並木の風景の写真に写っているカップルには、壮絶な現実があった。

表題作の「喪失」には考えさせられる。
妻の不貞を理由として、相手の男に殺意をいだき、二人で難所の登山をする。
はたして、殺人は実行されるのか?
後に浮かび上がる事実には驚く。

「一期のクラス会」は、哀しい。
出席者のうち数人は、死を覚悟または決意している。
そして、クラス会終了後には、壮絶な人生が待ち受けている。

全作品を支配する主要テーマは喪失だ。
そこには、男の悲哀が滲み出ている。
喪失 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:喪失 (トクマ・ノベルズ)より
4198508550



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