ターミナル・マン
- 精神科医 (98)
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ジキルとハイド氏や透明人間を読んだ時と似たスリルが楽しめた。問題の男がとても辛そうで可哀想だった。 | ||||
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本書における、精神疾患の患者の脳の深部を電気刺激して治療する、電極により扁桃核を刺激することによって暴力発作を抑制する、さらに電極を皮下に留置したコンピュータとつないで自動的に刺激をする、といったコンセプトは本書が出版された少し前に世間を騒がせた精神科医Robert G Heathの実際の治療から著者が得たものと思われます。この脳深部刺激療法は現在Deep Brain Stimulation(DBS)という名のもとでパーキンソン病の患者を中心に行われています。精神疾患に対するDBSは今は海外で特定の精神疾患に対してのみ行われていますが、今後対象疾患の拡大が予想されています(日本では精神疾患に対しては行われていません)。 | ||||
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皆勝手にアメリカの大作家だと勘違いしているMクライトンの作品の中でもとりわけつまらない作品です。 いつものことだが、テクノロジーが暴走して脱走してそれを追うだけといういつもの相変わらずプロットが本作も炸裂しています。何回同じパターンやっているんだと言いたくなります。 最新のタイムリーな理系蘊蓄を入れるのはうまいが、プロットは素人レベルです。暴走するまでが辛気臭い上に暴走してからも盛り上がらない。中学生くらいの時に期待して読んだがあまりのつまらさなに最後まで読めなかった。一体何が評価されているんだろうクライトンという作家は。 | ||||
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本書の半ば、外科手術を受けたばかりのベンスンが病院を脱走したあたりから面白くなりました。発作までの時間が残り少なくなり、若き女医に迫る恐怖、心理学や脳科学、ペースメーカー、コンピューターなど巻末にあるように51さつもの文献を参考にしただけあって発作が起きた時の表現にも迫力がありました。 | ||||
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<国際精神外科学会>なる国際会議が初めて開催された直後に発表された作品で、当時に(技術的な意味を含め)最盛期を迎えていた精神外科学を本格的に取り入れた最初の(そして、恐らくは最後の)作品です。ロサンゼルスの大学病院(どうやらUCLA付属病院らしい)で癲癇発作を外科手術的に抑制する治療を受けた男性患者が病院を抜け出し、それを女性精神科医が追うというシンプルなストーリーですが、精神外科学だけではなくサイバネティックスなど当時に流行していた学問(の基礎知識)を垣間見せてくれるという意味でも楽しめる(そして、ノスタルジックな)作品に仕上がっています。映画化もされていますが、日本では題名が『電子頭脳人間』なる嘆かわしい邦題に変更されています。 | ||||
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