アンドロメダ病原体
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| 物質を核レベルでエネルギー変換すれば、エントロピー最大となる。 即ち無秩序そのもの。爆心地が表すものは、つまりはそういうこと。 ワイルドフェア研究所のシーリングを破った病原体をクリーニングするということは、秩序を持った(即ちエントロピーが低い)存在の秩序を破壊するという事(即ちエントロピーが高い)。 どっこい、アンドロメダ病原体は、なんとエネルギーを物質組成に直接変換するという、エントロピーの不可逆性を逆転させた驚くべき物質存在であった!! というお話です。あーSFなりSFなり。そこのけそこのけSFが通る。 SFとしては、傑作です! 文学としては、冷戦当時の核の恐怖と政治世界を潜在的背景にしつつ、冷たい合理性の表象たる生物科学研究所を舞台に、不完全な人間であるところの科学者達が地球外からやってきた未知の自然存在を身の程知らずにも突っつきまわすというお話で、当時の国家体制と科学技術に対する批判を小説全体の構図として遂行仕切っていると思います。 (研究所が科学の神殿なのですな…宇宙からやってきた超自然的悪魔を神殿の中に封じ込めようとして、失敗すれば、冷徹なロジックにより神殿ごと爆破!というのが国家の政治ロジックな訳ですよ…すげぇ…) なので、社会派小説としても傑作です! 現代の科学技術的ユーフォリアな連中も、そろそろアイタタな経験をしてもいい頃な筈なのですが、目下のところ、世界中で技術幻想に爆進中。 (馬鹿は死んでも治らない。それが人間…) さらにこの作品を『サウンドオブミュージック』を撮ったロバート・ワイズ監督が映画化しております。 これがまた映画として傑作! 原作読んで映画見て(その逆でもいいけど)、そのどれもが傑作という稀に見る傑作ですので、是非小説と映画共々にご覧になられる事をお勧めします。 エントロピー観点で誰かリメイクしてくれないかな~ | ||||
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| クラシカルな雰囲気のフィクションですが、1970にもこういうものがあったとは よく見るとこの作者はジュラシックパークも書いておられるようですね すごい想像力、創造力です。感服いたします。 | ||||
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| 著者の死後に続編が発売になったことに加え、このところのコロナ騒ぎもあって再評価されているようだ。ある意味、今最も熱い小説かも。 けれど今読むと、もうちょっとエンタメ小説として完成させないとなーという感じ。人間がまるで描けていないという評判も正にその通りだと思う。 終わり方もやや唐突。なるほどという納得感もほどほど。それでも、今から50年も前にこんな小説が書かれていたことはやっぱり驚きだ。クライトンは凄い! | ||||
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| はっきり言って駄作。3流のハリウッド映画のよう。前作が面白かったので読んでみたが、正直がっかりした。翻訳も読みにくい。元中国人民解放軍兵士が登場することもあまりに間が悪い。ムダ金を払い、時間を無駄にした。 | ||||
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| この作品の緊張感を思い出しました。これがデビュー作とは信じられないほどの完成度に当時は驚いたものです。ジュラシックパークとかはこの作品に比べたら、足元にも及びません。 | ||||
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