不連続線



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初公開日(参考)1991年10月
分類

長編小説

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不連続線 (光文社文庫)

1999年02月28日 不連続線 (光文社文庫)

吉本紀子の義母がカバン詰めの死体となって発見された!死の直前の義母・静枝の呟き、福井県秋津村役場からの葉書、静岡県浜松市で診察を受けた眼科医院…一見無関係な義母の言動をたどるうち、紀子は過去の忌まわしい事件と、ある男性の名を探りあてる。だが、彼には鉄壁のアリバイが!鮎川哲也が「一点の手ぬきのない作品」と評した傑作推理。 (「BOOK」データベースより)




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No.2:
(3pt)

デビュー作にしては上出来の謎、アリバイ・トリック

アリバイ・トリックの多重さは、プロットの捻り具合はベテラン並みなのに、事件とさほど関係ないところで、デビュー作の素人くさい粗雑さにぎょっとさせられてしまう。
貧乏育ちで苦学生、就職後も節約のため相部屋の寮暮らし。そんな主人公が自動車の運転免許をいつ取っていたか、取ったときの喜びには触れられていない。また、珍名さんばかり登場させたり、夏場にホットココアを飲んだり、捜査でこれから人に会うというなかで大餃子を食べたり、違和感が多い。
序盤、大団円後の終盤の独りよがり感、ぎこちなさ感が強い。
真相へ一歩一歩詰め寄る過程は読みごたえたっぷり。本筋と関係ない当時のミステリー作家への愚痴や主人公が翻訳仕事から推理小説作家への転身を匂わす記述、あたかも珍名さん総進撃みたいな端役に至るキャラクター命名、飯の本の謎と絡めたかったのか鬼平犯科帳から影響されたのか外食の細かい描写、これらは減らしたり無くても良かったでしょう。
不連続線 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:不連続線 (光文社文庫)より
4334727832
No.1:
(5pt)

第二回鮎川哲也賞受賞作  地味な昭和臭いアリバイ崩しを追求

第二回鮎川哲也賞受賞作であり、鮎川哲也氏が絶賛したそうである。第一回受賞者の芦辺氏や次点の二階堂氏のその後の躍進と比較すると、石川氏は作品がその後は殆どが所謂JOYノベルス系に顕著なキオスクトラベルミステリー一辺倒であり、イマイチ躍進したとは言い切れない感があるが、受賞作の本作はデビュー作としてはある意味昭和の古臭いアリバイ崩しを追求した意欲作であり、現在ではとても売れそうにない内容であるが、個人的にこういうのは好きである。
話に関係ないグルメ的描写や、写真に映った時刻のトリックネタなど、昭和40年代くらいの老大家推理作家が手堅く書いたような、ある意味フレッシュさに欠けるジジ臭い作風であるが、こういう昭和チックなアリバイ崩し捜査ものが好きなら間違いなく楽しく読める作品。
不連続線 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:不連続線 (光文社文庫)より
4334727832



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