棟居刑事の砂漠の駅
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
評判
棟居刑事の砂漠の駅の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
棟居刑事の砂漠の駅の総合評価:
9.00/10点 レビュー 6件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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私は、森村氏の作品が特に好きで、色々な作品を読んだ。
その中で、この作品は特に好きだ。
氏が色々な作品中で、度々主張する事であるが、
仕事に熱心になり過ぎると、家庭での居場所がなくなるという、基本路線には共感出来る。
タイトルの砂漠の駅というのは、とあるバーの事を差していると思われる。
そのバーの常連は、多彩な過去を持ち、人生に疲れた人間ばかりだ。
このバーはそんな人間の「駅」だ。
駅は、定住の場所ではない。
東京新宿駅に代表される様に、ただ通り過ぎるだけのポイントでしか過ぎないはずだ。
しかし、バーであるこの駅は、単なる通過点ではなかった。
雑多な人間の心の拠り所だった。
推理面では、大変面白い状況が盛り込まれている。
車のトランクの死体が、別人にすり替わるという、怪奇な事が起きる。
この事件を捜査する牛尾刑事らに、有力な情報を提供するのが、バーの常連達だ。
事件解決の後にも、温かいものが後遺する。
本書には、人情、家庭、仕事、それから、兵庫県出石の旅情にも満ちている。
傑作だ。