黒い神座

1988年03月31日　黒い神座(みくら)

猫といっしょに死体が沼に浮いた。真相に近づいた男も姿を消す。権力の頂点を狙う政治家の野心の凄まじさと政治構造の暗部にメスを入れた渾身の社会派長篇推理小説。 (「BOOK」データベースより)

1990年01月31日　黒い神座(みくら) (カッパ・ノベルス)

ナンバーワン・ホステスが猫と心中!―その事件の真相を見抜いた深田光彦は突然、行方を晦ました。相前後して、農家の老人里村確三郎が命と壷を奪われた。心中、失踪、殺人―地元の記者勝野純一郎は、この3つの事件を結ぶ糸を手繰り始めるが…。一方、資産家の未亡人と結婚した栗須知良は、次期総裁の椅子を狙う政界の実力者間室達也に、巨額の献金を投じた。栗須の狙いとは。3つの事件との接点は何か?多次元構成で、錯綜する野望と殺意を重厚に描いた、著者渾身の長編推理小説。 (「BOOK」データベースより)

1990年11月30日　黒い神座(みくら) (角川文庫)

高級クラブ「パンドラ」のNo.1ホステスが猫と心中(!?)した。不審を抱いた深田光彦が行方不明。その後、クラブのオーナーで資本家の未亡人竹植量子が銀行員の栗須知良と再婚。さらに相前後して里村確三郎という老人が殺された。―深田の隣人で地元新聞の記者勝野純一郎は、東京近郊の新興都市を騒がせたこれらの出来事に関わるうち、一連の事件を結ぶ凶悪な存在を感じ真相を追う。一方、次期政権を目指す政界の実力者間室達也は、かつて恩を受けた里村老人の死をきっかけに事件と深く関係して行くことになる―。錯綜する野望と殺意を多次元構成でスリリングに描く長編推理小説。 (「BOOK」データベースより)

1993年03月31日　黒い神座 (光文社文庫)

ナンバーワン・ホステスが猫と心中。さらに、事件の真相を知った男が行方を晦まし、農家の老人が命と壷を奪われた。心中、失踪、殺人。新聞記者・勝野純一郎は三つの事件を結ぶ見ない糸を手繰り始めた。やがて、事件の背後に、資産家・栗須知良が投じた巨額の献金が見隠れするのだが…。権力を独占し、神になるための完全犯罪。長編推理の会心作。 (「BOOK」データベースより)

1997年02月28日　黒い神座 (徳間文庫)

東京郊外で「猫心中」と呼ばれる奇怪な事件が起きた。死体はクラブホステスと彼女の飼い猫。そして、この事件の真相を知る男が失踪。さらに農家の老人が殺害され壷が盗まれた―。三つの事件を追う地方新聞の記者・勝野純一郎は、連鎖の底に得体の知れぬ大きな黒い影をかいま見る。日本がバブルに向って驀進する高度経済成長期の政・財の構造をみごとに剔出した会心の長篇社会派推理!犯罪は完成するか。 (「BOOK」データベースより)

2000年02月29日　黒い神座 (ハルキ文庫)

埼玉県武州市の沼で、美人ホステスが愛猫と一緒に水死体で発見された。事故死と推測されたが、ホステスの“猫”仲間の男が、突然失踪してしまう。二つの事件に果たして関連はあるのか?失踪した男と同じマンションに住む地方新聞の記者・勝野純一郎は、独自に捜査を開始したが…。政財界で、“神の座”を目指す男たちの大きな野望とその犠牲にされた者たちの悲劇を聞く、社会派推理の傑作長篇。 (「BOOK」データベースより)

2006年04月06日　黒い神座（みくら） (光文社文庫)

ナンバーワン・ホステスが猫と心中。さらに、事件の真相を知った男が行方を晦まし、農家の老人が命と壷を奪われた。心中、失踪、殺人。新聞記者・勝野純一郎は三つの事件を結ぶ見ない糸を手繰り始めた。やがて、事件の背後に、資産家・栗須知良が投じた巨額の献金が見隠れするのだが…。権力を独占し、神になるための完全犯罪。長編推理の会心作。 (「BOOK」データベースより)

2012年04月20日　黒い神座 (集英社文庫)

埼玉県武州市の沼で、美人ホステスが愛猫と一緒に水死体で発見された。事故死と思われたが、ホステスの“猫”仲間が、突然失踪。失踪者と同じマンションに住む地方新聞記者・勝野は、一見無関係の二つの事件の関連を疑い、孤独な調査を始める。バベルの塔に犇めく権力志向集団の野望と悲劇をリアルに追求する一寸の虫の魂。ペンの力が権力亡者たちとの壮絶な死闘に挑む!迫真のミステリー。 (「BOOK」データベースより)