ミクロの決死圏2
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すぐに送っていただきありがとうございました。 久々に読みたくなり、週末読みたいと思います。 名作がすぐ入手でき、古い本ですが状態も良かったです。 | ||||
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前作ミクロの決死圏の続編ではなくリメイク。様々な事情があり前書き、後書きで書かれてはいるものの、小説としては面白いとは思えない出来の作品。 証明できなかった自分の研究を確かめるチャンスとミクロ化の秘密を明かされても、200ページ近くに渡りうだうだと現実から逃げ続ける主人公。科学者チームは人物が薄っぺらいだけでなく、科学者らしくないキャラクターでとにかくつまらない見落としへの対処が延々と何度も続く。読者に分かり易くと言う配慮かもしれないが、まったくSFとしての魅力が無い説明的な文章がひたすら繰り返される。ラストにたしかに大きなビジョンの提示はあるがただそれだけ。基本設定を理解するだけの分を冒頭から読んだら、後は全て飛ばして最後の20ページだけ読めばもう十分です。最近の読者には冷戦が続いている未来世界という状況に特に説明がない点も理解を妨げるのではないでしょうか。 おそらく再評価されてふたたび出版される事は無い内容ですので、アシモフの熱烈ファンのコレクターアイテムとしてはおすすめです。 | ||||
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最初の作品はノベライズでしたが、 この作品は別物、 なのでアシモフ世界観がフルに生かされています。 そのため、違和感を覚える可能性がありますので そこのところは要注意。 メインは実は体内よりも 体内探索が終わった後にあります。 なぜならばそこに一波乱も二波乱も含む すごい展開が待っているから。 なので体内部分は 一部を除き、退屈に感じるかと。 逆転劇を楽しむと 面白く読めるかもしれません。 | ||||
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本書は映画のノヴェライゼーションであった前作に不満を持つアシモフが、 映画会社の「2」の原案も、P・J・ファーマーが書いた「2」も無視し、 虚栄心の固まりでデッチあげた、ハードSFパスティーシュパロディスラップスティックエピゴーネンである。 ハードSF風パロディは短編でバロウズの火星シリーズをハードSFにしたものをギャレットかセイバーヘーゲンあたりが書いていたと思うが、 さすがアシモフ、大長編でハードSFパロディを書くとは凄い。 プランク定数を捻じ曲げて、プッ、ミクロ化技術の成功は、ププ、 超光速飛行も、ギャハ、反重力もできるようになるんだってよ、ギャハハハ! そしてラストで、はらわたがねじくれるメチャメチャな大どんでん返しがあります。 前作は目から脱出し、「インナースペース」はくしゃみとともに口から脱出した。 本書はもちろん目も鼻も口も脱出路にするわけにはいきません。 どこから帰還するか大いに考えて笑ってください。 続編ではなくリメイクである。 これを映画にしても、前作にも「インナースペース」にも劣ると思う。 パロディとして読むのなら、ミクロ潜航艇のアッと驚く欠陥とか、 笑いどころはいっぱいある。 | ||||
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映画「ミクロの決死圏」の単なる小説化に不満足だったアシモフが,科学的な正確さを追求しつつ「人間をミクロ化して人体を探検させ」た本格ハードSF.主人公はアメリカの神経物理学者で,ソ連で行われる人体ミクロ化実験を応用した脳手術のために誘拐されてしまう.ミクロ化された時の様子を読者がリアルに感じられる平明な語り口と,サスペンス/ミステリー調のストーリーに引き込まれて一気に読める.筋力は筋肉の断面積(大きさの2乗)に比例するが体重は大きさの3乗に比例するので,ミクロの世界ではアリのように力持ちになることや,重力よりも,摩擦や粘性の原因である分子間力が支配的になること,血流中でブラウン運動が体感できることなどの例に見られるように,物理・化学・生物分野の知識を縦横無尽に取り扱った傑作. | ||||
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