デズデモーナの不貞
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先が気になってページを捲る手が止まりませんでした。 最後の話は悲しいものでしたが、後のすべての話は オチがわかった上でもう一度読んでみたくなりました。 | ||||
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あまり良いとは言えない作品集だった。ミステリー色が強いもの、ハードボイルド色が強いもの、まりえの存在意義が大きいもの、小さいもの様々混ぜこぜだが、特にラスト1編が唐突すぎた。「まりえの客」に何か伏線とか前日譚があるのかと思って読んでみたが何もなかった。もっと多くのまりえワールドを描こうとして途中で放り出した感じ。 | ||||
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逢坂剛は、私の中では“実に器用な作家”という位置付けで、社会派正義系の小説から、暗黒小説、サイコもの、果ては恋愛小説まで、どれも高い完成度の作品を提供してくれるが、この「デズデモーナの不貞」は、中でも異色作と言えるのではないかと思う。どこに位置付けるべきなのだろう。 「まりえ」という女がママを務めるバー“まりえ”は、池袋西口の界隈にある小さなバー。細い路地を入り、証券会社の看板のある角を曲がるとすぐのところにあり、鈴のついたドアを開けると、L字型のカウンターだけの細長い店に入る。 カウンターの中には、年齢不詳、長い髪を無造作に背中に垂らしたママがいる。ドレスはいつも黒。決して愛想の良いママではないし、さほど混雑することもないのだが、根強い常連はいて、何故か雨の日には何かしら事件が起こるらしい。 集まる常連客も変り種ばかりだが、何しろ最も特異性があるのはやはりママのまりえだろう。個人的にこういう女はかなり好き。 あとがきによると、別の短編集の中に「まりえの客」という短編があったという。その作品を読んだ人にとっては、思いがけないところで出会った続編、と感じられるだろう、とある。是非読んでみたいものだ。今作最終作の「まりえの影」を読むと、どうやらもう続編は出されない雰囲気なので残念だが、ママ・まりえのその後は想像しているだけで楽しそうだ。 | ||||
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『まりえの客』の続編となる短編集。 バー<まりえ>とママ・まりえが中心となり、その周辺で起きる事件を、 ある時は一人称で、ある時は三人称で、 内容もサイコからハードボイルドまで様々なタッチで描く。 設定的には北森鴻の<香菜里屋>的だが、 雰囲気はまりえのキャラクターの違いもあって、かなり違う。 読み比べてみるのも面白いだろう。 | ||||
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バー「まりえ」を舞台にした5つの短編ミステリー集。 いろいろな事情を抱えた客たちが、「まりえ」を舞台に、事件をおこしたり、事件に出会い、謎解きをやったりです。いずれの話にも「まりえ」の主人、まりえさんが、一枚噛んできます。 場面が、ほとんど「まりえ」であることもあり、舞台を見ているような作品でした。しかも、種もしかけもあり、また話ごとに、雰囲気が少しずつ異なってました。なかなか、贅沢な作品集でした。 また、まりえさんが、「酸いも苦いも」という感じで、魅力的な女性でした。 | ||||
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